9月14日
ナゴヤドーム:中日11勝5敗1分
YB 040000010  5
D  000100010  2
勝:ハマのチンピラ9勝8敗
負:人斬り抜刀斎11勝6敗
S:クルーン2勝1敗23S
本:
ピンキー井上9
 名手・川相、悪夢のフル欠場で大惨敗! 阪神、優勝マジック13点灯!
引き分けでも、阪神のマジックが点灯してしまうと言う状況であるにも拘わらず、落合監督はまたもや名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・人斬り抜刀斎は2回、メカゴジラ,ハマのスペランカーと連打を浴びて、無死二、三塁のピンチを迎えると、マイケルに走者一掃のタイムリー二塁打を許し、2点を献上。更に、続く村田にはセンターオーバーのタイムリー二塁打、相川にはセンターへの犠飛を打ち上げられて、この回、悪夢の4失点。4点を中日は4回、先頭の荒木が二塁打で出ると、続く井端がライト前へタイムリー。しかし、続く立浪が第1打席に続いて、ゲッツーに倒れる最悪の展開で、結局、1点止まり。4−1の儘、迎えた8回、横浜は先頭の石井タクローがヒットで出ると、小池の犠打で二進。ここで金城がセンター間へ弾き返して、5点目を追加。一向に川相を出そうとしない落合監督のオレ流大チョンボ采配に重苦しいムードに包まれる一方の中日はその裏、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにピンキー井上がライトスタンドへ9号ソロを放り込むが、反撃もここまで。名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、敗れるべくして敗れた中日と阪神の差は6.5と開き、ついに阪神に優勝マジック13が点灯してしまった。
神宮:ヤクルト10勝8敗
C  100000001  2
S  20020202× 8
勝:館山9勝5敗
負:デイビー5勝5敗
本:
新井40
 ヤクルト、16安打の猛攻で快勝! 新井、セ一番乗りの40号も空砲!
初回、求道者・前田のタイムリー二塁打で先制されたヤクルトだが、その裏、二死満塁のチャンスで真中がレフト前へ2点タイムリーを放ち、逆転に成功。4回には城石,米野の連打の後、館山の犠打で一死二、三塁のチャンス。青木は空振り三振に倒れたものの、続く宮本がセンター前へ弾き返して、2点を追加。6回には一死二塁から青木,宮本の連続タイムリーで6点目。8回には寿司職人ラミレス,真中のタイムリーでダメ押し。広島は9回に新井のセ・リーグ一番乗りとなる40号ソロが飛び出したが焼け石に水。ヤクルト先発・館山は7回1失点の好投で9勝目をあげた。
福岡ドーム:ソフトバンク15勝5敗
F  000000000  0
H  01000000×  1
勝:和田11勝7敗
負:ヒゲ入来6勝6敗
S:馬原6勝6敗19S
本:
ズレータ38
 ズレータ、値千金の38号決勝弾! 和田、11K無失点投球で11勝目!
ソフトバンクは2回、先頭のズレータがレフトスタンドへ38号ソロを放ち、1点を先制。先発・和田は6回まで無安打8三振と言う完璧な投球を展開。7回にガッツに初安打を許し、二死満塁のピンチを背負うも、代打・劇団ヒチョリをサードライナーに打ち取り、ピンチ脱出。日本ハムは8回にも二死一、二塁のチャンスを作り、和田をKOすると、代わった吉武から青波の長瀬が四球を選び、再び満塁とするも、SHINJOがライトフライに倒れて、またも三者残塁。土壇場9回、ソフトバンクは三瀬−馬原と繋いで、完封リレーを達成。和田に11勝目がついた。日本ハム先発・ヒゲ入来は1失点完投ながら、援護を貰えず、6敗目。
大阪ドーム:偽バファローズ7勝13敗
M  320001000  6
Bs 001003000  4
勝:セラフィニ10勝4敗
負:ユウキ0勝3敗
S:小林雅2勝2敗28S
本:
橋本7、下山4
 今江、7号先制3ラン! セラフィニ、4失点KOも来日初の10勝目!
ロッテは初回、二死走者なしからフランコ,サブローが連続四球を選ぶと、今江がライトスタンドへ7号3ランを叩き込み、3点を先制。続く2回にはエラーと併殺の間に2点を追加。2回まで4三振を奪う快投を見せていた先発・セラフィニだったが、3回、先頭の下山にレフトスタンドへ4号ソロを運ばれ、1点を献上。5−1の儘ね迎えた6回、ロッテは今江の犠飛で貴重な1点を追加。その裏、偽バファローズは日高,牧田の連打で無死二、三塁とすると、水口,塩崎,北川の3連続タイムリーが飛び出し、セラフィニをKO。なおも無死一、二塁の場面だったが、代わった2番手・小野の前に後続を断たれて、二者残塁。ロッテはこの後、藪田−小林雅と繋ぐ必勝リレーで逃げ切り。セラフィニは来日初の2桁勝利となった。