10月2日

東京ドーム:巨人6勝16敗
YB 000000000  0
G  00000100×  1
勝:上原9勝12敗
負:吉見4勝2敗
本:
マッスル千代の富士16
 マッスル千代の富士、値千金の一発で連敗阻止! 上原、5安打完封で9勝目!
泥沼の連敗地獄で80敗へリーチをかけた巨人。ついにぶち切れた悪太郎・堀内監督は怒濤のチャンスブレイカー・ニックンをスタメンから降格させるまっとうなオーダーを展開…と思いきや、単に、先月29日の阪神戦でヘッポコ守備の所為で打球を体で受けた事で右肋軟骨を亀裂骨折していただけの話であった。先発・上原は2回、二死一塁の場面で村田に左中間を破られるも、一気に本塁を狙ったマイケルを三浦−黒田−小田と繋ぐ中継プレーで刺し、ピンチ脱出。その裏、2回、一死一、二塁のチャンスを掴むも、ニックンの代わりにショートに入った黒田がショートゴロゲッツーとまるでニックンの怨念に取り憑かれた様なチャンスブレイク。更に、3回には二死満塁のチャンスに小久保が見逃し三振に倒れて、三者残塁。最早、一発に賭けるしかないとばかりに6回、マッスル千代の富士がライトスタンドへ16号ソロを叩き込み、ついに1点を先制。上原は3回以降、全く危なげのない投球で最後まで投げきり、今季2度目の完封で9勝目。巨人の連敗はようやく6でストップした。
ナゴヤドーム:中日14勝8敗
C  000300001  4
D  101000000  2
勝:大島2勝2敗
負:川井0勝1敗
S:ベイル2勝1敗23S
本:
求道者・前田32
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 川井、替え玉登板で失意のプロ初黒星!
執拗な川相幽閉策により、連覇に失敗したにも拘わらず、全く反省の色が見えない落合監督はまたもや名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行ナインの反発を沈める為にとりあえず、先発マウンドに「川井」を送り込んだ。初回に併殺崩れの間に先制し、3回にはT.ウッズのタイムリーで2点のリードを奪った中日だが、川相幽閉策を誤魔化す為だけに引っ張り出された川井は3回を投げた所で既に限界。迎えた4回、二死三塁のピンチを迎えると、新井にレフト前タイムリーを浴び、1点差。更に、続く求道者・前田にはライトスタンドへ32号2ランを叩き込まれて、あっさり形勢逆転。9回には4番手・小林が代打・小林にタイムリーを許して、4点目を献上。一向に川相を起用しようとしない落合監督のオレ流大チョンボ采配に意気消沈の中日打線は4回以降、完全に沈黙。最後は広島守護神・ベイルの前に3人で斬って取られて、ゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、敗れるべくして敗れた中日の連勝は3でストップ。あまりにも偉大な男の替え玉に使われたプレッシャーに押し潰されてしまった川井は失意のプロ初黒星を喫した。
神宮:ヤクルト10勝12敗
T  002203000  7
S  000000000  0
勝:杉山9勝6敗
負:藤井9勝12敗
本:
鳥谷7、ゼブラ今岡29
 鳥谷、先制7号2ラン! 杉山、6回無失点で9勝目!
0−0で迎えた3回、阪神は一死からシャア少佐がセカンドへの内野安打で出ると、続く鳥谷がライトスタンドへ7号2ランを放り込んで、2点を先制。続く4回には先頭のゼブラ今岡が29号ソロを叩き込むと、一死一塁から関本のタイムリー二塁打でこの回、2点。6回には二死から関本,杉山の連打で一、二塁とすると、シャア少佐がレフト前へタイムリー。更に、鳥谷がヒットで繋いで満塁となった所で藤本が2点タイムリーを放ち、7点目。投げては先発・杉山が6回を無失点。7回に桟原を挟んで、8回から7点もリードがあると言うのに無為にJFKトリオを投入する大人げない継投で完封リレーを達成した。