9月16日
 名手・川相、来季も現役続行ほぼ確定!
球界の至宝・名手・川相が来季も現役生活を続行する意向
である事が明らかになった。間もなく41歳の誕生日を迎えようとしている川相だが、堅実無比の芸術的バントや華麗なフィールディングを初めとした熟練した職人技をまざまざと見せつけるなど、その力に全く衰えを感じさせない。日本球界史上初となる現役親子鷹と言う目標を抱く川相は来季も現役でやる気満々。一方、球団側も指導者ではなく、現役であるが故の文字通り生きた見本としての経験・存在感,最後まで諦めないスピリットを浸透させる影響力などを高く評価。井手編成担当も「契約があり、合意する事が前提だが、現場と改めて検討するまでもなく、戦力として考えている。(コーチ兼任等の)肩書もつけたりせず、今までと同じ様にアドバイスしてくれれば。形にならない貢献度もありますから」と来季も選手専任での契約を結ぶ意向だ。阪神・星野SDに袖にされた巨人が若大将・原氏の監督招聘を画策しており、万一、これを受諾した際、2年前同様に若大将・原氏が名手・川相を組閣に入れようとする可能性が考えられる事から、戦々恐々としていたナインだが、これで一安心。ネックになるのは問題は落合監督のオレ流大チョンボ采配だけだ
 野村、引退記者会見! 17年の現役生活にピリオド!
この日、広島市民球場内の球団事務所で野村謙二郎内野手が記者会見を行い、今季限りでの現役引退を表明した。佐伯鶴城高から駒大を経て、1989年にドラフト1位で広島に入団した野村は俊足好打の好選手として活躍。90,91,94年には盗塁王に輝き、ベストナインも3度受賞。95年には史上6人目のトリプルスリーを達成。晩年は緒方,求道者・前田と共にリハビリ三羽烏として、故障に苦しみながらも、チームの精神的支柱として貢献。名球会入りまであと55安打に迫った所で17年目のシーズンを迎えた野村は6月23日に史上33人目の2000本安打を達成。しかし、大いなる目標を遂げてからは、スタメン出場の機会も激減し、代打での起用が多くなっていた。野村は「ここまでやってこれた自分自身を誇りに思っています。アグレッシブに、前面にと言う気持ちが少しずつなくなってきた事は(引退を決めた)理由の一つかもしれません。 あっという間の17年でした。優勝,トリプルスリー,2000本安打と色々ありましたが、勝利した全ての試合、そしてキャンプで苦しい練習をした事、その全てが思い出。私にとって野球は人生の一部。野球に感謝したいです。 17年間応援して貰ったファンには、お世話になりました」と、今までの現役生活を振り返った。今後の予定については全くの白紙との事。
 NPB、WBCへの参加を正式発表!
この日、NPB(日本プロ野球組織)は来年3月、16ヶ国・地域の参加で開催が予定されているWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に参加する方針である事を正式に発表した。NPBはMLB完全主導と言う営利目的丸出しの姿勢に抵抗感を覚え、返事を保留し続けていたが、最終的には選手会の判断に委ねる事に。選手会会長の中井美穂の旦那(ヤクルト)は開催時期や故障時の補償問題に難色を示していたが、沢村栄治の無念を晴らす為に大リーグ打倒を目指し、一試合完全燃焼をスローガンに命を懸けて戦い続けた挙げ句、ドン川上に難癖つけられて球界追放となり、マサイ族と戦いにアフリカに渡った某超人球団の監督に呼びつけられた事により、小さな事でいつまでもウダウダとゴネていた事を恥じたのか、ようやく翻意して、参加を了承した模様だ。日本代表の監督には王さん(ソフトバンク監督)が最有力候補として挙がっている。日本最強チームを結成する為、今夜の松井さん(ヤンキース),鈴木一朗(マリナーズ)ら国外亡命した選手の招聘を目指す他、五輪の様に1チーム当たりの派遣人数に制限を設けない事も検討されている様だが、日本国内老年世代限定のカリスマでしかない茂雄が激しくコンプレックスを抱いている世界のカリスマ・王さんに対する嫌がらせとして、最強チームには絶対不可欠とされる日本が世界に誇る職人・川相(中日)の代表入り阻止に動くのは間違いないと見られており、関係者は戦々恐々だ。

横浜:横浜13勝5敗
G  002000001  3
YB 30301000×  7
勝:土肥8勝10敗
負:カリメロ11勝9敗
本:
矢野5、ハマのスペランカー26、阿部25
 カリメロ、失意の3回KO! 土肥、3失点完投で対巨人6勝目!
巨人は初回、二死一、二塁のチャンスを作りながら、阿部がショートゴロに倒れて、二者残塁と相変わらずの拙攻モード。失意の先発・カリメロはその裏、一死一、三塁のピンチを迎えると、メカゴジラ,マイケル,村田と3本のタイムリーで3点を献上。巨人は3回、矢野の5号ソロ,阿部のタイムリーで1点差と詰め寄るも、その裏、一死一塁からハマのスペランカーに右中間スタンドへ26号2ランを叩き込まれて、カリメロはこの回限りでKO。横浜は5回にも相川のタイムリーで1点を追加し、7点目。巨人は4回以降全く走者が出せず、8回一死から矢野が久々にヒットで出たものの、恐怖のゲッツー量産マシン・ニックンがサードゴロゲッツーに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。9回に阿部の25号ソロが飛び出すも、焼け石に水。この後、ガッツな貴公子・仁志がゲッツーと最後の最後まで拙攻ぶりを展開し、3連敗。横浜先発・土肥は完投で8勝目をマークした。
 左:6失点で失意の3回KOとなったカリメロ