8月28日 甲子園:阪神10勝8敗 G 100001000 2 T 20010210× 6 勝:杉山7勝5敗 負:上原6勝11敗 本:キュラソ星人32、鳥谷6 ニックン、怒濤のチャンスブレイク! 上原、失意の5失点KO! 巨人は初回、清水,鈴木の連打で一、二塁とするも、ここで怒濤のチャンスブレイカー・ニックンはどん詰まりのピッチャーゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。しかし、続く小久保がレフト前へタイムリーを浴びせて、1点を先制。なおも、一、三塁のチャンスだったが、阿部がファーストゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、1点止まり。いきなり拙攻を見せつけられて、愕然とする上原はその裏、二死からシーツに痛打されると、続くキュラソ星人にレフトスタンドへ2試合連続となる32号2ランを運ばれて、あっと言う間に形勢逆転。2回にゲッツーでチャンスを潰した巨人は3回にも先頭の上原がエラーで出たものの、清水,鈴木が凡退。そして、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンもセンターへの凡フライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、上原は一塁に釘付け。4回には二死一、二塁の場面で村田がレフト前へ弾き返すも、一気に本塁を狙った二塁走者・マッスル千代の富士がキュラソ星人の好返球の前に憤死し、またも無得点。失意の上原はその裏、悠久の若虎・桧山にタイムリーを許し、3点目を献上。5回も清水がヒットで出るも、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンが無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど後続を断たれ、無得点に終わった巨人だが、6回、小久保の二塁打の後、マッスル千代の富士がセンター前へ弾き返して、ようやく2点目を追加。しかし、その裏、上原は矢野に2点タイムリーを浴びて、失意のKO。直後の7回、巨人は先頭の代打・江藤がヒットで出るも、清水,鈴木が悉く内野ゴロに打ち取られると、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンもどん詰まりのセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、結局、無得点。すると、その裏、2番手・岡島が鳥谷に左中間スタンドへ叩き込まれ、致命的な6点目を献上。阪神は7回からウィリアムス−久保田と繋ぐ必勝リレーを展開し、逃げ切った。 ナゴヤドーム:中日12勝5敗 C 000100000 1 D 00030000× 3 勝:中田4勝2敗 負:レイボーン2勝2敗 S:岩瀬1勝1敗37S 本:栗原10、森野7 森野、逆転7号3ランで6連勝! ルーキー・中田、1失点の好投で4勝目! 一気に首位阪神に詰め寄り、プレッシャーをかけたい状況だと言うのに、落合監督はまたもや名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・中田は3回に二死満塁のピンチを迎えるなど苦しい投球。それでも無失点で踏ん張ってきたが、4回、栗原から10号ソロを被弾し、ついに先制点を献上。しかし、その裏、中日は福留の四球,オチョアのヒットの後、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ7号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。この後、中日は6,7回と満塁のチャンスを悉く逃す大拙攻で重苦しいムードに包まれる。事態を重く見た落合監督は8回からようやく名手・川相を4番サードとして投入。堅実無比の守備力を誇る名手・川相の絶大な安心感に支えられた中田は川相に打球を集める頭脳的投球で広島打線を翻弄。土壇場9回には守護神・岩瀬が3人でピシャリと締めて、6連勝をマークした。 神宮:ヤクルト6勝6敗 YB 000100010 2 S 02000001× 3 勝:藤井8勝8敗 負:ハマのチンピラ7勝8敗 S:石井4勝3敗30S 本:リグス8 岩村、決勝タイムリーで3連勝! 藤井、8回2失点で8勝目! 2回、ヤクルトは先頭の宮出がメカゴジラのエラーで出ると、続くリグスがレフトスタンドへ8号2ランをぶち込んで、2点を先制。ヤクルト先発・藤井の前に3回までノーヒットの横浜は4回、小池,金城が連打を浴びせると、二死後、マイケルがセンター前に弾き返して、1点差。中盤は膠着状態に陥ったが、1−2の儘、迎えた8回、横浜はハマのチンピラがレフト前ヒットで自ら口火を切ると、石井タクローの犠打で二進。ここで小池がセンター前にタイムリーを浴びせて、ついに同点。しかし、その裏、ヤクルトは代打・土橋の四球,宮本の内野安打で一死一、三塁とすると、岩村がライト前へ勝ち越しタイムリー。最後は守護神・石井が締めて、3戦連続1点差で3タテを飾った。 札幌ドーム:日本ハム5勝13敗 H 010004100 6 F 21304000× 10 勝:ヒゲ入来6勝4敗 負:新垣6勝6敗 本:ミスタースナイパー1、木元16、金子3、バティスタ25 新垣、8失点KOの大乱調! ソフトバンク、41日ぶりの3連戦負け越し! 日本ハムは初回、ガッツのタイムリーで先制すると、更に、一、三塁となった所で稲葉の併殺崩れの間に2点目。2回に1点を返されるも、その裏、ミスタースナイパー・坪井が今季初アーチを放ち、再び2点差。更に、3回には一死一、二塁から木元が16号3ラン、5回には二死満塁から金子がプロ入り初となる3号グランドスラムと一発攻勢で大きく突き放した。ソフトバンクは終盤5点を返し、粘りを見せたが、届かず、7月17日以来となる3連戦負け越し。先発・新垣が8失点KOとなったのが、大きな誤算だった。 西武吹き抜けドーム:西武12勝7敗 E 010001000 2 L 50000030× 8 勝:帆足12勝6敗 負:ホッジス2勝12敗 本:中島9、ロペス10、フェルナンデス21、カブレラ33 前夜の沈黙から一転、初回5点の猛攻! 助っ人コンビ、とどめの連続弾! 前夜はオツが9回完全の投球を見せながら、まるで嫌がらせの様なゼロ行進で快挙を粉砕した西武打線だが、この日は初回、フェルナンデスのタイムリーで先制すると、更に、二死満塁の場面で中島がレフトスタンドへ9号グランドスラムをぶち込んで、これまたオツへの嫌がらせの様にいきなり大量5点をゲット。礒部が腰痛で登録抹消となり苦しい展開の悪の温床・楽天は直後の2回、初回に続いてまたもや無死一塁のチャンスをゲッツーで潰してしまうも、続くロペスが10号ソロ。6回にはこの試合4つ目のゲッツーを喫する間に2点目を追加。しかし、西武は7回、フェルナンデス,カブレラの連続アーチで3点を奪い、ダメ押し。投げては先発・帆足が6回まで2点に抑えると、7回からは正津−森−小野寺が1回ずつを無失点で切り抜けた。 千葉マリン:ロッテ11勝7敗 Bs 000000000 0 M 10010020× 4 勝:ジョニー黒木1勝0敗 負:本柳0勝1敗1S 本:サブロー11、李25、里崎10 ジョニー黒木、復活の無失点投球で今季初勝利! ロッテ、一発攻勢で3タテ! 約1年ぶりの先発となるジョニー黒木は初回、2安打を浴びながらも、無失点で切り抜けると、その裏、ロッテは西岡,堀,フクーラの3連打で1点を先制。4回には先頭のサブローがレフトスタンドへ11号ソロを叩き込み、2点目。ジョニー黒木は4回を除いて毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球ながらも、あと一本を許さない粘りの投球を展開。しかし、7回、二死一、二塁のピンチを迎えた所でついにKO。ここで代わった藤田は代打・水口をショートゴロに打ち取り、このピンチを脱出。すると、その裏、ロッテは李の25号ソロ,里崎の10号ソロと一発攻勢でダメ押し。最後は守護神・小林雅が締めて、完封リレーを達成。ジョニー黒木は1年ぶりの白星を手にした。 |