8月24日
横浜:横浜12勝5敗
G  000301021  7
YB 000000000  0
勝:マレン6勝7敗
負:土肥7勝8敗
本:
小久保24,25,26、ニックン14
 完全無策一発依存野球炸裂! 小久保、3打席連発で5打点!
破戒僧・清原,ローズ,マッスル千代の富士らの大砲がスタメンから消えても、一発に頼るしかない巨人は巨人キラー・土肥の前に3回までノーヒットと沈黙。一方、巨人先発・マレンも3回まで1安打に抑える好投を展開。0−0で迎えた4回、巨人は矢野の死球の後、ヘッポコバントをやらせて小フライでゲッツーを食らうよりはナンボか確率は高いだろうと悪太郎・堀内監督からエンドランを指示されたニックンが無茶振りでライト前に弾き返して、一、三塁。ここで不振に喘ぐ小久保が一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ24号3ランを叩き込み、3点を先制。6回には二死走者なしからまたも小久保が一発に賭けるしかないとばかりに2打席連続となる25号ソロを放ち、4点目。更に、8回には無茶振りで一発に賭けるしかないとばかりに14号ソロを叩き込んだニックンに続いて、小久保が一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ3打席連続となる26号ソロをぶち込み、試合を決定付けた。マレンは今季初完投初完封で6勝目。土肥の対巨人の連勝は8でストップした。
ひたちなか:ヤクルト5勝11敗
D  001000020  3
S  000000010  1
勝:朝倉5勝5敗
負:ゴンザレス2勝4敗
S:岩瀬1勝1敗34S
 井端、先制タイムリー含む5打席5出塁! 朝倉、1失点の好投で5勝目!
これ以上、首位阪神に引き離される訳にはいかない状況だと言うのに、またも落合監督は名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。指揮官への不信感を拭えない中日は初回一死一塁,2回、一死一、二塁のチャンスを悉く逃してしまう拙攻を展開。しかし、3回、一死から内野安打で出た荒木がゴンザレスの暴投で二進。ここで井端がセンター前へタイムリーを放ち、1点を先制。更に、この後、二死満塁とチャンスを広げたもののオチョアがピッチャーゴロに倒れて、三者残塁。この後も中日は5,6回にはゲッツー,7回には盗塁死でチャンスを潰してしまう。しかし、先発・朝倉は拙攻三昧の味方打線にもめげずに7回まで無失点の粘りの投球を展開。何とか朝倉の好投に報いたい中日は8回、一死一、三塁から福留のタイムリー,オチョアの犠飛で貴重な2点を追加。その裏から、落合監督は名手・川相をようやくサードの守備に投入。一死一、二塁のピンチに3番手・岡本は寿司職人ラミレスをサードゴロに打たせる頭脳的な投球を展開。ゲッツーでピンチ脱出と思いきや、これが川相の目の前でイレギュラー。素早くこれに反応して捕球した川相だが、体勢が崩れていた上、二塁へ送球する際、柔らかくなっていたグラウンドに足を取られてしまう。しかも、一塁走者・宮本が交錯したベースカバーに入った荒木は僅かに逸れたこの送球をキャッチ出来ず、この間に二塁走者・青木がホームイン。不運な偶然が重なったとは言え、川相にエラーが記録され、動揺を隠せない岡本は続く宮出を歩かせてしまうが、すぐに気を取り直し、続くリグスを川相の所へ打たせる頭脳的な投球で仕留めると、城石も打ち取り、1点だけで食い止める。土壇場9回には守護神・岩瀬が川相に打球を集める頭脳的投球でヤクルトの反撃を断ちきり、逃げ切った。
広島:広島5勝10敗
T  000010000  1
C  02000420×  8
勝:大島1勝0敗
負:福原7勝13敗
本:
求道者・前田20、ゼブラ今岡20、栗原9
 求道者・前田、先制20号2ラン! 大島、プロ初先発初勝利!
2回、広島は先頭の新井がライト前に痛打すると、続く求道者・前田がライトスタンドへ20号2ランを叩き込み、先取点をゲット。プロ初先発となる大島は4回までノーヒットと素晴らしい投球を見せていたが、5回、先頭のゼブラ今岡にライトスタンドへ20号ソロをぶち込まれ、1点を献上。突き放したい広島は6回、緒方のヒットと嶋の四球で二死一、二塁とすると、求道者・前田のタイムリー二塁打,栗原の9号3ランで一挙4点を追加。7回には新井のタイムリーでダメ押しの2点を追加。大島は7回途中で降板となったものの、リリーフ陣の援護を仰いで、プロ初勝利を飾った。
千葉マリン:ロッテ7勝7敗
H  001000100  2
M  100000000  1
勝:斉藤14勝0敗
負:渡辺俊13勝4敗
本:
ズレータ37
 ズレータ、決勝37号ソロ! 斉藤、1失点完投で無傷の14連勝!
開幕から無傷の13連勝を続けるソフトバンク先発・斉藤に対して、ロッテは初回、四球の堀を二塁に置いて、サブローがタイムリー二塁打を浴びせて、1点を先制。1点を追うソフトバンクは3回、ロッテ先発・渡辺俊から先頭の本間が二塁打で出ると、的場の犠打で三進。ここで大村がライトへ犠飛を打ち上げ、本間が同点のホームイン。1−1の儘、迎えた7回、ソフトバンクは二死走者なしからズレータに37号バックスクリーン弾が飛び出し、ついに勝ち越し。この1点を斉藤が完投で守りきり、14連勝をマークした。
西武吹き抜けドーム:西武6勝10敗
F  000000100  1
L  21111011×  8
勝:霊感投手・松坂10勝12敗
負:伊集院光の弟子・金村11勝9敗
本:フェルナンデス19、カブレラ32、細川7、中村18
、ガッツ30
 西武、あわや毎回得点の快勝! 霊感投手・落合、3年連続10勝目!
西武は初回、一死二塁からフェルナンデスの19号2ランで先制すると、2回にはまたもフェルナンデスがタイムリー。3回には高木浩のタイムリーで1点を加えると、4回にはカブレラ、5回には細川がそれぞれソロアーチを叩き込み、ここまで毎回の6点目。投げては先発の霊感投手・松坂が8回まで12三振を奪う快投を展開。9回は星野にマウンドを譲ったが、3年連続の2桁勝利に到達した。
FC宮城:悪の温床・楽天4勝12敗
Bs 000001000  1
E  00200020×  4
勝:岩隈8勝12敗
負:川越5勝7敗
 礒部、先制タイムリーで連敗ストップ! 岩隈、1失点完投で8勝目!
悪夢の連敗ロードを驀進中の悪の温床・楽天だが、連敗阻止を託されたエース・岩隈が3回まで1安打無失点の好投を展開。何とか岩隈を援護したい悪の温床・楽天はその裏、二死走者なしから吉岡が四球を選ぶと、山崎がヒットで繋いで一、二塁。ここで礒部がライト前へ弾き返して、吉岡が先制のホームイン。更に、鷹野が歩いて満塁となった所でトレーシーのサードゴロを塩崎がエラーし、この回、2点。偽バファローズは6回、二死一、二塁から阿部真のタイムリーでようやく1点を返すも、悪の温床・楽天は7回、鷹野のタイムリー二塁打,代打・ロペスの犠飛で貴重な2点を追加。3点のリードを貰った岩隈は最後まで投げきり、完投で8勝目。悪の温床・楽天の連敗は11でストップし、8月に入って、ようやく2度目の白星を手にした。