9月24日 S−YB(神宮):雨天中止

ナゴヤドーム:中日13勝8敗
G  000000032  5
D  10021430× 11
勝:石井3勝1敗
負:西村2勝3敗
本:
T.ウッズ36、小久保34
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 11点差からあわや逆転負けの辛勝!
逆転Vには阪神の大低迷を願うしかないとは言え、それでも中日自身が勝ち続ける事が絶対条件であるにも拘わらず、落合監督はまたもや名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。しかし、先の中日との3連戦で優勝争いで盛り上がっている回りの空気を読まずに3タテをかまして、セ・リーグの灯を消しかけた事への贖罪のつもりか、巨人はカリメロの最多勝へのチャンスを剥奪してまで、前夜の酒井Jr.に続いて、この日も若手の西村を先発起用。川相不在とは言え、格下相手に抑え込まれる訳にはいかない中日は初回、立浪のタイムリーで先制すると、4回には投手の石井が自ら2点タイムリー二塁打。5回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにT.ウッズが36号ソロ。更に、6回には井端,福留,T.ウッズの3連続タイムリーで4点,7回にも荒木,井端の連続タイムリーで3点を加え、11−0。しかし、ここから前夜同様の悪夢が襲いかかる。一向に川相を投入しての逃げ切り体勢を整えようとしない落合監督のオレ流大チョンボ采配に辟易とした中日ナインのモチベーションがどん底に陥り、8回、川相不在の中日ならば、逆転の余地はあるとばかりに小久保に34号3ランを叩き込まれる始末。土壇場9回、落合監督は「川相」を出さない代わりに「川井」をマウンドに送り、お茶を濁そうとしたが、ルーキー・川井に大ベテラン・川相の代わりなど出来よう筈もなく、球界の至宝・川相の役を無理矢理あてがわれたプレッシャーに苛まれた川井は自らタイムリーエラーを犯すなど、2点を失い、失意のKO。最後は鈴木が何とか抑えたものの、逆転優勝を狙う気ゼロの指揮官に対して、ナインの不信感は募る一方だ。
広島:広島6勝15敗
T  000024000  6
C  000100020  3
勝:能見4勝1敗
負:大竹10勝11敗
S:久保田5勝4敗25S
本:
新井43、矢野19、藤本1
 藤本、今季初アーチが決勝弾! 阪神、3連勝でマジック4!
0−0で迎えた4回、広島は新井の43号ソロで先制。しかし、直後の5回、阪神は先頭の矢野がレフトスタンドへ19号ソロを放ち、あっさり同点に追いつくと、続く藤本もライトスタンドへ今季初アーチを叩き込み、勝ち越しに成功。続く6回には悠久の若虎・桧山,シャア少佐のタイムリー等で一気に4点を奪い、試合を決定付けた。8回に先発・能見が2点を失い、KOされたものの、ここから藤川−久保田と繋ぐ必勝リレーで逃げ切り、マジックを1つ減らして、4とした。
西武吹き抜けドーム:西武9勝10敗
H  100002020  5
L  000003003× 6
勝:小野寺1勝2敗
負:三瀬2勝2敗18S
 リリーフ陣に不安あり! V3へ王手も悪夢の逆転サヨナラ負け!
初回に併殺崩れの間に先制したソフトバンクは6回にはホルベルトのタイムリーで2点を追加。しかし、その裏、西武は4安打を集中して、3点を返し、一気に同点。3−3の儘、迎えた8回、ソフトバンクは一死から3連続四球で満塁のチャンスを掴むと、代打・大道がセンター前へ弾き返して、2点を勝ち越し。土壇場9回、馬原が不調の為、7回途中から登板の吉武がその儘、マウンドへ上がったが、いきなり中村,中島と連打を浴びて、KO。代わった三瀬も礒?を歩かせて、無死満塁とすると、続く野田にはレフト前へタイムリーを浴びて、1点差。更に、代打・後藤武に2点タイムリー二塁打を浴びて、サヨナラ負け。ロッテが敗れた為、マジックは1つ減り、3年連続優勝へ王手をかけたが、吉武,馬原,三瀬ら終盤を任せるリリーフ陣に大きな不安を残す結果となった。勝った西武は3位が確定し、24年連続のAクラスが決まった。
FC宮城:悪の温床・楽天7勝13敗
M  000000010  1
E  00310013×  8
勝:一場2勝9敗1S
負:久保10勝3敗
本:
井上2
 礒部、先制犠飛! 一場、1失点完投で2勝目!
悪の温床・楽天は3回、一死満塁から礒部の犠飛,川口のタイムリー二塁打で3点を先制。4回には高須のタイムリー二塁打で1点を加え、ロッテ先発・久保をKO。7回には吉岡が犠飛,8回にも佐竹,高須の連続タイムリーでダメ押しの3点を追加。投げては先発・一場が立ち上がりから付け入る隙を許さない好投を展開。8回に代打・井上に2号ソロを浴びて、完封こそ逃したものの、完投で2勝目をマークした。ロッテはこれで今季の単独1位が消滅となった。
GS神戸:偽バファローズ7勝12敗
F  100200000  3
Bs 010000000  1
勝:ダルビッシュ5勝5敗
負:黒騎士4勝13敗
S:武田1勝0敗2S
本:
木元18
 黒騎士、4回3失点KO! 偽バファローズ、3連敗でAクラス入り消滅!
初回、日本ハムは四球で出た田中賢が二盗を決めると、二死後、青波の長瀬がレフト前に弾き返して、1点を先制。1点を追う偽バファローズは2回、一死一、二塁のチャンスに日高がセンター前へ同点タイムリー。1−1で迎えた4回、日本ハムは一死から青波の長瀬がライト前ヒットで出ると、二死後、木元がライトスタンドへ18号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。先発・ダルビッシュは毎回の様に走者を出しながらも、要所を締める粘りの投球で7回まで追加点を与えない。8回からは建山,9回からは武田と繋いで2点のリードを守りきった。敗れた偽バファローズは3連敗でAクラス入りが消滅した。