8月19日
第86回全国高校野球選手権:京都外大西10−8 駒大苫小牧6−5大阪桐蔭

東京ドーム:巨人7勝8敗
C  010000000  1
G  00200000×  2
勝:カリメロ9勝7敗
負:ロマノ4勝4敗1S
S:久保5勝3敗7S
本:
栗原8
 小久保、逆転2点タイムリー! カリメロ、45日ぶりの9勝目!
巨人の先発は1ヶ月以上白星が遠ざかっているカリメロ。これに対して、広島は2回、一死から栗原がライトスタンドへ8号ソロを叩き込み、1点を先制。その裏、二死一、二塁のチャンスを逃した巨人だが、続く3回、カリメロが最早、自分で出るしかないとばかりに執念の内野安打で出ると、続く清水も二塁打を浴びせて二、三塁のチャンス。しかし、矢野が浅いセンターフライに倒れると、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンは無茶振りでキャッチャーファールフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。チャンスは潰えたかに思われたが、ここで小久保がセンター前へ2点タイムリーを浴びせて、逆転に成功。白星に飢えているカリメロは自ら呼び込んだ勝ち越し点を守るべく、気迫のこもった投球で広島打線を翻弄。カリメロの力投に応えたい巨人打線だが4回以降は残塁を量産する拙攻三昧で膠着状態に突入。カリメロの後を継いで、8回からマウンドに上った久保は残り6人をパーフェクトに抑え込む好投で1点差を守りきった。カリメロは7月5日以来となる9勝目をあげた。

 左:投打に渡る活躍で9勝目をマークしたカリメロ
ナゴヤドーム:中日9勝3敗1分
YB 000000001  1
D  000000000  0
勝:斎藤タカシ1勝2敗
負:マルティネス5勝3敗
S:クルーン2勝1敗20S
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 好投・マルティネス見殺しの完封負け!
カモにしている巨人相手に徹底した川相幽閉策により、悪夢の負け越しを喫したにも拘わらず、落合監督はまたも名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。川相不在の影響により、中日は5回まで8残塁1併殺の大拙攻。味方の不甲斐ない攻撃に心を痛めながらも、8回まで散発4安打の力投を続けていた先発・マルティネスだったが、一向に川相を使おうとしない落合監督のオレ流大チョンボ采配に心身共に限界を迎えていた土壇場9回、先頭の石井タクローにレフト前に弾き返されると、小池に犠打と金城のライトフライで二死三塁のピンチ。ここでメカゴジラにタイムリー内野安打を許して、ついに先制点を献上。1点をリードした横浜はその裏から守護神・クルーンを投入する逃げ切りモード。これに対して、中日は一死後、代打・森野がヒットで出塁。ここで谷繁に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは渡辺。しかし、渡辺は簡単に2−0と追い込まれると、3球目も空振り。しかも、ここでスタートを切っていた代走・英智が二盗に失敗する最悪の三振ゲッツーでゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、敗れるべくして敗れた中日は今季7度目の完封負け。横浜先発・斎藤タカシは476日ぶりの白星となった。
神宮:ヤクルト8勝7敗
T  010000100  2
S  25102020× 12
勝:川島9勝8敗
負:下柳10勝2敗
本:
寿司職人ラミレス26、ゼブラ今岡19、小野2,3、畠山1
 中井美穂の旦那、登録抹消! 代役・小野、2発3安打5打点!
ヤクルト打線が序盤から怒濤の猛攻を見せ、快勝を収めた。まず初回、二死走者なしから岩村がヒットで出ると、寿司職人ラミレスが26号先制2ラン。直後の2回、ゼブラ今岡の19号ソロで1点差とされるも、その裏、7長短打で大量5点を奪い、阪神先発・下柳を早々とKO。3回には小野が2試合連続2号ソロを浴びせると、5回にはまたも小野が2打席連続2ランで10点目を叩き出し、試合を決定付けた。大量援護に守られた先発・川島は6回まで1失点に抑えて、お役御免。7回以降はリリーフ陣の援護を仰いで、9勝目をマークした。ヤクルトはこれで3連勝。
大阪ドーム:偽バファローズ5勝7敗
F  000012020  5
Bs 001010010  3
勝:ダルビッシュ3勝3敗
負:吉井6勝2敗
S:建山4勝4敗1S
本:稲葉10,11、ガッツ28

 21歳差対決、ダルビッシュが雪辱! 木元、決勝タイムリー!
40歳の吉井と19歳のダルビッシュ、実に21歳差の両先発が2度目の投げ合いとなったこの試合。先手を取ったのは偽バファローズ。3回ね先頭の日高がヒットで出ると、二死三塁となった所で後藤がセンター前へ先制タイムリー。5回に稲葉の10号ソロで追いつかれるも、その裏、ガルシアのタイムリーで再び勝ち越し。しかし、直後の6回、日本ハムは一死からミスタースナイパー,石本,の連打で吉井をKOすると、代わった菊地原がガッツが同点タイムリー。更に、二死後、木元もタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。8回にはガッツ,稲葉の連続タイムリーでダメ押しの2点を追加。偽バファローズはその裏、村松のタイムリーで1点を返したものの、最後は建山の前に反撃を断たれた。ダルビッシュは前回の対決の雪辱を果たし、3勝目。