9月2日
広島:広島11勝7敗
G  000003001  4
C  20004000×  6
勝:黒田12勝8敗
負:カリメロ10勝8敗
S:ベイル2勝0敗191S
本:
嶋21、新井38、求道者・前田26、清水10、小久保29
 カリメロ、悪夢の3連続被弾! 黒田、ハーラ単独トップの12勝目!
巨人先発・カリメロに対して、広島は初回、二死満塁のチャンスを掴むと、栗原がレフト前へタイムリーを浴びせて、2点を先制。一方、広島先発・黒田の前に3回までパーフェクトと抑え込まれていた巨人は4回、清水,鈴木の連打で無死一、二塁。ここで送らせたいのはやまやまの悪太郎・堀内監督だったが、ヘッポコバントで小フライを打ち上げ、ゲッツーを食らう可能性大のニックンとあっては、そうもいかず、やむなく打たせたものの、ショートへの凡フライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。これで士気を削がれたか、小久保,阿部も内野ゴロに打ち取られ、二者残塁。5回には一死からガッツな貴公子・仁志が内野安打で出るも、村田がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。怒濤の拙攻三昧に落胆の色を隠せないカリメロはその裏、嶋,新井,求道者・前田と3連続ホームランで4点を失い、失意のKO。大量6点ビハインドとなった巨人は6回、最早、一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した清水の10号ソロ,小久保の29号2ランでようやく3点をゲット。土壇場9回には広島守護神・ベイルに対して、一死一、二塁のチャンス。ここでガッツな貴公子・仁志は最悪のセカンドゴロゲッツー…と思いきや、これが福井の目の前で突然、イレギュラーする幸運なタイムリー内野安打となり、2点差。なおも一、三塁のチャンスだったが、村田,代打・江藤と連続三振に倒れて、ゲームセット。対巨人3年越しの7連勝となった黒田はハーラーダービー単独トップとなる12勝目をマークした。
 左:3連続被弾で失意のKOとなったカリメロ
ナゴヤドーム:中日11勝6敗
S  006000000  6
D  100000200  3
勝:石川9勝6敗
負:朝倉5勝6敗
S:石井4勝3敗32S
本:
オチョア17
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 朝倉、失意の3回6失点KO!
名手・川相をフル欠場に追い込んだ事でむざむざ首位奪回の機を逃したにも拘わらず、またもや落合監督は名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・朝倉は初回に立浪の犠飛で先制点を貰いながら、3回二死走者なしから、青木に二塁打を許すと、続く宮本を歩かせて、一、二塁のピンチ。ここから岩村,寿司職人ラミレス,宮出,リグス,城石と5連続タイムリーを浴びて、6点を失い、あえなくKO。5点を追う中日は4回、一死満塁のチャンスを掴むも、オチョアがサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で無得点。6回には荒木,井端の連打で無死一、二塁とするも、立浪のファーストライナーで井端が戻れずにゲッツーを食らい、T.ウッズも倒れて、結局、無得点。続く7回、先頭の福留が歩くと、オチョアが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ17号2ランを叩き込み、3点差。しかし、反撃もここまで。結局、名手・川相は悪夢のフル欠場に終わり、敗れるべくして敗れた中日は連敗を喫し、首位阪神との差は2と開いてしまった。
FC宮城:悪の温床・楽天5勝12敗
Bs 00000 110
E  00620 10 00× 18
勝:有銘3勝6敗
負:吉井6勝4敗
本:
山崎22、大西6、塩崎4
 悪の温床・楽天、19安打18点の猛攻! 脱100敗へリーチ!
0−0で迎えた3回、悪の温床・楽天は一死から佐竹のヒットを皮切りに6連打を浴びせると、更に、二死後、藤井にもタイムリーが飛び出して、大量6点を先制。続く4回には山崎が22号2ランを叩き込み、偽バファローズ先発・吉井をKO。6回に1点を返されるも、その裏、7長短打等で一挙10点のビッグイニングを形成し、試合を決定付けた。この後、偽バファローズは2本のソロアーチで2点を返したが焼け石に水。吉井は6連勝後、4連敗となった。怒濤の猛攻で約1ヶ月ぶりの連勝となった悪の温床・楽天はこれでいよいよ夢の100敗回避にリーチをかけた。