9月9日
東京ドーム:巨人6勝11敗
D  000000000  0
G  11001000×  3
勝:カリメロ11勝8敗
負:山本昌7勝8敗
S:林2勝2敗14S
 名手・川相、悪夢のフル欠場で完封負け! 山本昌、失意の2回KO!
下手をすると、今週末にも阪神のマジックを点灯させてしまうと言う状況であるにも拘わらず、落合監督は巨人が最も恐れている名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・山本昌は初回、いきなり先頭の清水に左中間を破られると、矢野には簡単に犠打を許して、一死三塁のピンチ。ここでよりにもよって、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンにレフト前へ弾き返されて、先制点を献上。続く2回にはガッツな貴公子・仁志,村田に連打を浴びると、カリメロのピッチャー前のバントで無理に三塁へ送球する野選を犯して、無死満塁のピンチ。ここで清水にセンター前へタイムリーを浴びて、あえなくKO。なおも満塁の場面だったが、巨人は代わった山井の前に矢野がサードゴロゲッツーに倒れると、インケツパワーを放出しきった怒濤のチャンスブレイカー・ニックンが無茶振りでショートゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮して、1点止まり。巨人は続く3回にも一死満塁のチャンスを作ったが、村田,カリメロと倒れて、三者残塁。しかし、5回、またまた無死満塁のチャンスを作ると、一死後、村田がレフトへ犠飛を打ち上げ、3点目を追加。一方、巨人先発・カリメロの前に中日は6回まで三塁すら踏めない有様。7回から代わったシコースキーに対して、一死満塁のチャンスを迎えるも、谷繁は浅めのライトフライに倒れ、二死。ここでいよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは高橋光。しかし、高橋光は見逃し三振に倒れて、三者残塁。巨人は8回から久保,9回は林と繋いで完封リレーを達成。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、敗れるべくして敗れた中日は阪神に4差と広げられ、V2へ赤信号が灯ってしまった。
 左:6回無失点の好投で11勝目をマークしたカリメロ
横浜:横浜7勝7敗
S  022000001  5
YB 00000600×  6
勝:アゴくら10勝6敗
負:石川9勝7敗
S:クルーン2勝1敗21S
本:
岩村26
 横浜、一挙6点の猛攻で逆転勝利! アゴくら、7年ぶりの10勝目!
ヤクルトは2回、一死満塁のチャンスで小野がレフトへ犠飛を打ち上げて、先制すると、更に、マイケルのタイムリーエラーでこの回、2点。続く3回には岩村の26号ソロとリグスのタイムリー二塁打で2点を追加。ヤクルト先発・石川の前に5回まで2安打と沈黙していた横浜だが、6回、先頭の代打・内川が二塁打で反撃の狼煙を上げると、続く石井タクローのタイムリーでまず1点。更に、この後、無死満塁とチャンスを拡大させた所でメカゴジラがライト前へ2点タイムリー。ハマのスペランカーのサードゴロが岩村の野選を誘い、再び満塁となった所でマイケルのセカンドゴロの間に小池が同点のホームイン。更に、この後、村田のタイムリー,代打・内川の犠飛で2点を勝ち越し、この回、大量6点をゲット。土壇場9回、ヤクルトは横浜守護神・クルーンに対して、先頭の土橋が二塁打を浴びせると、二死後、岩村がタイムリー二塁打を浴びせて、1点差。しかし、最後は寿司職人ラミレスが空振り三振に倒れて、ゲームセット。横浜先発・アゴくらは7年ぶりの2桁勝利。

甲子園:阪神11勝6敗
C  000100000  1
T  00010101×  3
勝:福原8勝13敗
負:黒田12勝9敗
S:藤川5勝1敗1S
本:
キュラソ星人34
 キュラソ星人、1000打点目が決勝アーチ! 藤川、今季初セーブ!
0−0で迎えた4回、広島は二死満塁のチャンスに倉がセンター前へタイムリーを浴びせて、1点を先制。その裏、阪神は一死からキュラソ星人,ゼブラ今岡が連打を浴びせると、二死後、矢野がセンター前へ同点タイムリー。6回には一死からキュラソ星人がバックスクリーンへ通算1000打点となる34号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。そして、8回にはヒットのシャア少佐を二塁に置いて、またもキュラソ星人がタイムリー三塁打を浴びせて、ダメ押し。8回途中から登板の藤川が9回まで投げきって、今季初セーブ。先発・福原は8勝目をマークした。