10月7日

ナゴヤドーム:中日13勝8敗1分
YB 002000211  6
D  000100000  1
勝:斎藤タカシ3勝4敗
負:中里1勝1敗
本:
ハマのスペランカー31、T.ウッズ38、小池20
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 泥沼の5連敗で最悪のフィナーレ!
落合監督のオレ流大チョンボ采配が祟って、連覇の夢が無惨に散った中日。せめて今季最終戦は名手・川相の華麗なプレーの披露と通算犠打世界記録の更新,守護神・岩瀬のシーズンセーブ日本記録の更新でファンを喜ばせて欲しい所だったが、またもや落合監督は名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。長期に渡るリハビリモードから復活の今季初先発となる中里は失意のどん底に叩き落とされ、初回から自らエラーを犯すなど満塁のピンチ。ここは何とか切り抜けたものの、3回、二死二塁からハマのスペランカーにレフトスタンドへ31号先制2ランを叩き込まれて、この回限りで失意のKO。川相不在の中日打線は4回、先頭のT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ38号ソロを叩き込んで、ようやく1点を返すも、ここから再び打線が沈黙。中日3番手・高橋聡は7回、二死一塁から小池,金城と連続タイムリーを浴びて、2点を失うと、8回には自らの暴投でやらずもがなの1点を献上。更に、9回には4番手・小林が小池に20号ソロをぶち込まれて、ダメ押しの6点目を献上。結局、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、敗れるべくして敗れた中日は5連敗と言う最悪の形で今季を締め括り、来季への大きな不安を残してしまった。
神宮:ヤクルト11勝10敗1分
C  020002036 13
S  001102000  4
勝:黒田15勝11敗
負:吉川3勝3敗
本:
栗原15、嶋26,27
 新井、決勝2点三塁打! 黒田、ハーラートップタイの15勝目!
広島は2回、先頭の求道者・前田が死球を食らうと、続く栗原がライトスタンドへ15号2ランを叩き込み、2点を先制。2点を追うヤクルトは3回、ヒットの米野を二塁に置いて、宮本がライト前へタイムリーを放ち、1点差。続く4回には寿司職人ラミレス,リグスの連打で無死二、三塁とすると、一死後、城石がスクイズを決めて、同点。広島は5回から先発・大竹に代えて、最多勝を狙う黒田をここで投入するセコい継投を敢行。すると直後の6回、広島は無死一塁から嶋がライトスタンドへ26号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。折角、勝利投手の権利を貰ったと言うのに黒田はその裏、一死二、三塁から2つの暴投で走者を一掃し、試合は振り出しに。追いつかれた広島は8回、一死一、二塁から新井が走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせて、2点を勝ち越し。更に、二死後、栗原にもタイムリーが飛び出し、この回、3点。9回には嶋のこの日2本目となる27号3ラン等で一挙6点を奪い、試合を決定付けた。打線の援護に恵まれた黒田は下柳に並ぶハーラートップタイの15勝目をマーク。
 中村GM、新監督に就任! 仰木さん、破戒僧・清原獲得へ自信満々!
偽バファローズは今季限りで勇退を決めた仰木さん(現シニアアドバイザー)に代わり、辻内(大阪桐蔭)のハズレくじを引いて、当たったと勘違いして大喜びする大恥かいたばかりの中村GMを後任監督として迎えると正式に発表した。1年契約で年俸は6000万円(推定)。阪神時代以来、11年ぶりの指揮を執る事になった中村GMは「青天の霹靂で…」先日、退任したばかりの悪太郎・堀内(巨人)前監督の就任時と同じコメントを吐いてしまい、偽バファローズファンを不安に陥れた。また、同じ席で仰木さんは中村新監督を援護すべく、巨人を自由契約となる破戒僧・清原の獲得へ向け、既に、極秘に会談した事を明らかにした。
 西武、高木大に戦力外通告! 広島では沢崎,小林ら6人が戦力外!
各球団続々と戦力外通告が行われているが、この日は西武が高木大成内野手に非情の通告。97,98年の連覇に貢献するなど、主軸として活躍していたものの、近年は故障に悩まされ続けて、出番が激減。今季も僅かに13試合の出場に留まっていた。今後の去就について、星野球団社長は功労者である事を評価し、本人の意思を尊重するとの事。一方、広島では沢崎,小林,国木,松本奉,石橋,田村の6人に戦力外通告。沢崎は1年目で酷使に耐えながら燃え尽きる広島即戦力新人投手の例に漏れず、2年目以降はパッとせず。また小林も1年目に人斬り抜刀斎,マッスル千代の富士,ミスタースナイパーらとのハイレベルな新人王争いに惜しくも敗れたものの、獅子奮迅の活躍を見せたが、新潟明訓高校出身であったのが運の尽きパ・リーグの疫病神・水島新司に目をつけられて、呪いをかけられてしまう不幸も重なり、1年目で酷使に耐えながら燃え尽きる広島即戦力新人投手の例に漏れずに尻すぼみの野球人生となった。