9月11日 東京ドーム:巨人8勝11敗 D 001000000 1 G 00001001× 2 勝:上原8勝11敗 負:鈴木4勝2敗 本:清水14、阿部24 名手・川相、悪夢のフル欠場! オレ流大チョンボ采配炸裂で悪夢の4連敗! 巨人が最も恐れている男・川相を2戦連続フル欠場に追い込み、むざむざ阪神に勝率1位マジックを点灯させてしまったにも拘わらず、またも落合監督は名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。V2への執念を感じさせない指揮官の采配に失意の中日ナインは巨人先発・上原の前に1,2回と三者凡退に抑えられていたが、3回、一死から谷繁がライト前ヒットで出ると、小笠原がきっちり送って、二死二塁。ここで荒木がセンター前へ弾き返し、谷繁が返って、この3連戦初めて先制点をゲット。しかし、川相不在の影響で士気が高まらず、4,5回も三者凡退。一方、4回まで毎回の5安打を放ちながら、6残塁無得点と相変わらずのタイムリー欠乏症を露呈していた巨人は5回、最早、一発に賭けるしかないとばかりに先頭の清水がライトスタンドへ11号ソロを叩き込み、同点。続く6回には一死一、二塁から上原が送って、二、三塁とするも、清水はまたも一発を狙い過ぎて、レフトフライに倒れて、二者残塁。8回になっても、一向に川相を出す気配がなく、指揮官への不信感で重苦しいムードを漂わせる中日に対して、巨人は先頭の阿部が一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンド2階席へ飛び込む特大24号ソロを放ち、ついに勝ち越し。土壇場9回、中日は一死から井端がセンター前へ弾き返すも、立浪はライトフライに倒れて、二死。続くT.ウッズも空振り三振に倒れて、万事休す。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、敗れるべくして敗れた中日は悪夢の3タテを食らって、4連敗。阪神との差は6と開き、プレーオフの可能性すら絶望に近付いている。 横浜:横浜8勝8敗 S 030000010 4 YB 00000050× 5 勝:木塚6勝5敗 負:藤井9勝9敗 S:クルーン2勝1敗22S 本:リグス11、内川4 代打・内川、4号逆転3ラン! 木塚、2回無失点の好救援で6勝目! 2回、ヤクルトは寿司職人ラミレス,宮出の連打で無死二、三塁のチャンスを作ると、ここでリグスがレフトスタンドへ11号3ランを放ち、3点を先制。先発・藤井は6回まで散発2安打無失点と付け入る隙を許さない快投を演じていたが、7回に突如、乱調に。いきなりメカゴジラ,ハマのスペランカーと連続二塁打で1点を献上。続くマイケルのヒットで一、三塁とされると、一死後、相川にタイムリーを浴びて、1点差。そして、代打・内川にはレフトスタンドへ4号逆転3ランを叩き込まれて、KO。直後の8回、寿司職人ラミレスのタイムリーで1点差と迫るも、最後は守護神・クルーンの前に3人で打ち取られ、ゲームセット。2回を無失点に抑えた横浜3番手・木塚に6勝目がついた。 甲子園:阪神13勝6敗 C 000000000 0 T 53020000× 10 勝:杉山8勝5敗 負:レイボーン2勝4敗 本:ゼブラ今岡25 ゼブラ今岡、通算100号バースディ弾! 杉山、プロ初完封で8勝目! 初回、一死一、二塁のピンチを切り抜けた阪神はその裏、連打と四球でいきなり無死満塁のチャンスを掴むと、キュラソ星人がセンターオーバーの2点タイムリー二塁打を放ち、先制。更に、この後、ゼブラ今岡のタイムリー,レイボーンの暴投,藤本のタイムリー内野安打でこの回、大量5点。2回にはゼブラ今岡,悠久の若虎・桧山の連続タイムリーで3点を加え、早くも8点のリード。更に、4回にはゼブラ今岡が通算100号となる25号2ランを叩き込み、2試合連続の2桁得点。先発・杉山は序盤はピンチの連続だったが、尻上がりに調子を上げていき、9回の一死一、三塁のピンチも見事に切り抜け、プロ完封で8勝目。阪神は4連勝で勝率1位マジックを13へと減らした。 FC宮城:悪の温床・楽天3勝15敗 H 400000300 7 E 300001000 4 勝:新垣8勝6敗 負:一場1勝8敗1S S:馬原6勝6敗18S 本:酒井3、J.マッケンジー22 J.マッケンジー、22号決勝3ラン! 新垣、4失点降板も8勝目! ソフトバンクは初回、二死満塁のチャンスで大道が押し出し四球を選んで、先制すると、続くホルベルトが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一挙4点。しかし、その裏、悪の温床・楽天は一死二塁から4連打を浴びせて、3点を返し、1点差。4−3の儘、迎えた6回には酒井が3号ソロを叩き込んで、ついに同点。追いつかれたソフトバンクは直後の7回、川崎の四球,松中のヒットで二死一、三塁とすると、J.マッケンジーがレフトスタンドへ22号3ランを放り込み、一気に勝ち越しに成功。その裏から佐藤−三瀬と繋いで、最後は馬原が締めて、逃げ切り。新垣は6回4失点ながら、8勝目をマークした。 札幌ドーム:日本ハム9勝7敗 Bs 003002000 5 F 200000000 2 勝:山本省2勝0敗 負:ダルビッシュ3勝5敗 S:大久保1勝1敗21S 本:木元17、ガッツ34、ブランボー18 北川、決勝タイムリー! ブランボー、ダメ押し18号2ラン! 日本ハムは初回、一死から木元,ガッツの連続アーチで2点を先制。2点を追う偽バファローズは3回、一死満塁の場面で後藤がセンター前へ2点タイムリーを放ち、同点。更に、二死後、北川がレフト前へ弾き返して、勝ち越しに成功。6回には一死二塁からブランボーがレフトスタンドへ18号2ランを叩き込み、5点目。偽バファローズ先発・本柳は2回で降板となったものの、3回から5投手を注ぎ込む小刻みな継投を展開。最後は守護神・大久保がピシャリと締めて、逃げ切った。2番手の山本省に2勝目がついた。 西武吹き抜けドーム:西武7勝11敗 M 211000000 4 L 04200000× 6 勝:宮越4勝1敗 負:ジョニー黒木1勝1敗 S:豊田3勝1敗18S 本:大塚6、中村20、堀5、カブレラ36、ベンちゃん26 中村、20号グランドスラム! カブレラ、決勝36号アーチ! 初回にサブローのタイムリー,今江の犠飛で2点を先制したロッテは続く2回にも大塚の6号ソロで1点を追加。3点を追う西武はその裏、一死満塁から中村がレフトスタンドへ20号グランドスラムを叩き込み、一気に逆転に成功。直後の4回、堀の5号ソロで追いつかれるも、その裏、カブレラ,ベンちゃんの連続アーチで2点を勝ち越し。前回の登板で1年ぶりの白星を挙げたロッテ先発・ジョニー黒木だが、3回6失点KOとなった。序盤の打撃戦から一転、4回からはピタリと当たりが止まる膠着状態となり、4−6の儘、土壇場9回へ突入。満を持して登場の守護神・豊田は三者三振の快投で締め括り、18セーブ目を飾った。 |