9月6日 C−YB(広島):雨天中止
ナゴヤドーム:中日8勝8敗
T  000000002  2
D  10110200×  5
勝:中田5勝2敗
負:井川11勝7敗
S:岩瀬1勝1敗39S
本:
立浪8,9、井端6
 立浪、2打席連発含む3安打! 中田、初完封逃すも5勝目!
V2を達成する為にも何としても連勝しなければならない首位阪神との2連戦だと言うのに、落合監督はまたも名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。意気消沈の中日ナインだったが、阪神先発・井川の思わぬ乱調に救われる事に…。初回、一死一、二塁からT.ウッズ,福留と連続四球で押し出しでタナボタの1点を先制。3回には立浪が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ8号ソロを叩き込むと、4回には井端のタイムリー二塁打で3点目。更に、6回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに井端,立浪に連続アーチが飛び出して、2点を追加。土壇場9回、ようやく名手・川相がサードの守備に入るも、先発・中田はルーキーにして川相不在と言う逆境を強いられて、8回も投げてきた事で既に、心身共に限界寸前。先頭のシーツは川相の所へ打たせる頭脳的投球で抑えたものの、続くキュラソ星人を歩かせると、ゼブラ今岡にはライト前へ弾き返され、一、二塁のピンチ。ここで悠久の若虎・桧山をセカンドフライに打ち取り、プロ初完封まであと一人と迫ったが、矢野にセンター前へタイムリーを浴びて、ついに1点を献上。ここで代わった守護神・岩瀬は代打・浜中にタイムリーを許したものの、最後は代打・スペンサーを打ち取り、辛くも逃げ切った。
大阪ドーム:偽バファローズ4勝12敗1分
H  000000100000  1
Bs 000100000001× 2
勝:萩原3勝2敗1S
負:三瀬2勝1敗16S
本:
松中40
 松中、2年連続40号も空砲! 延長11回、北川、サヨナラ二塁打!
0−0で迎えた4回、偽バファローズは先頭の村松がセンター前ヒットで出ると、水口の犠打で二進。ここで牧田がセンター前に弾き返して、1点を先制。偽バファローズ先発・川越の前に6回までゼロ行進を続けてきたソフトバンクだったが、7回、先頭の松中がライトスタンドへ2年連続となる40号ソロを放り込み、同点。ソフトバンクはこの後、二死一、二塁のチャンスを逃すと、8回にも二死一、二塁、9回には一死二塁と再三の勝ち越しのチャンスを逸し、試合は延長に突入。延長に入ってからも押し気味に試合を進めるソフトバンクだったが、あと一本が出ず。そして、迎えた11回裏、10回からマウンドに上がっていた三瀬が先頭の村松に内野安打を浴びると、代わった吉武が水口に犠打を許して、一死二塁。ここで北川にタイムリー二塁打を浴びて、痛恨のサヨナラ負けを喫してしまった。
千葉マリン:ロッテ11勝4敗1分
E  000000020  2
M  000000000  0
勝:岩隈9勝13敗
負:セラフィニ9勝4敗
S:福盛4勝3敗11S
 山崎、決勝2点タイムリー! 岩隈、無失点の好投で9勝目!
セラフィニ,岩隈の両先発がいずれも7回まで散発3安打無失点と一歩も譲らぬ好投を展開。0−0の儘、迎えた8回、悪の温床・楽天は一死から沖原,高須と連打を浴びせて、セラフィニをKOすると、代わった藪田から吉岡も痛打し、満塁のチャンス。ここで山崎がレフト前へ2点タイムリーを放ち、ついに均衡を破る先制点をゲット。その裏、ロッテは二死一、二塁のチャンスを掴み、岩隈をKOするも、代わった吉田の前にフクーラが空振り三振に倒れて、二者残塁。悪の温床・楽天は9回一死からマウンドに上がった福盛を投入。福盛は期待に応えて、残り2人をピシャリと締めて、完封リレーを達成した。
西武吹き抜けドーム:西武7勝10敗
F  022000000  4
L  00010220×  5
勝:ミッチー1勝2敗
負:ヒゲ入来6勝5敗
S:豊田3勝1敗17S
本:
フェルナンデス22、栗山8
 代打・貝塚、逆転2点タイムリー! 豊田、三者三振締めで17セーブ目!
日本ハムは2回、二死一、二塁から金子が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。3回には木元のタイムリー二塁打,稲葉のタイムリーで2点を加え、西武先発・涌井をKO。4点を追う西武は4回、フェルナンデスの22号ソロで1点を返すと、
6回には栗山が8号2ランを叩き込み、1点差。そして、7回には一死から中島のヒット,ヒゲ入来のエラーで二、三塁とした所で代打・貝塚がライト前へ2点タイムリーを放ち、逆転に成功。7回から登板のミッチーが2回をパーフェクトに抑えると、最後は守護神・豊田が三者三振で締め括った。ミッチーは今季初勝利。
 8月の月間MVP発表!
この日、8月の月間MVPが発表された。セ・リーグの投手部門は5戦3勝(1敗)2完投でリーグ最多の38回1/3を投げ、防御率1.88の好成績を残したハマのチンピラ(横浜)が実に5年ぶり2度目の受賞。打者部門は25試合中24試合で安打を放つなど、リーグ最多の44安打で.419の高打率をマークした青木(ヤクルト)が初めて選ばれた。一方・パ・リーグの投手部門は防御率2.35、無傷の5連勝でプロ野球タイ記録となる開幕15連勝を果たした斉藤(ソフトバンク)が2年ぶり2度目の受賞。打者部門は打率.341、史上初の2試合連続3本塁打を放つなど、リーグトップの10本,23打点と爆発したブランボー(偽バファローズ)が初受賞となった。