8月2日

広島:広島7勝5敗
G  20005110201  12
C  31401002002× 13
勝:田中1勝0敗
負:ジョーベ博士0勝1敗
本:
川中3、小久保23、嶋16、栗原2、ローズ26、新井30、ニックン9,10、石原2
 上原、屈辱夢の8失点KO! 6点差跳ね返すも悪夢のサヨナラ負け!
清水と阿部がスタメンに復帰し、膝を痛めた打率最下位の破戒僧・清原がスタメン落ち。ファーストには川中が2番で入り、ニックンが7番に降格と多少はマシなオーダーを組んできた悪太郎・堀内監督。しかし、それにも拘わらず、一発に頼るしかない巨人は初回、スタメン抜擢に燃える川中の3号,小久保の23号と2発のソロアーチで2点を先制。しかし、先発・上原が大乱調。その裏、嶋に16号3ランをぶち込まれ、簡単に逆転を許すと、2回には栗原から被弾。3回には4連打を浴びて、早くもKO。6点を追う巨人は5回、ラロッカのタイムリーエラー,小久保のタイムリー内野安打で2点を返すと、ローズが26号3ランをぶち込んで、1点差。しかし、その裏、広島は新井がリーグ一番乗りとなる30号ソロを放ち、突き放す。直後の6回、巨人はゲッツー崩れの間に1点を返すと、7回、ここまで3打席全て走者のいる場面で悉くセカンドゴロに倒れる怒濤のチャンスブレイクでインケツパワーを充電させたニックンが無茶振りでライトスタンドへ9号ソロをぶち込み、ついに同点。8回にラロッカの2点タイムリーで勝ち越されるも、土壇場9回、前の打席で珍しくインケツパワーを使いきらずにいたニックンが無茶振りで2打席連続の同点10号2ランを叩き込み、試合は延長に突入。10回、一死満塁の危機を辛くも切り抜けた巨人は11回、一死から阿部がヒットで出ると、インケツパワーを放出しきったニックンが四球を拾う悪運の強さを見せつけ、更に、ガッツな貴公子・仁志がセンター前に弾き返して満塁。ここで途中出場ながら、既に3安打を放っている堀田がセンターへ犠飛を打ち上げ、ついに勝ち越しに成功。これで決まったかに思われたが、その裏、悪夢が訪れる。この回から代わった今季初登板となる7番手・ジョーベ博士は先頭の新井に痛打されると、森笠には簡単に犠打を許して、一死二塁のピンチ。ここで今季僅か1ホーマーの石原にバックスクリーン左へ2号逆転2ランを叩き込まれて、サヨナラ負け。打線のテコ入れが奏功し、5発20安打と当たりを取り戻したものの、それを見事に帳消しする投壊により、くたびれ儲けの試合を演じた巨人は5連敗。最下位転落の足音がヒタヒタと迫ってきている。尚、一時は勝ち越し点を献上した広島8番手・田中にタナボタのプロ入り初白星が転がり込んだ。
ナゴヤドーム:中日8勝4敗
S  201000200  5
D  001000100  2
勝:ガトームソン5勝4敗
負:山本昌6勝5敗
S:石井2勝2敗23S
本:
ガトームソン1
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 中日、破竹の連勝11でストップ!
40年ぶりの12連勝を目指す気が毛頭ないのか、落合監督はまたも名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・山本昌は初回、一死から連打で一、二塁のピンチを背負うと、寿司職人ラミレスに走者一掃のタイムリー二塁打を許して、2点を献上。更に、3回には中井美穂の旦那にタイムリーを浴びて、3点目。劣勢ながら、最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日はその裏、井端のタイムリーでようやく1点を返すも、尻上がりに調子を上げていた山本昌が7回、よりにもよって投手のガトームソンから痛恨の被弾。これでリズムを崩したか、この後、二死一、二塁のピンチを迎えた所で宮出にタイムリーを浴びて、5点目を献上。突き放された中日だが、その裏、先頭の福留が三塁打を浴びせると、一死後、ピンキー井上がセンター前に弾き返して、福留が生還。更に、谷繁がヒットで繋ぎ、ここでいよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは高橋光。しかし、高橋光は空振り三振に倒れると、落合監督のオレ流大チョンボ采配に士気を削がれた荒木も空振り三振に倒れて、二者残塁。8回には井端,立浪が連続四球を選ぶも、T.ウッズが最悪のゲッツーに倒れて、無得点。9回には一死からピンキー井上に代わり、ついに名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは渡辺。しかし、渡辺はあえなく空振り三振に倒れると、落合監督のオレ流特大チョンボ采配に士気を削がれた谷繁もピッチャーゴロに終わり、ゲームセット。徹底的に川相を後回しにする落合監督のオレ流超特大チョンボ采配により、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた事により、中日の連勝は11でストップした。
横浜:横浜4勝7敗2分
T  000002000  2
YB 00030000×  3
勝:アゴくら7勝4敗
負:井川10勝4敗
S:クルーン2勝0敗17S
 不吉な死のロード開幕! 井川、5回KOで2ヶ月ぶりの3連敗!
3回まで阪神は2併殺4残塁,横浜も1併殺4残塁といずれも拙攻三昧を繰り広げていたが、4回、横浜は一死満塁からアゴくらが押し出し四球を選び、タナボタの先制点をゲット。更に、続く石井タクローがライト前へ2点タイムリーを放ち、この回、3点。阪神は6回、二死一塁からゼブラ今岡,スペンサーの連続タイムリーが飛び出し、1点差。しかし、7回途中からホルツ−ゲーリー川村−クルーンと繋ぐ横浜の継投の前に無安打に抑え込まれ、あと一歩及ばなかった。死のロード開始早々に嫌な負け方を喫した阪神は6月2日以来の3連敗。
福岡ドーム:ソフトバンク10勝2敗
F  200001000  3
H  00000400×  4
勝:斉藤11勝0敗
負:横山1勝4敗11S
S:馬原6勝5敗11S
本:
ズレータ30
 ズレータ、30号逆転グランドスラム! 斉藤、無傷の11連勝!
SHINOが右手小指痛で二軍落ちとなった日本ハムだが、初回、10連勝中の斉藤に対して、青波の長瀬のタイムリー等で2点を先制すると、6回には高橋信がタイムリーを放ち、3点のリード。5回まで無失点投球を続けていた先発・立石から、6回、惜しげもなく井場にスイッチしたヒルマン監督だが、これが大誤算。先頭の大村にヒットを許し、続く川崎はゲッツーに仕留めたものの、バティスタに二塁打,松中に四球を許して、KO。代わった3番手・横山もJ.マッケンジーを歩かせて満塁とすると、ここでズレータにレフトスタンドへの30号グランドスラムを叩き込まれて、一気に形勢逆転。8回からは吉武,9回から馬原と繋ぐ必勝リレーで1点のリードを守りきった。斉藤はこれで無傷の11連勝となった。
GS神戸:偽バファローズ9勝6敗
L  000000001  1
Bs 20000000×  2
勝:JP10勝9敗
負:河原2勝8敗
S:大久保1勝0敗20S
本:
ベンちゃん22
 北川、先制2点タイムリー二塁打で4連勝! JP、2年ぶりの10勝目!
初回、偽バファローズは一死から平野がヒットで出ると、二死後、ガルシアのセカンドゴロを片岡がエラーし、二、三塁。ここで北川がタイムリー二塁打を浴びせて、2点を先制。先発・パウエルは8回途中まで無失点の好投でマウンドを降りると、菊地原を挟んで、最後は大久保を投入する必勝リレー。これに対して、西武はベンちゃんの22号ソロでようやく1点を返したものの、フェルナンデス,代打・礒?と連続三振に倒れて、万事休す。大久保はこれで20セーブ目。JPは2年ぶりとなる2桁勝利に到達した。
千葉マリン:ロッテ7勝3敗1分
E  010000000  1
M  08000430× 15
勝:小林宏10勝5敗
負:ラス3勝7敗
本:
トレーシー5、里崎7
 ロッテ、19安打15点の猛攻! 小林宏、12K完投で10勝目!
2回、トレーシーの5号ソロで先制されたロッテだが、その裏、無死満塁のチャンスを掴むと大塚がセンター前へ2点タイムリーを放ち、あっさり逆転に成功。更に、西岡がヒットで繋ぎ、再び満塁となった所で堀の併殺崩れの間に3点目。更に、フランコ,ベニー松山,里崎,今江と4連打を浴びせて、この回、大量8点のビッグイニングを形成。早くも試合を決定付けたロッテは終盤にも7点を追加。投げては先発・小林宏が12三振を奪う好投を展開し、1失点完投で10勝目をあげた。