10月4日

東京ドーム:巨人10勝11敗
C  000010100  2
G  20000100×  3
勝:野間口4勝3敗
負:黒田14勝11敗
S:林2勝2敗18S
本:
川中4,5
 川中、先制&ダメ押し弾で全打点! 野間口、6回1失点で4勝目!
辻内を引き当て、ご機嫌の悪太郎・堀内監督は亀井,川中の新一、二番コンビを組むとこれが的中。初回、亀井がいきなりライト前に弾き返すと、続く川中がライトスタンドへ4号2ランを放り込み、2点を先制。巨人先発・野間口は4回までパーフェクトの快投を見せていたが、5回、先頭の新井に初安打となる二塁打を浴びると、続く求道者・前田にライト線へのタイムリー二塁打を許し、1点差。2回以降、1安打と沈黙していた巨人打線だが、6回、またも川中がこの日2本目となる5号ソロを叩き込み、再び2点差。直後の7回、広島は一死から倉が四球を選ぶと、二死後、代打・キムタクがライト前に弾き返して、一、三塁。ここで代打・野村がライト前へタイムリーを浴びせて、1点差。8回には新井,求道者・前田が連続死球を食らうと、二死後、倉が歩いて、満塁のチャンス。しかし、ここで代打・石原が空振り三振に倒れて、三者残塁。9回も一死一、二塁のチャンスを作った広島だったが、新井,ルパン広瀬と倒れて、あと1点が届かなかった。
神宮:ヤクルト8勝12敗
D  000000100  1
S  01001000×  2
勝:石堂1勝2敗
負:中田8勝3敗
S:石井4勝3敗35S
 名手・川相、今季初の聖域起用! 土橋、執念の超ファインプレー!
執拗な川相幽閉策により、連覇に失敗したにも拘わらず、全く反省の色が見えない落合監督はまたもや名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・中田に対して、ヤクルトは2回、二死二塁から小野のセンター前タイムリーで1点を先制。5回には四球で出た石堂を三塁に置いて、岩村のタイムリー二塁打で2点目を追加。事態を重く見た落合監督は6回から井端を下げ、今季初めて名手・川相を聖域ショートの守備へ投入堅実無比の守備力,広大無比の守備範囲を誇る名手・川相がついに本職に回ると言う絶大な安心感に包まれた中田は見事に3人で斬って取る好投を展開。意気上がる中日は直後の7回、中村公,ピンキー井上のヒットで二死一、二塁のチャンスを掴むと荒木がセンター前へ弾き返して、中村公がホームイン。ここで登場した名手・川相は執拗な幽閉策により、長きに渡り、強行策から遠ざけられていた事で実戦の勘が薄れてはいたものの、食らいつくバッティングで右方向へ痛打。その瞬間、誰もが同点タイムリーと思ったこの打球だったが、セカンド土橋が超ファインプレーでこれを抑え、惜しくも二者残塁。ヤクルトは再び川相に打席を回してはならないとばかりに8回途中から早くも守護神・石井を投入し、1点のリードを守りきった。先発・石堂は今季初勝利をマーク。
甲子園:阪神12勝6敗3分
YB 000012111  6
T  000200101  4
勝:ハマのチンピラ11勝9敗
負:井川13勝9敗
S:クルーン3勝2敗26S
本:
林1、キュラソ星人40、ハマのスペランカー30、金城12、小池19
 悪の温床で単独首位!
0−0で迎えた4回、ここまで横浜先発・ハマのチンピラの前にノーヒットに抑え込まれていた阪神が、一死から林のプロ初アーチで先制すると、続くキュラソ星人も大台となる40号アーチを放ち、この回2点。直後の5回、横浜はハマのスペランカーの30号ソロで1点を返すと、続く6回には二死一塁から金城の12号2ランが飛び出して、一気に逆転に成功。更に、7回には一死三塁から村田のタイムリー二塁打で4点目。その裏、シャア少佐のタイムリーで1点差と詰め寄られるも、8回に小池の19号ソロ,9回にはリトル万永くんのタイムリーで1点ずつ加え、ダメ押し。阪神はその裏、横浜守護神・クルーンから代打・関本のタイムリーで1点を返したものの、最後はシャア少佐がショートゴロに倒れて、ゲームセット。