8月9日
第86回全国高校野球選手権:旭川工0−6済美 清峰4−2愛工大名電
宇部商7−4新潟明訓 静清工8−5江の川


FC宮城:巨人4勝9敗
YB 000000000  0
G  00000100×  1
勝:春風亭半ケツ6勝6敗
負:アゴくら7勝5敗
S:林2勝2敗8S
 破戒僧・清原、ササキ様引退登板に号泣! 春風亭半ケツ、執念の無失点投球!
早くも優勝を諦めたのか、横浜は引退を控えるササキ様を破戒僧・清原に対してワンポイントリリーフさせる為だけに、すぐ引っ込めて構わない秦を先発起用。秦が投げている間に打ち込んでしまえばいいものを巨人は初回、一死二塁の場面でニックンが無茶振りでセカンドへの凡フライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮すると、士気を削がれた小久保もセカンドへ打ち上げて、清水は二塁に釘付け。続く2回、先頭の阿部がヒットを放ち、破戒僧・清原を迎えた所で横浜は当初の予定通り、秦を降ろして、ササキ様を投入。こちらも負ければ最下位の危機に立たされていると言うのに、破戒僧・清原は打席に立ちながら、ひたすら涙を流し、全盛期の勢いが見る影もない130km台の甘い速球に半ば意図的に追い込まれた挙げ句、最後は外角に大きく逸れるクソボールのフォークを空振り三振し、結局、公式戦ではササキ様から1度としてヒットを打てず仕舞い。これでお役御免となったササキ様に代わり、本来の先発予定だったアゴくらが登場。これに対して、続くガッツな貴公子・仁志が四球を選んで、一、二塁とするも、右肩治療の為、強制的に登録抹消されたローズに代わり、スタメンに抜擢された矢野がファーストフライに倒れると、春風亭半ケツもサードゴロに終わり、二者残塁。3回以降も残塁を量産する拙攻三昧を繰り広げていた巨人だったが、6回、小久保,阿部の連打と破戒僧・清原の四球で無死満塁とすると、ガッツな貴公子・仁志が三遊間をしぶとく破り、ようやく1点を先制。なおも無死満塁と追加点のチャンスだったが、矢野,春風亭半ケツ,清水と倒れて、三者残塁。巨人先発・春風亭半ケツは拙攻三昧の味方打線に辟易としながらも、2回から8回までノーヒットに抑える完璧な投球を展開。8回裏、巨人は二死一、二塁のチャンスに完封ペースの春風亭半ケツを下げてまで、代打・江藤を起用するも、江藤はサードへの平凡なゴロに倒れて、二者残塁。またもチャンスを逃した巨人だったが、9回からマウンドに上がった林ば無難に締めて、完封リレーを達成し、連敗を4でストップさせた。
ナゴヤドーム:中日7勝6敗
T  212020000  7
D  00109001× 11
勝:鈴木3勝1敗
負:井川10勝5敗
S:山井1勝5敗1S
本:
シーツ15,16、オチョア14、T.ウッズ27
 中日、大量9点の猛攻で大逆転! 首位阪神に0.5差と肉迫!
首位阪神との直接対決だと言うのに、落合監督はまたも名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・山本昌は初回、いきなりシーツに15号2ランを浴びて、先制点を許すと、2回には関本にタイムリー二塁打を許し、3点目を献上。更に、3回にはシーツに2打席連続の16号ソロを放り込まれると、キュラソ星人には二塁打,ゼブラ今岡にもタイムリーを浴びて、早くもKO。5回には2番手・鈴木が2つのエラー絡みで2点を失い、7点目。井川相手に6点にビハインドとなったものの、最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日はその裏、井川のタイムリーエラーいて、1点を返し、なおも一死一、三塁の場面でT.ウッズがタイムリー内野安打。二死後、オチョアがライトスタンドへ14号3ランを叩き込むと、森野,谷繁,ボンジュール大西の3連打でついに同点。更に、橋本の暴投で労せずして勝ち越すと、荒木の三塁打,鳥谷のエラーで10点目。8回にはT.ウッズが3試合連続となる27号ソロを叩き込み、ダメ押し。6回からマウンドに上がった3番手・山井は丁寧な投球で阪神打線を翻弄。8回からは名手・川相がサードの守備に入ると、川相に打球を集める頭脳的投球を展開するなど、4イニングを無失点に抑える好リリーフでプロ初セーブをマーク。これで中日は首位阪神に0.5差と詰め寄った。
神宮:ヤクルト6勝5敗
C  010001100  3
S  02000300×  5
勝:ガトームソン6勝4敗
負:大竹6勝8敗
S:石井2勝2敗26S
本:
求道者・前田18、ラロッカ15、緒方15
 ガトームソン、投打に渡る活躍で6勝目! 広島、3発いずれもソロで空砲に!
2回、求道者・前田の18号ソロで先制した広島だったが、その裏、先発・大竹が3連続四死球の一人相撲で満塁のピンチを作ると、投手のガトームソンに2点タイムリーを浴びて、逆転を許してしまう。1点を追う広島は6回、ラロッカの15号ソロで同点とするも、その裏、ラロッカの野選,東出のタイムリーエラー等、内野陣の拙守により、3点を失い、再び勝ち越し点を献上。直後の7回、緒方の15号ソロで2点差と詰め寄ったものの、反撃もここまで。ヤクルトはこれで3連勝。ガトームソンはソロ3発を浴びたものの、危なげのない投球で6勝目。
西武吹き抜けドーム:西武7勝5敗
H  600003000  9
L  000003000  3
勝:斉藤12勝0敗
負:河原2勝9敗
本:
松中38、ズレータ31
 松中、先制38号3ラン! 斉藤、無傷の開幕12連勝!
ソフトバンクは初回、一死から川崎がヒットで出るも、続くバティスタはセンターへのフライ。しかし、これを小関がまさかの落球。拾い物のチャンスに松中がライトスタンドへ38号3ランを叩き込んで先制。更に、ズレータ,ホルベルト,宮地,本間と4連打を浴びせて、いきなり6点をゲット。6回にはズレータに31号3ランが飛び出して、試合を決定付けた。先発・斉藤は6回に集中打を浴びて3点を失ったものの、大量リードに守られて、開幕12連勝を飾った。
GS神戸:偽バファローズ9勝3敗
E  011000010  3
Bs 10600000×  7
勝:JP11勝9敗
負:ラス3勝8敗
本:塩崎3
、山崎17
 北川、決勝タイムリーで3連勝! JP、2年ぶりの2桁勝利!
塩崎の3号先頭打者アーチで先制された悪の温床・楽天は直後の2回、山崎の17号ソロであっさり追いつくと、続く3回にはまたも山崎がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。しかし、その裏、偽バファローズは先頭の阿部真が二塁打を浴びせると、日高の犠打で三進。ここで塩崎のキャッチャーゴロが野選となり同点とすると、一死一、二塁となった所で北川がレフト前へタイムリーを浴びせて、勝ち越し。更に、この後、大西,下山のタイムリー等で4点を加え、この回、大量6点のビッグイニングを形成。先発・JPは尻上がりに調子を上げていき、悪の温床・楽天打線を翻弄。8回にゲッツー崩れの間に1点を返された所で降板したものの、菊地原−香月と繋いで逃げ切り、3連勝。
千葉マリン:ロッテ10勝5敗
F  000000202002  6
M  000103000000  4
勝:建山4勝4敗
負:山崎1勝2敗1S
S:横山1勝4敗12S
本:
青波の長瀬19
 小田、起死回生の同点打! ミスタースナイパー、決勝タイムリー!
0−0で迎えた4回、ロッテは二死走者なしからパスクチが内野安打で出ると、続くフランコがタイムリー二塁打を浴びせて、1点を先制。6回にはヨン様のエラーを皮切りに二死一、二塁のチャンスを掴むと、李が走者一掃のタイムリー三塁打。更に、サブローもレフト前に弾き返して、3点を追加。ロッテ先発・小林宏の前に6回まで1安打と沈黙していた日本ハムだったが、7回、先頭の青波の長瀬が19号ソロを放ち、反撃の狼煙を上げると、木元,稲葉と連続二塁打を浴びせて、2点差。土壇場9回には守護神・小林雅に対して、稲葉,小田がタイムリーを放ち、ついに同点。試合はその儘、延長にもつれ込むと、ラストイニングとなった12回、日本ハムは一死満塁からミスタースナイパー・坪井がレフト前へ弾き返して、勝ち越しに成功。更に、この後、ガッツの併殺崩れの間に1点を加え、ダメ押し。その裏は守護神・横山が締めて、熱戦に終止符を打った。