8月12日
第86回全国高校野球選手権:樟南13−4花巻東 高陽東4−2土岐商
鳴門工6−0丸亀城西 国士舘0−3青森山田


東京ドーム:巨人6勝7敗
T  2000000200  4
G  0002011001× 5
勝:久保5勝3敗6S
負:久保田3勝3敗18S
本:
鳥谷5、ガッツな貴公子9、キュラソ星人27、ニックン12
 林、痛恨の同点被弾! 好投・カリメロ、またも白星消滅!
川相不在の中日を撃破し、勢い付く阪神は初回、巨人先発・カリメロに対し、先頭のシャア少佐がヒットで出ると、続く鳥谷が5号2ランを叩き込み、2点を先制。その裏、相変わらず、完投する気ゼロの下柳に対して、二死一、二塁のチャンスを逃した巨人は続く2回、一死一塁から今季初めて一軍に昇格した原がライト前に弾き返して、一、二塁。しかし、カリメロがキャッチャー前へヘッポコバントをかまし、ゲッツーに倒れる最悪の展開。2−0の儘、迎えた4回、巨人は一死二塁からガッツな貴公子・仁志が最早、一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ9号2ランを叩き込み、同点に追いつくと、6回には一死二塁から阿部がタイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。7回にはニックンの犠飛で1点を追加。8回から早くも抑えの林を投入して、逃げ切り体勢を図るも、二死からシーツに痛打されると、続くキュラソ星人にライトスタンドへ3試合連続となる同点27号2ランをぶち込まれ、カリメロの白星は消滅。延長10回、巨人3番手・久保に対して、阪神は二死一、三塁と絶好のチャンスを掴むも、ここで前の打席で同点弾を放っているキュラソ星人が空振り三振に倒れて、二者残塁。その裏、同点ながら久保田を投入してきた阪神だったが、一死から、インケツぶりを発揮しながら、美味しい所はかっさらう悪運の持ち主・ニックンが無茶振りでレフトスタンドへ12号ソロを放り込み、サヨナラ勝ちを収めた。

 左:林の痛恨の被弾により、久々の白星を粉砕されたカリメロ
広島:広島4勝8敗
D  002100310  7
C  031001000  5
勝:遠藤1勝0敗
負:ロマノ4勝3敗1S
S:岩瀬1勝1敗32S
本:
オチョア15、高橋光3
 代打・高橋光、逆転3号3ラン! 遠藤、タナボタの今季初白星!
名手・川相を悪夢のフル欠場に追い込み、首位阪神に連敗を喫したと言うのに、学習能力がないのか、落合監督はまたも名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・マルティネスは2回、石原,ロマノ,緒方と3連続タイムリーで3点を献上する苦しい立ち上がり。直後の3回、立浪の2点タイムリーで1点差として貰うも、その裏、二死一、三塁のピンチを迎えた所であえなくKO。更に、代わった鈴木がいきなりボークを犯して、4点目を献上。その後、1点ずつ取り合って迎えた7回、最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日は一死からピンキー井上,柳沢と連打を浴びせると、ここで代打・高橋光が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ3号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。続く8回にはオチョアのタイムリーで貴重な1点を追加。その裏からようやく名手・川相がサードの守備に投入されると、堅実無比の守備力を誇る名手・川相の絶大な安心感に支えられ、霊感投手・落合−高橋聡が3人でピシャリ。9回には守護神・岩瀬が名手・川相に打球を集める頭脳的投球を見せ、広島の反撃を断ちきった。3番手・遠藤は今季初勝利。
横浜:横浜4勝4敗
S  031020000  6
YB 000010002  3
勝:川島8勝8敗
負:セドリック7勝5敗
S:石井2勝2敗28S
本:
岩村20、寿司職人ラミレス24、村田20
 青木、またまた4安打の固め打ち! 川島、8回1失点で8勝目!
2回、ヤクルトは一死一、二塁から相川のタイムリーエラーで1点先制すると、更に、青木が2点タイムリーを浴びせて、この回、3点。続く3回には岩村の20号ソロで1点を加えると、5回には寿司職人ラミレスに24号2ランが飛び出して、6点目。横浜はその裏、川島の暴投でようやく1点。ヤクルトはその後も攻めまくったが、6回以降8残塁と言う拙攻ぶりで追加点をあげられず、6−1の儘、土壇場9回へ突入。この回から代わった吉川に対して、横浜は一死一塁から村田が20号2ランを叩き込むと、続く相川もヒットで繋ぎ、守護神。石井を引っ張り出したが、反撃もここまで。石井の前に代打・リトル万永くん,石井タクローと内野ゴロに仕留められ、あと一歩及ばなかった。

札幌ドーム:日本ハム2勝12敗
H  013010000  5
F  010010000  2
勝:佐藤2勝0敗1S
負:ダルビッシュ2勝3敗
S:馬原6勝5敗15S
本:
ズレータ33、青波の長瀬21
 ズレータ、決勝33号3ラン! ダルビッシュ、プロ最短3回KO!
日本ハム先発・ダルビッシュは初の中5日登板の影響から立ち上がりから制球が定まらず、2回には無死一塁から連続四球で満塁のピンチを迎えると、一死後、的場に押し出し四球を与えて、先制点を献上。その裏、小田のタイムリーで同点として貰うも、直後の3回、無死一、二塁からズレータに勝ち越し33号3ランを運ばれて、この回限りで無念の降板。ソフトバンクは5回にも二死一、二塁とチャンスを掴むと、鳥越がセンター前へタイムリーを放ち、5点目。その裏、青波の長瀬に21号ソロが出て、
再び3点差となるも、6回以降は膠着状態。5−2の儘、迎えた土壇場9回、日本ハムは抑えの馬原に対して、二死一、二塁と一発が出れば同点と言うチャンスを掴んだが、最後は小谷野が見逃し三振に倒れて、万事休す。ソフトバンクは先発・田之上が4回途中で降板となったものの、リリーフ陣が好投。3番手の佐藤に今季2勝目がついた。
GS神戸:偽バファローズ6勝5敗
M  610022000 11
Bs 020010000  3
勝:セラフィニ7勝3敗
負:スチュワート0勝3敗
本:パスクチ3、堀2、フランコ15

 ロッテ、16安打11点の猛攻! 偽バファローズ、5連勝でストップ!
ロッテが序盤から怒濤の猛攻を展開。まず初回、二死一、二塁から今江,サブロー,フランコの3連続タイムリーの後、パスクチに3号3ランが飛び出して、いきなり大量6点を先取。続く2回には堀の2号ソロで1点を追加。その裏、的山,塩崎の連続タイムリーで2点を失うも、5回、フランコが15号2ラン,6回には今江が2点二塁打を放ち、ダメ押しの11点目。いつも味方打線の貧打に泣かされてきた先発・セラフィニだが、珍しく大量リードを貰った事に気を良くし、7回3失点と先発の役目を果たすと、8回から登板の山崎も残り2回を無難に締めて、逃げ切り。偽バファローズの連勝は5でストップした。
FC宮城:悪の温床・楽天7勝7敗
L  202201100  8
E  200000000  2
勝:宮越2勝0敗
負:山村2勝6敗
本:
カブレラ28,29
 カブレラ、決勝弾含む2発4打点! 宮越、今季初先発で2勝目!
初回、一死満塁からベンちゃんの2点タイムリーで先制した西武だが、その裏、二死満塁のピンチを迎えると、野田が痛恨の2点タイムリーエラーをかまし、むざむざ同点にしてしまう始末。追いつかれた西武は3回、無死一塁からカブレラが28号2ランを叩き込み、勝ち越すと、続く4回にもカブレラに2打席連続29号2ランが飛び出して、4点のリード。更に、6回にはベンちゃんのタイムリー内野安打で1点を加えると、7回には高木浩の犠飛でダメ押しの8点目。先発・宮越は5回を自責点0の2失点に抑えると、6回からは正津−小野寺がパーフェクトリリーフを展開し、悪の温床・楽天との対戦成績を五分に戻した。悪の温床・楽天はこれで4連敗。