8月3日

広島:広島7勝6敗
G  032300000  8
C  020020201  7
勝:春風亭半ケツ5勝6敗
負:レイボーン0勝1敗
S:林2勝2敗7S
本:
ニックン11、阿部20、嶋17、ラロッカ14、キムタク2
 連夜の打線爆発、連夜の投壊! 巨人、薄氷踏む勝利で連敗脱出!
投手陣の壊滅により、報われなかったとは言え、打線組み替えが久々に奏功した巨人。この日は体調不良の鈴木がスタメンから外れたものの、絶好調の堀田を2番に抜擢した。0−0で迎えた2回、巨人は四球のローズを一塁に置いて、無茶振りが多少は許される7番に入ったニックンが例によって無茶振りでレフトスタンドへ前日から3打数連続となる11号2ランを叩き込み、2点を先制すると、更に、二死一、二塁となった所でスタメン起用に燃える堀田がレフト前へタイムリーを放ち、この回3点。しかし、その裏、春風亭半ケツは栗原のタイムリー二塁打等で2点を失い、1点差。直後の3回、二死満塁の場面で打席に入った春風亭半ケツは失ったばかりの2点を取り返すセンター前への2点タイムリー。4回にはエラーで貰ったチャンスにローズの犠飛と阿部の20号2ランで3点を追加。しかし、6点差つけても安心出来ないのが今年の巨人。5回に嶋にバックスクリーンへ17号2ランをぶち込まれると、7回には2番手・チョコがラロッカに14号2ランを浴び、6点目を献上。そして、土壇場9回には抑えの林がいきなり先頭のキムタクに7号ソロを叩き込まれて、1点差。前夜の悪夢再現か…と言う不吉極まりない展開だったが、後続3人が立て続けに放った外野への飛球はいずれもスタンドには届かず、巨人は連敗を5でストップさせた。
ナゴヤドーム:中日8勝5敗
S  200000200  4
D  000000200  2
勝:ゴンザレス1勝2敗
負:朝倉3勝4敗
S:石井2勝2敗24S
本:
T.ウッズ22
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 中日、打線沈黙で1ヶ月ぶりの連敗!
破竹の連勝が止まった原因が名手・川相を悪夢のフル欠場に追い込んだ事だと微塵も気付いていないのか、この日も落合監督は名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・朝倉は初回、いきなり3安打を浴びて、一死満塁のピンチを迎えると、宮出にセンター前へ弾き返されて、2点を献上。一方、今季初先発となるゴンザレスに対して、中日は初回、先頭の荒木がヒットで出て以来、6回まで1本のヒットも打てない有様。2−0の儘、迎えた7回、31試合無失点を続けていた2番手・高橋聡が寿司職人ラミレスの犠飛等で2点を失い、4点差。その裏、中日はT.ウッズが22号2ランをぶち込んで2点差と追い上げるも、後が続かず。8回以降も川相の使い所をむざむざ逃してしまう落合監督のオレ流大チョンボ采配が炸裂。結局、またもや名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた中日は散発4安打と打線沈黙で連敗を喫した。
横浜:横浜5勝7敗2分
T  000000012  3
YB 20100030×  6
勝:ハマのチンピラ5勝7敗
負:福原5勝12敗
本:
小池13
 不吉な死のロード! 阪神、11残塁の拙攻で4連敗!
死のロードを黒星スタートと嫌なムードの阪神は初回、3四死球で満塁と絶好のチャンスを掴むも、スペンサーが空振り三振に倒れて、三者残塁。すると、その裏、先発・福原がいきなり先頭の石井タクローに二塁打を浴びると、続く小池に13号2ランをぶち込まれて、先制点を献上。小池は3回にも犠飛を打ち上げて、3点目を追加。横浜は更に、7回に二死満塁の場面で金城が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、ダメ押しの3点を追加。ハマのチンピラの前に7回まで0点に抑え込まれていた阪神は8回に矢野のタイムリー内野安打でようやく1点を返すと、9回にはシャア少佐,キュラソ星人のタイムリーで3点差まで追い上げたものの、いかんせん反撃が遅過ぎ、これで4連敗となった。
福岡ドーム:ソフトバンク11勝2敗
F  010000000  1
H  20200010×  5
勝:和田10勝7敗
負:伊集院光の弟子・金村9勝8敗
本:
大村7,8、青波の長瀬17、松中36
 大村、先制&ダメ押し弾! 和田、12K完投で3年連続2桁勝利!
大村の7号先頭打者アーチで先制したソフトバンクは更に、ズレータのタイムリーで1点を加え、この回、2点。2回に青波の長瀬に17号ソロを浴び、1点差とされるも、3回、主砲・松中に36号2ランが飛び出して、突き放す。7回には大村のこの日2本目となる8号ソロで貴重なダメ押し点を追加。投げては先発・和田が日本ハムを散発4安打12三振と言う付け入る隙を与えない投球を見せ、完投で入団以来3年連続となる10勝目をマークした。
GS神戸:偽バファローズ9勝7敗
L  201020001  6
Bs 011000002  4
勝:霊感投手・松坂9勝10敗
負:川越3勝6敗
本:カブレラ26
、後藤7、ブランボー13
 カブレラ、先制26号2ラン! 霊感投手・松坂、6回降板も9勝目!
西武は初回、カブレラの26号2ランで2点を先制。偽バファローズは2回に後藤の7号ソロで1点差。両軍1点ずつ加えて、3−2で迎えた5回、西武はフェルナンデスの走者一掃のタイムリー二塁打が飛び出し、2点を追加。中盤は膠着状態となったが、土壇場9回、西武は礒?のタイムリー二塁打で貴重な1点を追加。粘る偽バファローズは抑えの豊田からブランボーの13号2ランで2点差と追い上げたが、後続を断たれて、ゲームセット。先発の霊感投手・松坂は6回で降板となったが、リリーフを仰いで9勝目をあげた。
千葉マリン:ロッテ8勝3敗1分
E  220000002  6
M  30050510× 14
勝:久保9勝1敗
負:岩隈7勝10敗
 ロッテ、連夜の打線大爆発! 岩隈、8失点KOで10敗目!
初回、鷹野のタイムリーで2点を先制した悪の温床・楽天だが、その裏、エラーで作ったピンチに橋本,今江と連続タイムリーを許して、あっさり逆転を許す。しかし、直後の2回、二死一、二塁から高須の2点二塁打で再逆転。4−3で迎えた4回、ロッテは井上の2点タイムリーでまたも逆転を果たすと、西岡もタイムリーを放ち、岩隈をKO。更に、代わった河本組長からフクーラの犠飛,橋本のタイムリーで2点を加え、この回、一気に5点。勢いづいたロッテは6回にも大量5点を加え、試合を決定付けた。先発・久保は7連勝で9勝目。

 7月の月間MVP発表!
この日、7月の月間MVPが発表された。セ・リーグは破竹の連勝で首位阪神を猛追した中日勢が独占。投手部門は4戦全勝で驚異の防御率0.61を記録した人斬り抜刀斎が昨年8月以来6度目の受賞。打者部門は本塁打こそ3本に留まったが、リーグトップの打率.378とシュアなバッティングを見せたT.ウッズが2年ぶり2度目の受賞となった。一方・パ・リーグの投手部門は無傷の4連勝で、防御率1.74と安定した投球を見せたオツ(西武)が3年ぶり、パ・リーグの投手としては最多タイとなる4度目の受賞。打者部門はリーグトップの10本塁打に加え、打率.369、打点19と昨年の三冠王らしい活躍でチームを引っ張る松中(ソフトバンク)が昨年5月以来4度目の受賞となった。