10月1日

ナゴヤドーム:中日14勝7敗
C  020000010  3
D  01000230×  6
勝:中里1勝0敗
負:大竹10勝12敗
S:岩瀬1勝2敗46S
本:
T.ウッズ37
 名手・川相、芸術的犠打炸裂! 岩瀬、日本新46S! 中里、復活のプロ初勝利!
執拗な川相幽閉策により、連覇に失敗したにも拘わらず、全く反省の色が見えない落合監督はまたもや名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・石井は2回、二死一、二塁のピンチを迎えると、倉にセンター前へ弾き返され、先制点を献上。更に、続く投手の大竹にまでレフト前へタイムリーを浴びて、この回、2失点。その裏、中日は先頭のT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに37号ソロをたたき込み、1点差。2−1の儘、迎えた6回、中日のマウンドには右肩,右肘手術からの再起を懸ける中里が4年ぶりの一軍登板。先頭の新井を空振り三振に斬ってとった中里は続く求道者・前田をショートゴロ,栗原を空振り三振に仕留める三者凡退の好投で復活をアピール。すると、その裏、中日は二死走者なしから福留の四球,T.ウッズのヒットで一、二塁とした所でオチョアが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に逆転に成功。続く7回には先頭の中村公が三塁打を浴びせると、谷繁のタイムリー二塁打で4点目。ここでついに名手・川相が代打で登場。500%バントと警戒されている場面ながら、名手・川相はいともあっさりと三塁線へ転がす芸術技を見せつけ、前人未踏の通算犠打記録を527へと更新厳しい警戒網を簡単にくぐり抜けらる川相の恐るべき職人技に動揺を隠せない長谷川は荒木の打席で暴投を犯し、谷繁は労せずしてホームイン。川相投入で意気上がる中日は更に、続く荒木がショートへの内野安打で出た後、二盗,三盗と鮮やかに決めると、井端がライト前へタイムリーを放ち、この回、3点。名手・川相は当然、その儘、サードの守備へ入り、万全の逃げ切り体勢に入った中日は土壇場9回、守護神。岩瀬を投入。堅実無比の守備力と広大無比な守備範囲を誇る和製オジーと称される程の名手・川相の絶大な安心感に支えられた岩瀬はヒットを浴びても全く動じる事なく後続を断ち切り、日本新記録となるシーズン46セーブ目をマーク。復活のマウンドを遂げた中里には待望のプロ初勝利が転がり込んだ。敗れた広島はこれで今季の最下位が確定した。
 破戒僧・清原、自由契約へ! パ3球団が獲得に名乗り!
かねてより今季限りでの退団が噂されていた破戒僧・清原がこの日、巨人を自由契約となる事が発表された。8月末に左膝半月板の内視鏡手術を受け、リハビリモードの破戒僧・清原に対して、球団は来季の戦力構想から外れていると通告。来季も現役続行の意思がある破戒僧・清原は自由契約となる事を希望し、受け入れられた格好だ。これに対して、シーズン97敗と壊滅的な弱小ぶりを見せつけた悪の温床・楽天,清原の故郷である関西を本拠地に持つ偽バファローズ、そして、破戒僧・清原の古巣である西武が獲得に興味を示している事が明らかになった。
東京ドーム:巨人5勝16敗
YB 000301203  9
G  000003000  3
勝:土肥9勝10敗
負:西村2勝4敗
本:
矢野7
 巨人、投打に精彩欠き、80敗へリーチ! 土肥、今季対巨人7勝目!
0−0で迎えた4回、巨人先発・西村に対して、横浜は一死一塁からメカゴジラが左中間突破のタイムリー二塁打を浴びせて、1点を先制。更に、ハマのスペランカーが右中間突破のタイムリー二塁打,マイケルがセンター前タイムリーを放ち、この回、3点。6回には一死二塁から村田のタイムリーで4点目。その裏、矢野の7号ソロ等で1点差に詰め寄られるも、直後の7回、二死満塁からマイケルが右中間へ弾き返して、2点差を追加。9回には村田,相川の連続タイムリー二塁打でダメ押しの3点を追加。先発・土肥は6回3失点で9勝目。うち対巨人は7勝目と言うキラーぶりを見せつけた。球団のシーズンワースト敗戦記録を着々と更新している巨人は投打に渡って不甲斐ない試合を展開し、今季2度目の6連敗で悪夢の80敗へリーチを懸けた。
神宮:ヤクルト10勝11敗
T  200032003 10
S  000005000  5
勝:安藤11勝5敗
負:ゴンザレス4勝5敗
本:
キュラソ星人39
 キュラソ星人、一発含む4安打4打点! 安藤、6回5失点も11勝目!
阪神は初回、一死一、三塁から、キュラソ星人,ゼブラ今岡の連続タイムリーで2点を先制。5回には一死一、二塁からキュラソ星人がライトスタンドへ39号3ランを放り込むと、6回には鳥谷,林の連続タイムリーで7点目。ワンサイドゲームになるかと思いきや、その裏、ヤクルトが二死走者なしから猛反撃を開始。宮本が二塁打で口火を切ると、続く岩村がセンター前へ弾き返して、まず1点。更に、寿司職人ラミレスのヒット,リグスの死球で満塁となった所で真中が2点二塁打。続く城石もセンター前へ2点タイムリーを放ち、この回、大量5点で2点差。いつもならウィリアムス,藤川辺りが出てくる所だが、優勝を決めてすっかり手抜きモードの阪神は7回から能見を投入。能見は7回二死二塁,8回も無死一、二塁とピンチの連続ながら、辛くも凌ぎきると、9回、代打・悠久の若虎・桧山,藤本の連続タイムリーでダメ押しの3点を加え、試合を決定付けた。