9月28日

甲子園:阪神13勝8敗
G  020200001  5
T  60010000×  7
勝:井川13勝8敗
負:春風亭半ケツ8勝11敗
S:久保田5勝4敗27S
本:
ガッツな貴公子11、矢野6
 阪神、初回6点の集中攻撃! 会心の5連勝でついに優勝へ王手!
阪神は初回、巨人先発・春風亭半ケツに対し、シャア少佐のレフト線三塁打を皮切りに5連打で3点をあげると、更に、スペンサーが歩いて満塁となった所で矢野の犠飛,井川,シャア少佐の連続タイムリーで早くも6点をゲット。いきなりの大量ビハインドとなった巨人は2回、一死一塁からガッツな貴公子・仁志が左中間スタンドへ11号2ランを叩き込むと、4回には二死一、二塁から村田がレフトオーバーの走者一掃二塁打を浴びせて、2点差。しかし、その裏から代わったシコースキーが二死三塁からゼブラ今岡にタイムリーを浴びて、7点目を献上。巨人は9回に抑えの久保田から矢野が一発を放ったものの、反撃もそこまで。4連敗でヘッポコ監督の代名詞・茂雄が成し遂げた記録を上回る球団ワーストのシーズン77敗目を記録した。一方、阪神は5連勝でマジックを2つ減らし、ついに2年ぶりの優勝へ王手をかけた。
横浜:横浜6勝12敗1分
D  000000100  1
YB 00100500×  6
勝:アゴくら11勝7敗
負:人斬り抜刀斎11勝8敗
本:
小池18
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 中日、打線沈黙で連勝ストップ!
逆転Vには阪神の大低迷を願うしかないとは言え、それでも中日自身が勝ち続ける事が絶対条件。依然として、足を痛めている立浪が欠場を余儀なくされいるにも拘わらず、落合監督はまたもや名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・人斬り抜刀斎は3回、小池に18号ソロを叩き込まれて、先制点を献上。川相不在の中日打線は横浜先発・アゴくらに対して、先頭の荒木が二塁打を浴びせた以降は全くヒットが出ず。6回には3つの四球でノーヒットながらも満塁のチャンスを掴んだが、森野が空振り三振に倒れて三者残塁。この期に及んで川相を起用しようとしない落合監督のオレ流大チョンボ采配に落胆の色を隠せない人斬り抜刀斎はその裏、一死から四球を1つ挟んで6連打の集中攻撃に遭い、悪夢の5失点。この後、中日は7回に内野ゴロの間に1点を返して、完封を免れるのが精一杯。結局、名手・川相は悪夢のフル欠場に追い込まれ、敗れるべくして敗れた中日の連勝は4でストップ。
広島:広島9勝11敗
S  000000000  0
C  00010010×  2
勝:黒田14勝10敗
負:館山9勝6敗
本:
求道者・前田31
 栗原、先制二塁打! 黒田、4安打完封でハーラー単独トップの14勝目!
ヤクルトは初回、連打と四球でいきなり無死満塁と絶好のチャンス。しかし、寿司職人ラミレスが空振り三振に倒れると、続くリグスはショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点。0−0で迎えた4回、広島は一死一、二塁から栗原のタイムリー二塁打で1点を先制。7回には先頭の求道者・前田がライトスタンドへ31号ソロを叩き込み、2点目。投げては先発・黒田が2回以降、尻上がりに調子を上げ、終わってみれば4安打完封でハーラーダービー単独トップに躍り出る14勝目をマークした。
福岡:ソフトバンク17勝3敗
E  020020100  5
H  20010300×  6
勝:新垣10勝6敗
負:有銘3勝10敗
S:馬原6勝6敗22S
本:
松中46、ズレータ43、山崎25、礒部16
 的場、決勝タイムリー! 新垣、滑り込みで2年連続10勝目!
初回、松中の46号2ランで先制された悪の温床・楽天だが、直後の2回、二死満塁から佐竹の2点タイムリーで同点。追いつかれたソフトバンクは4回にズレータの43号ソロで勝ち越しに成功。5回、杉内は最多奪三振のタイトル奪取のチャンスを貰えなかったのに、10勝させてやろうと言う王さんの温情采配に恵まれた新垣が2番手としてマウンドに上がったが、山崎,礒部の連続ホームランで逆転される大失態。しかし、ソフトバンクは6回、一死から荒金が三塁打を放つと、川崎,的場の連続タイムリーで逆転。更に、二死後、大村もタイムリーを浴びせて、この回、3点。悪の温床・楽天は7回に川口のタイムリー二塁打で1点差まで詰め寄ったものの、あと一歩及ばず。新垣は4イニングのロングリリーフで3点を失う不甲斐ない内容であったが、辛くも白星を拾い、2年連続の2桁勝利をあげた。
西武吹き抜けドーム:西武9勝11敗
Bs 000000000  0
L  30002002×  7
勝:大沼5勝7敗1S
負:JP14勝12敗
本:フェルナンデス26、中村22、栗山10

 フェルナンデス、先制26号2ラン! 4投手で散発5安打完封リレー!
西武は初回、二死走者なしから貝塚が四球を選ぶと、フェルナンデス,中村が連続アーチを叩き込み、3点を先制。5回には栗山の10号ソロ等で2点を追加。8回には片岡,中島の連続タイムリーでダメ押しの7点目。投げては先発・大沼が6回まで2安打無失点の好投を展開。7回からはミッチーー山岸−森が1回ずつを0点で切り抜け、完封リレーで最終戦を飾った。
札幌ドーム:日本ハム8勝11敗1分
M  01000000000  1
F  10000000002× 3
勝:武田2勝0敗2S
負:藤田1勝4敗
本:
ガッツ37、フランコ21、田中賢1
 連夜の延長! 代打・田中賢、今季初アーチがサヨナラ2ラン!
初回、日本ハムは二死からガッツがライトスタンドへ37号先制ソロ。1点を追うロッテは直後の2回、一死からフランコがライトスタンドへ21号ソロを放って、同点。その後、両軍共に走者を出しながら、均衡を破れず、1−1の儘、試合は連夜の延長に突入。迎えた11回、日本ハム4番手の武田が三者三振の快投でチームの勢いをつけると、その裏、一死からガッツがライト前ヒットで出塁。ここで代わった藪田に対して、田中幸はセカンドフライに倒れるも、続く代打・田中賢がライトスタンドへ今季初アーチとなる劇的な逆転サヨナラ2ランを叩き込んだ。