9月4日 広島:広島10勝9敗 G 10241203 13 C 00100010× 2 8回降雨コールド 勝:上原7勝11敗 負:レイボーン2勝3敗 本:清水12、阿部23、求道者・前田28、矢野4 巨人、2戦連続2桁得点! 上原、2失点完投で2ヶ月ぶり勝利! 巨人は初回、一死から鈴木が内野安打で出ると、すかさず二盗。ここで前日、造反五人衆・筆頭刺客として桑田の白星を粉砕するべく怒濤のチャンスブレイクをかまし続けたニックンが桑田にあてつけるかの様にレフト前へ先制タイムリー。3回には清水の12号ソロの後、二死満塁となった所でガッツな貴公子・仁志が押し出し四球を選んで、3点目。先発・上原はその裏、小田のタイムリーエラーで1点を失い、なおも、一死二、三塁のピンチを迎えるも、嶋,ラロッカと打ち取り、ピンチ脱出。直後の4回、巨人は二死満塁のチャンスに阿部がレフトスタンドへ23号グランドスラムを叩き込み、4点を追加。更に、5回には川中のタイムリー,6回にはラロッカのタイムリーエラーと清水のタイムリー二塁打で2点を加えて、10点目。この後、巨人は更に点差を広げると、試合前から降っていた雨が8回裏に強まり、中断した末、降雨コールドとなった。6連敗中の上原は大量援護に守られ、完投で6月30日以来となる7勝目をあげた。 ナゴヤドーム:中日12勝6敗 S 003000002 5 D 010000003 4 勝:藤井9勝8敗 負:野口3勝6敗 S:石井4勝3敗33S 本:谷繁11、岩村25、リグス9、荒木2、T.ウッズ33 名手・川相、悪夢のフル欠場! 一発依存野球で屈辱的大惨敗! これ以上、首位阪神に離される訳にはいかないと言うのに、またもや落合監督は名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・野口は2回に谷繁の一発で先制して貰うも、直後の3回、二死一、二塁のピンチを迎えると、岩村にバックスクリーン横へ25号3ランを叩き込まれて、あえなくKO。ヤクルト先発・藤井の前に川相不在の中日打線は3回以降僅かに1安打と全く手が出ず。3−1の儘、迎えた土壇場9回、ヤクルトはリグスの9号2ランでダメ押しの5点目を追加。しかし、最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日は先頭の荒木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ2号ソロを叩き込み、完投目前の藤井をKO。更に、代わった守護神・石井に対して、、一死一塁となった所でT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ33号2ランを放り込み、ついに1点差。更に、二死後、オチョアがレフト前ヒットで繋ぐと、ここで森野に代わり、ついに名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはボンジュール大西。しかし、ボンジュール大西は粘りを見せたものの、最後はサードへの凡フライに打ち取られ、万事休す。結局、名手・川相は悪夢のフル欠場に終わり、敗れるべくして敗れた中日はこの3連戦痛恨の負け越しとなり、首位阪神との差は3と大きくと開いてしまった。 札幌ドーム:横浜5勝12敗3分 T 0001000001 2 YB 0000100000 1 勝:藤川5勝1敗 負:ゲーリー川村4勝6敗 S:久保田4勝4敗23S 本:スペンサー9 延長10回、藤本、決勝タイムリーで3連勝! 藤川、好救援で5勝目! 0−0で迎えた4回、阪神は二死走者なしからスペンサーがレフトスタンドへ9号先制ソロ。1点を追う横浜は5回、ヒットのマイケルを二塁に置いて、相川がセンター前へ同点タイムリー。中盤以降、両軍の打線が完全に沈黙し、1−1の儘、試合は延長に突入。迎えた10回、阪神は先頭のゼブラ今岡が歩くと、一死後、矢野がライト前に弾き返して、一、三塁。ここで藤本がセンター前へタイムリーを放ち、ついに勝ち越し。最後は守護神・久保田が3人で締めて、3連勝。3番手・藤川に5勝目がついた。 福岡ドーム:ソフトバンク9勝8敗 L 000000000 0 H 00001010× 2 勝:新垣7勝6敗 負:帆足12勝7敗 本:的場2 バティスタ、先制タイムリー! 新垣、14三振の快投で今季初完封! 前日、完封負けを食らったソフトバンクはこの日も4回までゼロ行進。しかし、先発・新垣も5回まで8三振を奪う力投で点を与えない。何とか新垣を援護したいソフトバンクはその裏、鳥越,大村のヒットで二死一、二塁とすると、バティスタのセンター前へタイムリーで14イニングぶりとなる得点をあげ、先制。西武は6回に見逃し三振を喫した際、判定を不服として暴言を吐いたカブレラが今季2度目の退場。これで完全に試合の流れを引き寄せたソフトバンクは7回には的場の2号ソロで、2点目を追加。新垣は14三振を奪う快投を見せ、今季初完封で14勝目を飾った。敗れた西武は4位転落。 千葉マリン:ロッテ11勝7敗 F 000410100 6 M 100000001 2 勝:立石4勝1敗 負:小林宏12勝6敗 本:青波の長瀬27、稲葉14、フランコ18 金子、決勝タイムリー! 立石、5回1失点で4勝目! 初回、ロッテは二死走者なしからフクーラがヒットで出ると、続くサブローのタイムリー二塁打で先制。日本ハムは4回、青波の長瀬の27号ソロで追いつくと、一死後、小田の四球,劇団ヒチョリのヒットで一、二塁とした所で金子がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。更に、この後、ミスタースナイパー・坪井に2点タイムリーが飛び出し、この回、4点。続く5回には稲葉が14号ソロを叩き込むと、7回には青波の長瀬のタイムリーで6点目。ロッテは9回にフランコの18号ソロで1点を返したものの、後続を断たれて、ゲームセット。 FC宮城:悪の温床・楽天5勝13敗 Bs 000000011 2 E 000000010 1 勝:加藤6勝3敗2S 負:福盛4勝3敗10S 本:ブランボー17 土壇場9回、ブランボー、値千金の決勝17号! 偽バファローズ、3位浮上! 夢の100敗が絶望的となり、最下位も確定と、完全に目標を失ってしまった悪の温床・楽天は偽バファローズ先発・本柳の前に7回まで散発2安打と沈黙。一方、偽バファローズも悪の温床・楽天先発・ラスに対して、7回まで無得点に抑え込まれていたが、8回、先頭の大西がヒットで出ると、水口の犠打で二進。ここで平野がレフト前へ弾き返して、均衡を破る先制点をゲット。しかし、その裏、この回から代わった2番手・加藤が二死一、二塁のピンチを迎えると、沖原にタイムリーを許して、あっと言う間に試合は振り出しに。同点で迎えた土壇場9回、偽バファローズは先頭のブランボーがレフトスタンドへ17号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。無失点投球の本柳の白星を粉砕した加藤はその裏も投げきり、強奪する形で6勝目。偽バファローズは再び3位へ浮上した。 |