8月5日

神宮:ヤクルト6勝6敗
G  000000000  0
S  11000002×  4
勝:川島7勝8敗
負:カリメロ8勝7敗
本:
宮本6、リグス3
 川島−石井で散発3安打完封リレー! ヤクルト、投打噛み合い3位浮上!
破戒僧・清原を19年ぶりに7番へ降格させた悪太郎・堀内監督の政策が脆くも裏目に出て、チームの雰囲気は険悪この上ない巨人。このとげとげしいムードはベテランの先発・カリメロをもってしても如何ともしがたく、初回、宮本に6号ソロを浴びて、先制点を許すと、2回にはリグスに3号ソロを叩き込まれて、2点目を献上。3回以降も毎回安打を浴びながらも追加点を許さない必死の防戦を繰り広げるカリメロだったが、肝心の味方打線はヤクルト先発・川島の前に7回まで僅かに1安打に抑え込まれる体たらく。0−2の儘、迎えた8回、巨人は二死からガッツな貴公子・仁志がレフト前へ弾き返すも、カリメロの代打・江藤は空振り三振に倒れて、仁志は一塁に釘付け。その裏、2番手・岡島が先頭の岩村に痛打されると、代わったミアディッチも一死後、連打を浴びて、満塁のピンチ。ここで中井美穂の旦那・古田にセンター前へ弾き返されて、致命的な2点を献上。ダメ押し点を貰った。9回からは抑えの石井がも無難に抑えて、完封リレーを達成。8回零封の川島は1ヶ月ぶりの7勝目。ヤクルトはこれで3位へ浮上した。
 左:粘りの投球も打線の援護なく7敗目のカリメロ

横浜:横浜2勝7敗1分
D  100003005  9
YB 022001002  7
勝:霊感投手・落合2勝1敗
負:クルーン2勝1敗17S
S:岩瀬1勝1敗30S
本:
メカゴジラ12、ハマのスペランカー22、福留17、村田19
 土壇場9回、福留、劇的決勝満塁弾! クルーン、悪夢の5失点KOで初黒星!
川相を使って始まった連勝を川相を干して止め、川相を干して始まった連敗を川相を使って止めたと言う事実を目の当たりにしても、落合監督は懲りずに川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。初回に併殺打の間に1点を先制した中日だが、失意の先発・人斬り抜刀斎は2回、相川に同点打を浴びると、石井タクローにもタイムリー二塁打を許して、勝ち越し点を献上。続く3回にはメカゴジラ,ハマのスペランカーと連続アーチを叩き込まれる始末。3点ビハインドとなった中日だが、最後まで諦めない川相スピリットを発揮し、6回、無死満塁からピンキー井上のセカンドゴロの間に1点を返すと、続く谷繁が走者一掃の2点二塁打を放ち、一気に同点。しかし、その裏、金城の犠飛で再びリードを許し、人斬り抜刀斎はこの回限りで無念の降板。4−5の儘、迎えた土壇場9回、横浜は守護神・クルーンを投入する必勝体勢。しかし、最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日は一死から代打・渡辺が四球を選ぶと、荒木のヒット,井端の四球で満塁のチャンス。ここで立浪がライトへ犠飛を打ち上げ、代走・英智が同点のホームイン。更に、T.ウッズが敬遠されて再び満塁となった所で福留がレフトスタンドへ17号グランドスラムを叩き込み、一気に4点を勝ち越して、クルーンをKO。その裏、ようやくサードの守備の名手・川相が登場。川相擁する鉄壁の内野陣を突破するのは困難極まりないと察知した横浜は一発に賭けるしかないとばかりに今季初登板の石川賢(ダイナミックプロ)からハマのスペランカーがライトオーバーの二塁打を浴びせると、一死後、村田がレフトスタンドへ19号2ランを叩き込み、2点差。しかし、横浜の反撃もここまで。ここで代わった守護神・岩瀬は堅実無比の守備力を誇る名手・川相の絶大な安心感に支えられ、川相に打球を集める頭脳的投球で後続を断ち切り、今季30セーブ目をマーク。クルーンの初黒星,連夜の満塁被弾と言う悪夢の様な展開で敗れた横浜はヤクルトと入れ替わりで4位へ転落した。
FC宮城:悪の温床・楽天2勝12敗
H  000120221  8
E  000310010  5
勝:フェリシアーノ2勝1敗
負:吉田2勝2敗1S
S:馬原6勝5敗12S
本:
バティスタ23
 大村、逆転2点タイムリー! バティスタ、とどめの23号ソロ!
序盤は0−0の静かな展開だったが、中盤から一転して点の取り合いに。まず4回にソフトバンクがバティスタのタイムリーで先制すると、その裏、悪の温床・楽天は鷹野の2点二塁打と高須の犠飛で3点を返し、逆転。直後の5回、ソフトバンクが稲嶺,代打・本間の連続タイムリーで追いつくと、その裏、悪の温床・楽天は山崎のタイムリーで再び勝ち越し。しかし、ソフトバンクは7回、二死二、三塁から大村がセンター前へ2点タイムリーを放ち、逆転に成功。これで流れを引き寄せたソフトバンクは8回には男・田口,鳥越の連続タイムリーで2点を加えると、9回にはバティスタがダメ押しの23号ソロ。最後は馬原が悪の温床・楽天の反撃を断ちきった。7月は勝ち越しを決めた悪の温床・楽天だが、8月に入って4連敗と未だに白星がない状態だ。

千葉マリン:ロッテ5勝5敗
Bs 020000000  2
M  00201000×  3
勝:高木1勝0敗
負:黒騎士3勝10敗
S:小林雅2勝1敗22S
 小野、2回途中で危険球退場! 緊急登板・高木、粘りの好投で今季初白星!
ロッテ先発・小野は2回、一死から後藤にヒットを浴びると、続く塩崎の頭部に死球を食らわせ、危険球退場。緊急登板となった2番手・高木に対して、偽バファローズはブランボー,日高と連続タイムリーを浴びせて、2点を先制。2点を貰った偽バファローズ先発・黒騎士だが、3回一死一塁から西岡に初安打を許すと、堀にタイムリーを浴び、更に、自らのボークで同点とされる大チョンボ。更に、5回には無死一塁からまたも堀にセンターへ弾き返されると、これに松田さんのエラーが加わり、一塁走者・西岡に勝ち越しのホームを許す始末。緊急登板の高木は3回以降、粘りの投球で偽バファローズの反撃を断ちきると、6回途中からは山崎−藪田を挟んで最後は守護神・小林雅が締めて、今季5度目の5連勝た。高木は今季初勝利。