9月19日

東京ドーム:巨人10勝10敗
S  200000010  3
G  02000002×  4
勝:シコースキー7勝1敗
負:松岡0勝2敗
S:林2勝2敗16S
本:
阿部26、マッスル千代の富士14
 悪太郎・堀内監督、怒濤の嫌がらせ采配! 桑田、7回2失点の好投も白星ならず!
本来の登板予定を2日もずらされたばかりか、前日はスタメンから外れていた怒濤のチャンスブレイカー・ニックンを何を血迷ったかよりもよって2番ショートの聖域に置くと言う悪太郎・堀内監督の立て続けの嫌がらせを受け、失意の桑田はいきなり先頭の青木を歩かせると、宮本にはライト前へ弾き返され、無死一、二塁と早くもピンチ。岩村のピッチャーゴロで一死二、三塁となった所で寿司職人ラミレスをどん詰まりのサードゴロに打ち取るも、既に2つの嫌がらせをかましている事からも分かる様に桑田の今季初勝利をバックアップしようと言う気なと全くない悪太郎・堀内監督が前進守備を指示していなかった事でむざむざ先制点を献上する有様。更に、続くリグスにもタイムリーを浴びて、この回、2失点。その裏、巨人は先頭の清水がセカンドゴロに倒れると、桑田登板時は嫌がらせの様に凡退を繰り返す造反五人衆の筆頭刺客・ニックンは2番にあるまじき無茶振りでどん詰まりのショートゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。これで士気を削がれたマッスル千代の富士も打ち取られ、三者凡退。しかし、続く2回、先頭の小久保が四球を選ぶと、阿部がチャンスメーカーの2番が打線を分断すると言う訳の分からないオーダーを組まれた以上、最早、一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ26号2ランを叩き込み、一気に同点。初回こそ、ピリッとしなかった桑田だが、2回以降はストライク先行の投球でヤクルト打線を翻弄し、今季最長の7回まで付け入る隙を許さない好投を展開。しかし、肝心の味方打線が一向に追加点を奪えない体たらく。7回裏には二死から矢野がヒットで出るも、村田が打ち上げて、またまた無得点。8回も当然、マウンドに上がると思われた桑田だが、ここで悪太郎・堀内監督はシコースキーにスイッチして、桑田の初白星のチャンスを剥奪する嫌がらせを敢行。しかも、このシコースキーがリグスにタイムリーを浴びて、勝ち越し点を献上する最悪の展開。重苦しいムードに包まれた巨人だが、その裏、川中が内野安打で出ると、清水の犠打で二進。怒濤のチャンスブレイカー・ニックンは2番にあるまじき無茶振りでファーストへのどん詰まりのフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するも、続くマッスル千代の富士がライトスタンドへ14号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。9回は林がピンチを迎えながらも、辛くも凌ぎきって、連敗は5でストップした。
甲子園:阪神10勝10敗
D  160010040 12
T  000020000  2
勝:佐藤1勝0敗
負:杉山8勝6敗
 名手・川相、攻守に渡る大活躍で連敗阻止! 佐藤、5回2失点でプロ初勝利!
今季最後の直接対決を迎え、最低でも3連勝しなければいけない状況であるにも拘わらず、落合監督はまたも名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。連覇する気など毛頭感じられない指揮官の采配にぶち切れた中日ナインは初回、福留のタイムリーで先制すると、続く2回には6長短打で一挙6点を奪い、阪神先発・杉山をKO。5回には荒木のタイムリーで8点目。今季初登板となる先発・佐藤は4回まで無安打の好投を見せていたが、大量リードがあっても、川相不在ではいつ逆転されるか分からないと言う不安感から、既に、心身共に限界寸前。勝利投手の権利を手にする5回、一死満塁のピンチを迎えると、シャア少佐のタイムリー,鳥谷の犠飛で2点を献上。この儘では、また阪神に一気に流れを持っていかれると察知したのか、落合監督は4点を追加した8回の裏から、名手・川相をサードの守備へ実に5試合ぶりの投入堅実無比の守備力を誇る川相がバックにいると言う絶大な安心感に支えられた4番手・鈴木は川相に打球を集める頭脳的投球を展開。9回に久々の打席が回ってきた川相はセンター前へ会心のヒットで打率を3割に乗せ、代打要員として徹底的に後回しにする落合監督のオレ流大チョンボ采配がいかに間違っているかを立証。結局、この回は無得点に終わったものの、最後は久本が3人で締めて、ゲームセット。名手・川相の活躍により、勝つべくして勝った中日の連敗は4でストップし、阪神との差を7.5と詰めた。
横浜:横浜7勝10敗2分
C  013000320  9
YB 37000500× 15
勝:斎藤タカシ2勝4敗
負:大竹10勝10敗
本:
新井42、ハマのスペランカー29、小池17、嶋24、比嘉1
 横浜、15安打15点の猛攻で6連勝! 大竹、2回もたずに7失点KO!
壮絶な点の取り合いとなったこの試合、先手を取ったのは横浜。初回、広島先発・大竹の制球難をつき、3四球で二死満塁とすると、マイケルが押し出し四球で先制。続く村田はライト前へ2点タイムリーを浴びせて、この回、3点。直後の2回、1点を返されるも、その裏、8連打を含む9安打の集中攻撃で大量7点を奪い、早くも10点目。広島は3回、新井の42号3ランで応戦するも、横浜は6回、ハマのスペランカー,小池と2発のアーチ等で5点を追加。粘る広島は7回に嶋の24号2ラン,緒方のタイムリーで3点,8回には代打・比嘉がプロ初打席初アーチとなる2ランを叩き込み、9点目。しかし、反撃もここまで。常に主導権を握り続けて、逃げ切った横浜はこれで6連勝を飾った。
千葉マリン:ロッテ8勝9敗
H  014000000  5
M  00041301×  9
勝:小野9勝4敗
負:フェリシアーノ3勝2敗
本:
J.マッケンジー23,24、李29
 斉藤、5点差守れずKO! フクーラ、勝ち越しタイムリー!
最後の首位攻防4連戦。ここで一気に優勝を決めたいソフトバンクは2回、J.マッケンジーの23号ソロで1点を先制。続く2回には一死一、三塁からバティスタの併殺崩れの間に1点を加えると、松中が歩いて、一、二塁となった所でJ.マッケンジーがレフトスタンドへ2打席連続となる24号3ランを叩き込み、5点目。先発が斉藤とあって、これで勝敗は見えたかに思われたが、粘るロッテは4回、フランコのタイムリー,李の29号2ラン,橋本のタイムリー二塁打で一気に1点差と詰め寄ると、5回には一死二塁からフランコが同点タイムリーを浴びせて、斉藤をKO。完全に流れを引き寄せたロッテは続く6回、一死満塁からフクーラがライト前へ2点タイムリーを放ち、勝ち越しに成功。更に、サブローが犠飛を打ち上げて、この回、3点。8回には神内の暴投でダメ押し。最後は守護神・小林雅が3人で締めて、逃げ切った。尚、この日、17年目のベテラン・初芝が今季限りでの引退を表明「春季キャンプから体力的な限界を感じて、(引退を)選択肢に入れながらやっていた。どれだけチームに貢献出来るか考えて準備はしてきたが、若い力も出てきたから決心した。日本シリーズで完全燃焼したい」と、最後の花道を飾るべく、逆転優勝へ望みを懸ける。来季は何らかの形で球団に残る模様だ。
札幌ドーム:日本ハム10勝9敗
L  011001000  3
F  000000000  0
勝:霊感投手・松坂14勝12敗
負:リー3勝4敗
本:フェルナンデス25、ベンちゃん27

 佐藤、先制犠飛! 霊感投手・松坂、3安打完封で14勝目!
初回、二死満塁のチャンスを逃した西武だが、続く2回、一死一、三塁のチャンスに佐藤がセンターへ犠飛を打ち上げ、1点を先制。3回にはフェルナンデスの25号ソロ,6回にはベンちゃんの27号ソロと一発攻勢で着々と加点。先発の霊感投手・松坂は尻上がりに調子を上げ、6回以降一人の走者も出さない快投を展開。結局、散発3安打完封で14勝目をマークした。連続無失点記録を31イニングにまで伸ばした。
GS神戸:偽バファローズ14勝6敗
E  000101101  4
Bs 300000002× 5
勝:歌藤1勝1敗
負:岩隈9勝15敗
 村松、逆転サヨナラタイムリー二塁打! 歌藤、タナボタの今季初勝利!
偽バファローズは初回、先頭の村松が内野安打で出ると、塩崎の犠打で二進。ここで後藤がセンター前へタイムリーを放ち、あっさり1点を先制。更に、ガルシアがヒットで繋いだ後、阿部真の犠飛、ブランボーのタイムリーでこの回3点。悪の温床・楽天は4回、ヒットの高須が二盗を決めると、山崎のタイムリーで生還。6回には二死一、二塁から代打・飯田がライト前へタイムリーを浴びせて、1点差。そして、7回には二死三塁から高須がライト前へ弾き返して、ついに同点。3−3で迎えた土壇場9回、偽バファローズは二死満塁のピンチを迎えるも、礒部をセカンドゴロに打ち取り、ピンチ脱出と思いきや、守備固めで入っていた水口が痛恨のタイムリーエラーを犯し、やらずもがなの勝ち越し点を献上。しかし、その裏、逆に、二死満塁のチャンスをつかむと、ここで村松がタイムリー二塁打を放ち、劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。