8月16日
第86回全国高校野球選手権:青森山田2−4東北 京都外大西4−0桐光学園
清峰1−4大阪桐蔭 宇部商11−2酒田南


ナゴヤドーム:中日10勝4敗
G  000110020  4
D  001000000  1
勝:春風亭半ケツ7勝6敗
負:山本昌6勝6敗
S:林2勝2敗9S
本:
谷繁10
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 落合監督、オレ流超特大チョンボ采配炸裂!
ナベツネの老人迫害指令により、実年齢ではなく、あくまで「ロートル揃いのチーム内における相対的な意味での若手」起用を図る巨人に対して、落合監督は最も巨人から恐れられている名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・山本昌に対して、巨人は初回、一死から矢野がヒットで出るも、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンが見逃し三振と進塁打すら打てないインケツぶりを遺憾なく発揮。続く小久保が四球で繋ぐも、阿部はレフトへ打ち上げて、二者残塁。一方、巨人先発・春風亭半ケツの前に2回まで無得点に抑え込まれていた中日は3回、先頭の谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ10号ソロを叩き込み、1点を先制。しかし、直後の4回、巨人は小久保,阿部の連打で一、三塁とすると、ガッツな貴公子・仁志の深いショートフライを井端が背走してキャッチしている隙に、小久保がタッチアップで本塁を陥れ、同点。更に、堀田もヒットで続いたものの、三浦,春風亭半ケツと倒れて、二者残塁。続く5回には一死から連打と四球で満塁とすると、阿部のセカンドゴロゲッツー崩れの間に勝ち越し点をゲット。1点を追う中日は7回、一死から谷繁がライト前ヒットで出塁。ここで山本昌に代わり、いよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、出て来たのはボンジュール大西。川相を使わない以上、強攻策なのかと思いきや、何とボンジュール大西は送りバントを敢行。この犠打は成功したものの、バント1つで球場全体の空気を変え、相手チームに計り知れない精神的ダメージを与え、味方チームを上昇ムードに乗せる川相をピンチバンターとしてすら後回しにする落合監督の不可解な采配に釈然としない荒木はセンターへ打ち上げてしまい、谷繁は二塁に釘付け。直後の8回、巨人は2つの四球で二死一、二塁のチャンス。ここで中日は2番手・遠藤から高橋聡にスイッチするも代打・江藤に対して、カウント1−3となった所で、落雷の影響により球場の照明の一部が消えてしまい、ここから38分間に渡って中断。長々と中断されて、すっかり肩が冷えてしまったか、高橋聡は再開直後の1球ボールを投げただけで江藤を歩かせ満塁とすると、続く清水にセンター前へ弾き返されて、2点を献上。巨人は土壇場9回にも無死二塁のチャンスを作るも、ここで代打・亀井がヘッポコバントを連発し、結局、スリーバント失敗で三振に倒れると、阿部が敬遠されて一、二塁となった所でガッツな貴公子・仁志がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。その裏、中日は抑えの林の前に簡単に二死を取られると、ピンキー井上が川中のヘッポコ悪送球で出たものの、谷繁は空振り三振に終わり、万事休す。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わったばかりか、ピンチバンターとしてすら後回しにする落合監督のオレ流超特大チョンボ采配が炸裂した影響により、敗れるべくして敗れた中日と首位阪神とのゲーム差は2と広がってしまった。
大阪ドーム:阪神8勝5敗3分
YB 000100000000  1
T  000100000000  1
本:
金城8
 両軍合わせて29残塁の大拙攻で延長12回ドロー!
0−0で迎えた4回、横浜は先頭の金城がレフトスタンドへ8号ソロを叩き込み、均衡を破るも、その裏、阪神は二死一、二塁とチャンスを掴むと、藤本がライト前へタイムリーを放ち、すかさず同点。その後もハマのチンピラ,井川の両先発の投げ合いが続き、1−1の儘、試合は延長に突入した。横浜は10回一死二、三塁,11回二死一、二塁,12回にも一死一、二塁と再三勝ち越しのチャンスを掴みながら、あと一本が出ず。一方、阪神も11回に一死満塁とサヨナラの場面でシーツ,キュラソ星人の3,4番が打ち取られる有様。結局、両軍決め手に欠けた儘、12回規定でドローに終わった。
広島:広島6勝5敗
S  001002000  3
C  20100300×  6
勝:大竹7勝8敗
負:河端2勝5敗
S:ベイル2勝0敗14S
 緒方、決勝2点タイムリー! 永川、2回完全の好リリーフ!
広島は初回、一死満塁のチャンスを掴むと、城石のタイムリーエラーで2点を先制。初回一死一、二塁、2回二死一、二塁と悉くチャンスを逃してきたヤクルトだったが、3回、二死三塁から寿司職人ラミレスのタイムリー内野安打でようやく1点。しかし、その裏、広島は新井がタイムリーを放ち、再び2点差。2点を追うヤクルトは6回、一死から2本のヒットと死球で満塁のチャンス。ここで大竹の暴投とボークでタナボタの2点を獲得し、試合は振り出しに。追いつかれた広島はその裏、一死一塁から栗原,代打・野村の連打で満塁とすると、二死後、緒方,山崎と連続タイムリーを浴びせて、一気に3点を勝ち越し。7回からは永川が2イニングを無安打4三振と完璧な投球を見せると、9回から登板の守護神・ベイルも3人でピシャリと締めて、逃げ切り。先発・大竹に7勝目がついた。ヤクルトはこれで3連敗。
福岡ドーム:ソフトバンク12勝2敗
Bs 000002000  2
H  20120000×  7
勝:斉藤13勝0敗
負:JP11勝10敗
本:
松中39
 松中、先制39号2ラン! 斉藤、8回2失点で無傷の13連勝!
ソフトバンクは初回、二死走者なしからバティスタがセンター前へ弾き返すと、続く松中がライトスタンドへ39号2ランを放り込み、2点を先取。松中は3回にもタイムリーを放つと、4回には一死一、二塁から的場が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、5点目。更に、5回には無死二、三塁からズレータがセンター前へ2点タイムリー。ソフトバンク先発・斉藤は5回まで散発3安打無失点と危なげのない投球を展開。8回まで投げて、失点は川崎のエラーによる2点だけに抑え、間柴(日本ハム)以来、24年ぶりとなる開幕13連勝を飾った。偽バファローズは4連敗で再び借金生活に逆戻り。
東京ドーム:日本ハム9勝5敗
E  200000000  2
F  30001011×  6
勝:武田1勝0敗
負:朝井1勝3敗
本:
山崎19、青波の長瀬22
 朝井、4回4失点KOで7連敗! 武田、2年ぶりの白星!
初回、山崎の19号2ランで先制された日本ハムだが、その裏、一死から連続四球で一、二塁とすると、青波の長瀬がライトスタンドへ22号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。5回には一死からまたも連続四球でチャンスを掴むと、稲葉がタイムリーを浴びせて、4点目。この後も日本ハムは7,8回にも1点ずつ加点。先発・立石は4回で降板となったものの、5回から小刻みな継投で追加点を許さず、リードを守りきった。2番手として2回無失点に抑えた武田は2年ぶりに勝利投手に。悪の温床・楽天はこれで7連敗となった。
西武吹き抜けドーム:西武5勝9敗
M  101300102  8
L  001000021  4
勝:渡辺俊13勝3敗
負:河原2勝10敗
本:パスクチ6、カブレラ31
 渡辺俊、自己最多の13勝目! ロッテ、打線爆発で4連勝!
初回、ロッテは先頭の小坂が三塁打を浴びせると、一死後、フクーラのライトファールフライでタッチアップし、先制のホームイン。3回にはパスクチが6号ソロを叩き込み、2点目。その裏、片岡の犠飛で1点差とされるも、直後の4回、無死一、二塁から今江,李の連続タイムリーで3点を追加。7回には一死一、三塁から堀のタイムリーでダメ押しの6点目。西武は終盤3点を返し、完投目前の渡辺俊をKOする粘りを見せたものの、最後は藪田に後続を断ち切られた。ロッテはこれで4連勝。渡辺俊はあと一人と言う所で完投を逃したものの、自己最多となる13勝目をマークした。