7月28日

東京ドーム:巨人5勝7敗
T  090000000  9
G  001000000  1
勝:安藤5勝5敗
負:マレン5勝5敗
本:矢野11、キュラソ星人23、ゼブラ今岡17、十川孝1
 魔の2回、マレン、悪夢の9失点KO! 安藤、プロ初完投で5勝目!
福原のお情け投球に救われただけである事も気付かず、悪太郎・堀内監督はこの日もニックンを2番ショートの聖域に置く乱心破滅オーダーを展開。依然として、清水がスタメン復帰出来ず、勝機に欠片も見えない状態に失意のどん底に突き落とされた先発・マレンは2回、先頭のキュラソ星人に痛打されると、阿部の捕逸で無死二塁となった所でゼブラ今岡にタイムリーを浴びて、先制点を献上。この後、二死走者なしとなるも、矢野に11号ソロを叩き込まれて、2点目。更に、関本,安藤に連打を許した後、シャア少佐を歩かせて満塁となった所で鳥谷,シーツに連続タイムリーを浴びると、キュラソ星人,ゼブラ今岡には連続アーチをぶち込まれて、何と大量9失点でKO。ここから巨人リリーフ陣が次々と全く報われない快投を展開。まず、2番手・シコースキーが1回1/3を無安打2三振に抑えると、3番手・内海は2回5三振の力投。更に、ミセリと大差ないヘッポコ助っ人と悪名高いミアディッチまでが2回を無安打4三振と言う素晴らしい投球を見せると、5番手・岡島も2回を無安打3三振の好投。しかし、打つ方ではニックンが2番にあるまじき無茶振りで全くチャンスメーカーとして機能しないインケツぶりを遺憾なく発揮し、打線を分断する為、一向に繋がりが持てず、十川孝のプロ初アーチで完封を逃れるのが精一杯で安藤にプロ初完投勝利を許す始末。終わってみれば、結局、2回のビッグイニングがこの試合の全てだった。
神宮:ヤクルト5勝5敗
C  000000002  2
S  00002211×  6
勝:石川7勝6敗
負:小山田5勝9敗
S:石井2勝2敗21S
 寿司職人ラミレス、先制タイムリー! 石井、前夜の汚名返上で21セーブ目!
広島は2回、3連打で無死満塁と絶好の先制のチャンスをつかむも、石原は空振り三振,小山田はピッチャーゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点。この後、小山田,石川の投げ合いが続き、0−0で迎えた5回、ヤクルトは先頭の土橋の二塁打を皮切りに二死満塁の場面を作ると、寿司職人ラミレスがレフト前へタイムリーを浴びせ、2点を先制。続く6回には二死一、三塁から青木が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。更に、8回には代打・宮出,8回には宮本がタイムリーを放ち、ダメ押しの6点目。広島は9回、3番手・ゴンザレスに対して、一死から4連打で2点を返し、守護神・石井を引っ張り出したものの、キムタクがあえなくショートゴロゲッツーに打ち取られて、万事休す。

FC宮城:悪の温床・楽天5勝7敗
F  010010820 12
E  001010000  2
勝:伊集院光の弟子・金村9勝7敗
負:岩隈7勝9敗
本:
礒部15
 ミスタースナイパー、決勝タイムリー! 伊集院光の弟子・金村、粘りの9勝目!
2回に日本ハムが高橋信のタイムリーで先制すれば、悪の温床・楽天は3回に岩隈の暴投で同点。日本ハムが5回に青波の長瀬のタイムリーで勝ち越せば、その裏、悪の温床・楽天は礒部の15号ソロでまたも同点とがっぷり四つの展開で試合は終盤へ突入。2−2で迎えた7回、日本ハムは先頭の金子が二塁打で出ると劇団ヒチョリの犠打で三進。ここでミスタースナイパーがセンター前へ勝ち越しのタイムリー。更に、木元がヒットで繋いだ後、青波の長瀬,稲葉が連続タイムリーを放ち、岩隈をKO。この後、二死満塁となった所で金子が押し出し四球を選ぶと、金子,劇団ヒチョリ,ミスタースナイパーと3連続タイムリーが飛び出し、この回、大量8点で試合を決定付けた。先発の伊集院光の弟子・金村は9安打を浴びながらも、8回2失点で切り抜ける粘りの投球で9勝目をマーク。