9月17日
横浜:横浜14勝5敗
G  020001200  5
YB 25001201× 11
勝:吉見3勝1敗
負:マレン6勝8敗
本:
小久保33、金城11、ハマのスペランカー27,28
 マレン、2回7失点の大炎上! 巨人、8年ぶりのシーズン負け越し確定!
巨人先発・マレンは立ち上がりからおぼつかない投球で先頭の石井タクローを歩かせると、小池,金城,メカゴジラと3連打を浴びて、2点を献上。直後の2回、小久保の一発と小田のタイムリーで追いついて貰ったにも拘わらず、その裏、一死二、三塁から石井タクローに勝ち越しタイムリーを許すと、小池を歩かせて満塁となった所で金城にはレフトスタンドへ11号グランドスラムをぶち込まれ、あえなくKO。横浜はこの後、ハマのスペランカーの2発のアーチが飛び出すなど、着々と加点。巨人も3点を返して、応戦したものの、遠く及ばず、8年ぶりのシーズン負け越しが確定した。
広島:広島6勝12敗2分
D  010000100  2
C  00000400×  4
勝:レイボーン3勝4敗
負:ベイル2勝0敗20S
S:マルティネス6勝4敗
本:
ピンキー井上10
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 怒濤の残塁量産地獄で屈辱的大惨敗!
茂雄暗黒政権を彷彿とさせる執拗な川相幽閉策により、逆転Vの可能性が遠のく一方だと言うのに、落合監督はまたも懲りずに名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。中日は2回、川相不在では一発に賭けるしかないばかりにピンキー井上が10号ソロを放ち、先制するも、川相不在と言う計り知れない逆境下で投げ続けてきた事で心身共に激しく疲弊していた先発・マルティネスが6回に捕まり、新井のタイムリー二塁打で1点を返されると、なおも満塁のピンチを作って失意のKO。代わった鈴木も川相不在の不安感から栗原に押し出し四球を許して、同点とされると、続くキムタクにレフト前へ2点タイムリーを浴びて、勝ち越し点を献上。直後の7回、中日は一死から連続四球で一、二塁のチャンス。ここで鈴木に代わり、いよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは高橋光。しかし、高橋光はセカンドへのポップフライと進塁打すら打てない体たらく。この後、荒木がセンター前へタイムリーを放つも、井端は倒れて、1点止まり。続く8回にも二死満塁のチャンスを逃した中日は土壇場9回、先頭の平井に代わり、今度こそ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは中村公。しかし、中村公はショートゴロとあえなく凡退。この後、二死一、二塁のチャンスを作ったものの、最後はT.ウッズがサードゴロに終わり、ゲームセット。結局、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、11残塁の大拙攻で敗れるべくして敗れた中日は阪神のマジックを更に、1つ減らしてしまう事となった。
甲子園:阪神9勝8敗
S  000022003  7
T  000000020  2
勝:ゴンザレス4勝4敗
負:福原8勝14敗
本:
岩村27
 岩村、先制27号2ランで3連勝! ゴンザレス、2失点の好投で4勝目!
0−0で迎えた5回、ここまで6残塁と攻めあぐねていたヤクルトだが、一死二塁の場面で岩村がレフトスタンドへ27号先制2ラン。続く6回には二死二、三塁から、宮本がセンター前へ弾き返して、2点を追加。7回まで散発4安打無失点と好投していた先発・ゴンザレスだが、8回、二死二塁から、代打・スペンサー,シャア少佐と連続二塁打を浴びて、KO。しかし、ここで代わった山部が鳥谷を打ち取り、ピンチ脱出。土壇場9回、ヤクルトはリグス,米野のタイムリーで3点を加え、ダメ押し。最後は花田が阪神の反撃を断ちきった。阪神は敗れたものの、中日が敗れた事でマジックは1つ減り、10となった。
福岡ドーム:ソフトバンク12勝6敗1分
Bs 2000000002  4
H  0020000001  3
勝:大久保2勝2敗21S
負:吉武2勝4敗1S
 延長10回、代打・北川、決勝タイムリー! 杉内、9回2失点も白星つかず!
偽バファローズは初回、一死から水口,大西が連続四球を選ぶと、ブランボー,阿部真と連続タイムリーを浴びせて、2点を先制。2点を追うソフトバンクは3回、宮地の内野安打,鳥越の四球の後、大村が送って、一死二、三塁とすると、川崎がセンター前へ弾き返して、まず1点。更に、続くバティスタのサードゴロの間に鳥越が同点のホームイン。以降、試合は膠着状態に陥り、2−2の儘、延長に突入。迎えた10回、この回から代わったソフトバンク2番手・吉武に対して、一死満塁のチャンスを作ると、代打・北川がレフト前へ勝ち越しタイムリー。更に、3番手・三瀬から代打・村松が押し出し四球を選んで、ダメ押し。その裏、ソフトバンクはバティスタの犠飛で1点を返したものの、なおも二死二塁のチャンスに松中が空振り三振に倒れて、あと一歩及ばず。9回からマウンドに上がった大久保に今季2勝目がついた。
札幌ドーム:日本ハム13勝6敗
E  001010000  2
F  00310002×  6
勝:鎌倉7勝5敗
負:有銘3勝8敗
本:ガッツ35
、吉岡10
 ガッツ、逆転35号3ラン! SHINJO、ダメ押し二塁打!
3回に併殺崩れの間に1点を先制された日本ハムだが、その裏、二死一、二塁からガッツがレフトスタンドへ35号3ランを叩き込み、逆転に成功。続く4回にも金子のタイムリーで1点を追加。悪の温床・楽天は5回に吉岡の10号ソロで1点を返すと、8回には二死満塁と絶好のチャンスを作ったが、佐竹がファーストゴロに倒れて、三者残塁。その裏、日本ハムはSHINJOの2点二塁打でダメ押し。最後は立石が締めて、逃げ切った。先発・鎌倉は6回途中で降板ながら、7勝目。
千葉マリン:ロッテ12勝7敗
L  000000000  0
M  31011000×  6
勝:久保10勝2敗
負:オツ17勝5敗
本:
李28
 オツ、今季最短4回1/3KO! 久保、5安打完封で新人王当確の10勝目!
西武は初回、一死満塁のチャンスを作りながら、ベンちゃんがサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で、無得点。ピンチを切り抜けたロッテはその裏、先頭の小坂が三塁打を浴びせると、堀がライトへ犠飛を打ち上げ、あっさり1点を先制。更に、フクーラ,サブローの連打で二、三塁とすると、一死後、今江がライト前へ2点タイムリーを放ち、この回、3点。2回にも小坂のタイムリーで1点を加えたロッテは4回には李が28号ソロを放ち、西武先発・オツをKO。ロッテ先発・久保は初回こそピンチを作ったが、2回以降は危なげのない投球で8回まで無失点。9回に無死一、二塁のピンチを背負うも、最後はゲッツーで切り抜け、今季3度目の完封で10勝目をあげ、新人王へ大きく前進した。