8月17日
第86回全国高校野球選手権::京都外大西9−1樟南 鳴門工6−7駒大苫小牧

ナゴヤドーム:中日11勝4敗
G  000100000  1
D  02300000×  5
勝:朝倉4勝5敗
負:内海4勝8敗
本:
オチョア16、ピンキー井上8
 川相不在に怒りの一発攻勢! 朝倉、今季2度目の完投勝利!
前夜、名手・川相をピンチバンターとして後回しにして、フル欠場に追い込むと言う血迷ったとしか思えない落合監督のオレ流超特大チョンボ采配で屈辱的大惨敗を喫した中日。流石に懲りたかと思いきや、またも落合監督は名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の中日は初回から巨人先発・内海の連続四死球で無死一、二塁のチャンスを貰いながら、ゲッツーで潰してしまう拙攻を展開。しかし、続く2回、ヒットの福留を一塁に置いて、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにオチョアが左中間スタンドへ16号2ランを叩き込み、2点を先制。更に、この後、二死一、三塁のチャンスを作ったが、井端が倒れて二者残塁。続く3回には先頭の立浪がヒットで出るも、またもT.ウッズがゲッツーに倒れる最悪の展開。これでチャンスは潰えたに思われたが、福留の二塁打,オチョアの四球で一、二塁となった所でピンキー井上が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ8号3ランを叩き込み、内海はこの回限りでKO。直後の4回、巨人は先頭のニックンが無茶振りでどん詰まりのピッチャーゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮した後、小久保が二塁打。二死後、ガッツな貴公子・仁志がレフト前に弾き返して、ようやく1点。更に、川中がヒットで続いたものの、矢野が空振り三振に倒れて、二者残塁。巨人はこの後もヒットの走者を出しながら、後が続かず、一方、中日も巨人リリーフ陣の踏ん張りと川相不在によるタイムリー欠乏症がたたって、追加点を奪えない。一向に川相を起用しない事でナインの不信感は高まる一方とあって、流石にやばいと思ったか、落合監督は8回からようやく名手・川相をサードの守備に投入。広大無比な守備範囲と堅実無比の守備力を誇る名手・川相をバックに置く絶大な安心感に支えられた朝倉は残り2イニングをきっちり抑えて、今季2度目の完投て勝利を飾った。
大阪ドーム:阪神9勝5敗3分
YB 000000000  0
T  20000001×  3
勝:福原7勝12敗
負:土肥7勝7敗
S:久保田3勝4敗19S
 シーツ、先制タイムリー! 阪神、4投手で4安打完封リレー!
阪神は初回、いきなりシャア少佐,鳥谷,シーツの3連打で1点を先制すると、なおも、一、三塁の場面でキュラソ星人がセンターへきっちり犠飛を打ち上げて、この回2点。阪神先発・福原は立ち上がりから好調で3回まで1安打無失点の好投。4回に二死走者なしから連打と四球で満塁の走者を背負うも、村田を空振り三振を斬ってとり、ピンチ脱出。2回以降、毎回の様にヒットを浴びせながらも、あと一本が出ずにいた阪神だが、8回、先頭のシャア少佐が三塁打を浴びせると、続く鳥谷がレフト前にタイムリーを放ち、ダメ押しとなる3点目を追加。7回途中からウィリアムス−福原と繋いできた阪神は最後は久保田を投入する必勝リレーで完封勝利を収めた。
広島:広島6勝6敗
S  034000062 15
C  101200202  8
勝:ゴンザレス2勝3敗
負:小山田6勝11敗
本:
寿司職人ラミレス25、宮出7、リグス6,7、栗原6,7、宮本7、新井34
 ヤクルト、5発17点で打撃戦制す! リグス、2発4打点の活躍!
初回、新井のタイムリー二塁打で1点を先制されたヤクルトだが、直後の2回、寿司職人ラミレス,宮出,リグスと3連続アーチを浴びせて、一気に逆転。続く3回には二死一、二塁から宮出がタイムリーを放つと、続くリグスが2打席連続となる7号3ランを浴びせて、一挙4点を追加。大量6点のビハインドとなった広島だが、その裏、新井のタイムリーで1点を返すと、4回には一死満塁から山崎が2点タイムリー。そして、7回には栗原が6号2ランを浴びせて、ついに1点差と肉迫。しかし、直後の8回、ヤクルトは寿司職人ラミレスの振り逃げを皮切りに無死満塁とすると、代打・志田が今季初安打となる2点タイムリー。更に、二死後、再び満塁とした所で宮本がライトスタンドへプロ入り初となる7号グランドスラムをぶち込み、試合を決定付けた。ヤクルトは連敗を3でストップ。先発・ゴンザレスは5回4失点で降板となったが、打線の援護に恵まれて、2勝目をマーク。
福岡ドーム:ソフトバンク12勝2敗1分
Bs 100000020000  3
H  000012000000  3
本:
ホルベルト7
 ブランボー、値千金の同点二塁打! 両軍相譲らず、12回ドロー!
初回、偽バファローズは先頭の村松が二塁打で出ると、塩崎の犠飛で三進。ここで牧田がセンターへ犠飛を打ち上げ、1点を先制。偽バファローズ先発・スチュワートの前に4回まで僅か1安打と抑え込まれていたソフトバンクだったが、5回、ズレータ,ホルベルトの連打で一、三塁とすると、続く宮地もライト前に弾き返して、ズレータが同点のホームイン。この後、無死満塁とチャンスを拡大させながら、後続3人が倒れて無得点に終わるも、続く6回、二死一塁からホルベルトがライトスタンドへ2ヶ月ぶりとなる7号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。しかし、8回、偽バファローズは村松,牧田のヒットで一死一、二塁のチャンスを作り、ソフトバンク先発・和田をKO。そして、代わった吉武からブランボーが走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、一気に同点。試合はその儘、延長に突入するも、両軍共に決め手を欠き、12回規定で引き分けに終わった。
東京ドーム:日本ハム10勝5敗
E  000000001  1
F  02000011×  4
勝:伊集院光の弟子・金村11勝8敗
負:岩隈7勝12敗
本:青波の長瀬23
、吉岡9
 悪の温床・楽天、打線沈黙で8連敗! 岩隈、4失点完投も12敗目!
2回、二死満塁の大ピンチを切り抜けた日本ハムはその裏、青波の長瀬の二塁打,稲葉の死球の後、SHINJOが送って、二、三塁とすると、二死後、高橋信が左中間突破のタイムリー二塁打を浴びせて、2点を先制。3回以降、膠着状態に陥ったが、7回、日本ハムは青波の長瀬が2試合連続となる23号ソロを叩き込むと、8回にはガッツのタイムリーでダメ押し。悪の温床・楽天は9回に吉岡の9号ソロで完封を逃れるのが精一杯で8連敗。日本ハム先発・伊集院光の弟子・金村は7回無失点の好投で11勝目。
西武吹き抜けドーム:西武5勝10敗
M  000120411  9
L  000000001  1
勝:小林宏11勝5敗
負:霊感投手・松坂9勝12敗
本:
パスクチ7、サブロー9、礒?4
 ロッテ、12安打9点の猛攻で5連勝! 小林宏、自己最多の11勝目!
0−0で迎えた4回、ロッテは一死三塁から今江のタイムリーで均衡を破る先制点をゲット。続く5回には四球の里崎を二塁に置いて、西岡がライトオーバーのタイムリー三塁打を浴びせると、続くフクーラのサードゴロの間に西岡が返って、この回、2点。7回にはパスクチが2試合連続となる7号ソロを叩き込むと、更に、西岡,今江のタイムリーでこの回、4点を奪い、試合を決定付けた。先発・小林宏は9回、先頭の礒?に4号ソロを浴び、完封も完投も逃したが、自己最多となる11勝目。ロッテはこれで5連勝となった。