8月7日 第86回全国高校野球選手権:別府青山2−7東北 秋田商6−8遊学館 近江8−9桐光学園 聖光学院11−0佐賀商 ササキ様、今季限りでの現役引退を正式表明! この日、ササキ様が横浜スタジアム内で記者会見を行い、「先日(3日)球団にユニフォームを脱ぎたいと伝えた。オールスター明けまでに自分の納得出来るピッチングが出来なかったら、と思っていて、それで腹を決めた。横浜に帰ってからの2年間は成績も挙げられず、ファンには申し訳ない」と今季限りでユニフォームを脱ぐ事を正式に表明した。立て続けにリリーフ失敗し、戦線離脱したにも拘わらず、複数年契約だからと破格の年俸を一文たりとも返上する事なく、非難囂々だった昨年から再起を賭けた今シーズンだが、開幕から不安定極まりなく、0勝3敗4S、防御率9.53と言う壊滅的な内容で4月22日に右肘痛を理由にシーレックスへ無償トレード。不振を極めていた間、野球そっちのけで榎本加奈子とイチャついていた事が発覚し、かつての求心力は完全に失墜。しかも、キャンプ時からササキ様よりストッパーにふさわしいと高い評価を受けていたクルーンが快速球を連発し、一躍スターダムにのし上がった事により、最早、ササキ様の居場所はどこにもなくなっていたのは誰の目にも明らかで、球団側から三行半を叩き付けられる前に自分から申し出た模様だ。ここまでの日本通算成績は43勝38敗252Sで高津のセーブ日本記録まで8と迫っているが、更新は難しそうだ。 神宮:ヤクルト8勝6敗 G 000100000 1 S 02000020× 4 勝:藤井7勝6敗 負:桑田0勝4敗 S:石井2勝2敗25S 桑田、好投報われず4敗目! 寿司職人ラミレス、勝利を呼ぶインチキ捕球! 巨人は久々に1番に復帰した清水が初回、いきなりヒットで出るも、続く堀田がサード前にまともに転がしてしまうヘッポコバントをかまして、清水は二塁で封殺。更に、ここで怒濤のチャンスブレイカー・ニックンは無茶振りでサードへのどん詰まりのゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、二死二塁。続く小久保は四球を選んで、一、二塁となったものの、ローズはレフトへの凡フライに終わり、二者残塁。一方、巨人先発・桑田に対して、ヤクルトは2回、リグス,土橋が四球を選んで二死一、二塁とした所で藤井,青木と連続タイムリーを放ち、2点を先制。2点を追う巨人は3回、二死からニックンが歩いた所で小久保の打球はレフトフェンスを直撃。しかし、これをフェンスに跳ね返った直後にキャッチし、高々とグラブを掲げる寿司職人ラミレスの姑息なアピールに騙された審判はダイレクトキャッチのジャッジ。悪太郎・堀内監督の抗議も通らず、結局、この回、無得点。続く4回には一死から阿部,破戒僧・清原の連打で一、二塁。しかし、ここでガッツな貴公子・仁志はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開…と思いきや、土橋が一塁へ大悪送球を犯し、ボールが転々とする間に阿部がタナボタのホームイン。5回にはヒットの清水を堀田が送って、一死二塁とするも、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンは無茶振りでセンターへ凡フライを打ち上げる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮すると、小久保もライトフライに倒れて、清水は二塁に釘付け。何とか桑田を勝たせたい巨人は6回、ローズの内野安打,阿部の四球で無死一、二塁のチャンス。しかし、破戒僧・清原,ガッツな貴公子・仁志と倒れて、二死一、三塁。ここで桑田はついに代打を出されてしまうも、代わった江藤がしつこく粘った末に四球を選び、満塁。しかし、清水はファーストへの凡ゴロに倒れて、三者残塁となり、またしても桑田の今季初勝利はお預け。すると、その裏、2番手・シコースキーが2つの四球でピンチを作った挙げ句、宮本に走者一掃のタイムリー三塁打を浴びて、致命的な2点を献上。最後は石井に締められて、巨人は4連敗で最下位・広島に0.5差と詰め寄られた。 横浜:横浜2勝9敗1分 D 01100030101 7 YB 10100100300 6 勝:平井4勝2敗1S 負:吉川0勝1敗 S:内村P1S 本:金城7、小池14、T.ウッズ26 名手・川相、勝利を呼ぶバスター! 内村P、来日初セーブ! この日も懲りずに名手・川相をベンチに干す落合監督のオレ流大チョンボ采配が炸裂。失意の先発・野口は初回、石井タクロー,金城と痛打され、一死一、二塁のピンチを迎えると、メカゴジラにタイムリーを浴び、早くも先制点を献上。直後の2回、中日はピンキー井上の犠飛で追いつくと、続く3回にはT.ウッズのタイムリーで勝ち越しに成功。しかし、その裏、横浜は金城の7号ソロであっさり追いつくと、6回には小池がレフトスタンドへ14号ソロを放り込み、再び勝ち越しに成功。最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日は7回、二死走者なしから井端がライト前に弾き返すと、続く立浪のタイムリー二塁打で同点のホームイン。更に、T.ウッズが歩いた後、福留,オチョアに連続タイムリーが飛び出して、2点を勝ち越し。名手・川相は8回からサードの守備に登場。堅実無比の守備力を誇る名手・川相の絶大な安心感に支えられながら、高橋聡−岡本が0点で切り抜けると、土壇場9回にはT.ウッズがダメ押しの26号ソロ。しかし、その裏、満を持して登板の守護神・岩瀬に対して、横浜はマイケル,村田と立て続けにセンター前へ弾き返すと、二死後、石井タクローが歩いて、満塁。ここで小池もセンター前へ弾き返して、1点差と詰め寄ると、続く金城もライト前へ同点タイムリー。鉄壁を誇る川相の広大な守備範囲を悉く避けまくる横浜の徹底した攻撃により、試合は延長に突入した。迎えた10回裏、一死一、二塁とサヨナラのピンチを迎えた7番手・平井だったが、ここで名手・川相の所へ打たせる頭脳的投球でゲッツーを完成させ、ピンチ脱出。11回、中日は実際には2,3番ながら、実質上1,2番も同然の井端,川相と続く最高の打順。川相に繋げば必ず何とかしてくれるとばかりに井端は食らいつくバッティングでしぶとくセンター前に弾き返して、無死一塁。ここで登場した川相は誰もがバントと予想する状況下、落合監督は意表をついてバスターを指示。あらゆる作戦に対応出来、無為な凡打を殆ど打たない川相の職人芸により、激しく叩き付けられた打球が高く弾んでいる間に井端は二塁を陥れ、実質上、犠打を決めたのと同じ結果が生まれると、続く渡辺が川相の作ったチャンスを無駄にする訳にはいかないとばかりにセンター前へ弾き返し、井端が勝ち越しのホームイン。その裏からマウンドに上がった8番手・内村Pが横浜の反撃を断ちきり、来日初セーブ。川相効果で見事に勝利を収めた中日はこれで首位阪神に1.5差と詰め寄った。 松山:阪神9勝4敗 C 000200101 4 T 001000000 1 勝:デイビー4勝3敗 負:杉山5勝5敗 S:ベイル2勝0敗13S 本:新井31、栗原4 求道者・前田、逆転2点タイムリー! 阪神、3カード連続負け越し! 0−0で迎えた3回、阪神は先頭のシャア少佐が内野安打で出ると、すかさず二盗に成功。二死後、キュラソ星人がレフト前に弾き返して、1点を先制。しかし、直後の4回、広島は東出,嶋が連打を浴びせると、一死二、三塁となった所で求道者・前田がレフト前へ2点タイムリーを放ち、逆転に成功。7回には新井に31号ソロを叩き込むと、土壇場9回には栗原が4号ソロを放って、ダメ押しの4点目。投げては先発・デイビーが6回1失点の好投を見せると、横山−永川と繋いで、最後はベイルが締めて、逃げ切った。阪神はこれで3カード連続の負け越し。 FC宮城:悪の温床・楽天3勝13敗 H 101000001 3 E 01100300× 5 勝:有銘2勝3敗 負:新垣4勝5敗 本:山崎16 山崎、決勝16号3ラン! 有銘、2試合連続完投勝利! ソフトバンクは初回、二死走者なしからバティスタのヒット,松中の四球で一、二塁とした所でホルベルトがセンター前へタイムリーを放ち、先制。更に、続く宮地もライト前に弾き返すも、一気に本塁を狙った松中が刺されて、1点止まり。1点を追う悪の温床・楽天は2回、佐竹の犠飛で同点。3回にホルベルトの犠飛で勝ち越されるも、その裏、すかさず吉岡の犠飛で追いつくと、5回には二死二、三塁から山崎がレフトスタンドへ16号3ランを叩き込み、勝ち越しに成功。尻上がりに調子を上げる悪の温床・楽天先発・有銘に対して、ソフトバンクは土壇場9回、二死走者なしから代打・荒金の四球,山崎のヒットで一、二塁とすると、大村がライト前へタイムリーを浴びせて、2点差。なおも一、三塁と言う場面だったが、ここで二盗を仕掛けた大村が憤死して、ゲームセット。有銘は2試合連続の完投勝利でチームの連敗を5でストップさせた。 札幌ドーム:日本ハム8勝5敗 L 030500000 8 F 040001301× 9 勝:建山3勝4敗 負:豊田3勝1敗16S 本:礒?3、高橋信5、青波の長瀬18、稲葉9、ガッツ27 日本ハム、一発攻勢で逆転勝ち! ガッツ、27号サヨナラアーチ! 2回、片岡のタイムリー等で3点を先制された日本ハムはその裏、田中幸の犠飛で1点を返すと、ここから5連打で一気に3点を加えて、西武先発・帆足をKO。逆転して貰った日本ハム先発・ヒゲ入来だったが、4回、一死から礒?の3号で追いつかれると、更に、連続四球で一、二塁のピンチを迎えた所でKO。ここで代わった2番手・井場に対して、西武はカブレラ,ベンちゃん,フェルナンデスと3連続タイムリーを浴びせて、この回、大量5点。4点を追う日本ハムは6回に高橋信の5号ソロ,7回に青波の長瀬の18号2ラン,稲葉の9号ソロと一発攻勢で同点。勢いづく日本ハムは土壇場9回、FAで出て行く気満々の西武守護神・豊田に対して、いきなり先頭のガッツがバックスクリーン横へ27号ソロを叩き込み、サヨナラ勝ち。豊田は今季初黒星となった。 千葉マリン:ロッテ5勝7敗 Bs 022000010 5 M 001000000 1 勝:加藤5勝3敗1S 負:小野7勝4敗 本:日高1 6投手の継投策がズバリ! 日高、今季初アーチがダメ押し弾! 偽バファローズは2回、連打とエラーで無死満塁のチャンスを掴むと、大西が押し出し死球を食らって、労せずして1点を先制。更に、続く平野のファーストゴロの間に1点を加え、この回、2点。続く3回には一死から4連打を浴びせて、2点を追加。ロッテはその裏、堀のタイムリーで1点を返し、3点差。4回以降膠着状態となり、4−1の儘、終盤へ突入。迎えた8回、偽バファローズは日高の今季初アーチが飛び出し、貴重な5点目を追加。先発・加藤は3回KOとなったが、その後、5投手を繰り出す小刻みな継投が見事に決まり、ロッテの反撃を断ちきった。6番手・加藤に5勝目がついた。 |