9月1日
松山:巨人8勝9敗
S  000000011  2
G  10000110×  3
勝:西村1勝1敗
負:川島9勝9敗
S:林2勝2敗12S
本:
小久保28、小野6
 西村、8回1失点の好投でプロ初白星! 打ってはダメ押し二塁打!
巨人は初回、一死から鈴木が左中間突破の二塁打で出ると、ニックンが僅かに残っていたインケツパワーを振り絞り、無茶振りで右中間を破る先制二塁打。続く小久保が歩いて、一、二塁としたものの、阿部はセカンドゴロゲッツーの倒れる最悪の展開で1点止まり。巨人先発・西村、毎回の様に走者を出しながら、走塁死、盗塁死と相次ぐヤクルトの走塁ミス等に助けられ、6回まで無失点の粘投を展開。初回の一打で完全にインケツパワーを使い果たしたニックンのインケツぶりが復活するなど、2回以降、攻めあぐねていた巨人だったが、6回、小久保がレフトスタンドに28号ソロを叩き込み、1点を追加すると、7回にはこの日3つ目の併殺を食らって、二死走者なしとなった所で村田がレフト線へ二塁打。そして、西村が自らを助けるセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、3点目。完封も見えてきた西村だったが、8回、小野に6号ソロを叩き込まれて、ついに1点を献上。土壇場9回には2番手・久保が一死二、三塁のピンチを迎えると、宮出のサードゴロの間に1点を返され、1点差。しかし、ここで代わった林がリグスを打ち取り、西村にプロ初勝利を献上した。
甲子園:阪神9勝8敗
D  100000000  1
T  00303020×  8
勝:下柳11勝3敗
負:山本昌7勝7敗
本:
ゼブラ今岡23,24
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 連勝ストップで首位奪回ならず!
前夜、名手・川相のスーパープレイにより、会心の勝利を飾り、いよいよ勝てば首位奪回と言う所まで詰め寄ったと言うのに、落合監督はまたもや名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の中日は初回、一死から井端,立浪の連打で一、三塁とするも、T.ウッズの併殺崩れの間に1点を取るのが精一杯。先発・山本昌は立ち上がりから走者を背負い続ける苦しい投球。2回までは何とか踏ん張って来たが、3回、一死二塁からシーツに同点タイムリーを浴びると、二死後、ゼブラ今岡に23号2ランをぶち込まれて、勝ち越し点を献上。更に、5回には一死一、三塁のピンチを背負った所で無念のKO。しかし、2番手・鈴木が代わりばないきなりゼブラ今岡に2打席連続の24号3ランを叩き込まれて、6点目を献上。7回には4番手・小林がまたまたゼブラ今岡にタイムリー三塁打を浴びると、続く代打・浜中にはあっさり犠飛を許して、2失点。結局、名手・川相は悪夢のフル欠場に終わり、敗れるべくして敗れた中日は7連勝でストップし、首位奪回の好機をむざむざ逃してしまった。
横浜:横浜5勝9敗2分
C  003000004  7
YB 000100000  1
勝:デイビー5勝3敗
負:斎藤タカシ1勝3敗
本:
緒方19、末永2
 新井、先制2点タイムリー! デイビー、8回1失点の好投で5勝目!
2回まで押しまくりながら、あと一本が出ずにいた広島だったが、3回、一死から山崎,嶋の連打で二、三塁とすると、新井がライト前へタイムリーを放ち、2点を先制。更に、続く求道者・前田にもタイムリー二塁打が飛び出し、この回、3点。横浜は4回、一死からハマのスペランカーがヒットで出ると、倉の捕逸で二進。二死後、プロ初スタメンの藤田がレフト前へタイムリーを浴びせて、2点差。以降、試合は膠着状態に陥ったが、3−1の儘、迎えた土壇場9回、広島は緒方の19号2ラン,末永の2号2ランで4点を加え、試合を決定付けた。先発・デイビーは8回まで1点に抑える好投で5勝目をマークした。
GS神戸:偽バファローズ10勝8敗
L  000000001  1
Bs 00011000×  2
勝:JP13勝10敗
負:宮越3勝1敗
S:加藤5勝3敗2S
本:水口1、ブランボー16

 水口、今季初アーチが決勝弾! 偽バファローズ、連敗阻止で3位浮上!
0−0で迎えた4回、偽バファローズは先頭の水口がレフトスタンドへ今季初アーチを叩き込み、1点を先制すると、続く5回にはブランボーがレフトスタンドへ16号ソロを放り込み、2点目を追加。先発・JPは8回まで散発5安打無失点の好投を展開。しかし、完封目前の土壇場9回、一死満塁のピンチを作って、無念のKO。更に、代わった菊地原が礒?に押し出し四球を与えて、1点差となったものの、3番手・加藤が中島,田原と打ち取って、辛くもピンチ脱出。偽バファローズの連敗は5で止まり、再び西武と入れ替わりで3位に浮上した。