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7月31日 東京ドーム:巨人3勝10敗 D 000031000 4 G 000000100 1 勝:野口3勝4敗 負:マレン5勝6敗 S:岩瀬1勝1敗28S 本:小久保22 2番ショートの聖域からニックンを外したものの、ヒットメーカーの阿部,清水を欠き、打率最下位を激しく争う破戒僧・清原,ローズに頼らざるをえない状況に全く機能しない巨人打線。一方、落合監督も名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行し、両軍共にゼロ行進を続ける重苦しい試合展開。破戒僧・清原は2回の走塁で足を痛めて、2試合連続序盤でベンチに引っ込む体たらくで0−0の儘、試合は中盤へ突入。迎えた5回、中日は一死から谷繁が歩くと、野口の送りバントを小田が二塁へヘッポコ悪送球をかまし、一、三塁。荒木は倒れたものの、井端が粘った末に右中間を破る走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、2点を先制。更に、続く立浪も一、二塁間を破って、3点目。6回には一死三塁から谷繁が見事にスクイズを決めて、貴重な1点を追加。中日先発・野口の前に6回まで四球を2つ選んだだけのノーヒットに抑え込まれていた巨人は7回もニックンが無茶振りで空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮するなど、簡単に二死。しかし、ここで小久保がレフトスタンドへチーム初安打となる22号ソロを叩き込み、ようやく1点。一向に川相を投入しようとしない落合監督のオレ流大チョンボ采配につけ込み、続く8回にも無死一、二塁のチャンス。しかし、小田は空振り三振に倒れると、代打・川中はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点。そして迎えた土壇場9回、名手・川相がようやくサードの守備に入ると、守護神・岩瀬は一死から連打を浴びるも、川相がバックにいると言う絶大な安心感から全く慌てる事なく小久保,ローズと内野ゴロに仕留めて、逃げ切り。これで中日は6年ぶりの11連勝。一方、敗れた巨人は4連敗となった。 甲子園:阪神7勝7敗 S 000000101 2 T 000010000 1 勝:五十嵐2勝1敗4S 負:藤川4勝1敗 S:石井2勝2敗22S 本:スペンサー7、リグス2 阪神先発・杉山は走者を出しながらも、要所を締める粘りの投球で5回まで無失点。一方、ヤクルト先発・藤井の前に5回二死までパーフェクトに抑え込まれていた阪神だが、ここでスペンサーがライトスタンドへ7号ソロを叩き込み、1点を先制。1点を追うヤクルトは7回、二死一、二塁からダブルスチールで二、三塁とすると、代打・ユウイチがセンター前へ弾き返して、三塁走者・リグスが同点のホームイン。更に、二塁走者の中井美穂の旦那・古田も一気に本塁をついたものの憤死し、同点止まり。1−1で迎えた土壇場9回、阪神は3番手として藤川を送り込むも、これに対して、二死走者なしからリグスがレフトスタンドへ2号ソロを放り込み、勝ち越しに成功。その裏、ヤクルトは守護神・石井を投入して、逃げ切りに成功。藤川に今季初黒星がつき、阪神は15カードぶりに負け越しを喫した。 広島:広島7勝4敗2分 YB 000011001 3 C 10201101× 6 勝:デイビー3勝3敗 負:斎藤タカシ0勝2敗 本:ラロッカ13、小池12、新井29 雨で開始が30分程、遅れて始まったこの試合、先手を取ったのは広島。初回、二死一塁からラロッカがセカンドへの内野安打を放つと、この際、リトル万永くんの送球が逸れてボールが転々とする間に、一塁走者・嶋が一気に本塁を陥れる好走塁で1点を先制。3回には二死一塁からまたもラロッカが左中間スタンドへ13号2ランを叩き込み、3点目。この後、2点ずつ取り合って迎えた8回、広島は新井に3試合連続の29号ソロを放ち、ダメ押しの6点目。9回から投入した守護神・ベイルがリトル万永くんにタイムリーを浴び、なおも一、二塁と一発が出れば同点のピンチを背負ったものの、金城をピッチャーゴロに打ち取り、逃げ切り。先発・デイビーは2失点の好投で3勝目。 福岡ドーム:ソフトバンク6勝7敗 M 605000010 12 H 000100100 2 勝:渡辺俊11勝3敗 負:新垣4勝4敗 本:大塚4、松中35、ズレータ29、初芝1 渡辺俊が投げれば打線が爆発のジンクスが復活。ロッテは初回、二死満塁から橋本のタイムリーで2点を先制すると、更に、李のタイムリー二塁打,大塚の4号3ランで一挙6点。3回には5長短打で5点を奪い、早くも11−0と試合を決定付けた。渡辺俊は大量リードをバックに強力ソフトバンク打線を翻弄。松中,ズレータからソロアーチ2本を浴びただけの危なげない投球を見せ、完投で11勝目をマークした。 帯広:日本ハム6勝5敗 Bs 004000400 8 F 110100004 7 勝:香月3勝0敗 負:ヒゲ入来4勝4敗 本:稲葉8、田中幸4、松田さん5、ガルシア11、ガッツ26 2点を先制された偽バファローズは4回、2つの四球とエラーで無死満塁のチャンスを掴むと、ガルシアが2点タイムリー二塁打を浴びせて、同点。更に、一死二、三塁の場面で北川が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に逆転に成功。1点差で迎えた7回には松田さん,ガルシアの一発等で4点を追加。粘る日本ハムは土壇場9回、劇団ヒチョリの犠飛等で2点を返すと、更に、代わった7番手・加藤からミスタースナイパーが痛打した後、ガッツがライトスタンドへ26号2ランをぶち込んで、1点差。しかし、反撃もここまで。青波の長瀬はは空振り三振に倒れて、ゲームセット。2番手・香月に3勝目がついた。 西武吹き抜けドーム:西武6勝7敗 E 100102000 4 L 000000000 0 勝:有銘1勝3敗 負:涌井1勝6敗 本:トレーシー4 西武先発・涌井は簡単に二死を取る上々の滑り出し…と思いきや、ここから連続四球で一、二塁とすると、鷹野にライト前へタイムリーを浴びて、先制点を献上。先制した悪の温床・楽天は4回にはトレーシーに4号ソロが飛び出し、1点を追加。6回には二死満塁から沖原がセンター前へ2点タイムリーを浴びせて、4点目。投げては先発・有銘が尻上がりに調子を上げる投球で西武打線を翻弄し、プロ初勝利を初完封で飾った。 |