7月27日

東京ドーム:巨人5勝6敗
T  200000000  2
G  10300001×  5
勝:春風亭半ケツ4勝6敗
負:福原5勝11敗
S:林2勝2敗6S
本:
阿部19、ニックン8
 福原、幼馴染み相手に痛恨の棒球! 春風亭半ケツ、執念の力投で4勝目!
清水を7番に降格させるなど、意味不明だらけの乱心破滅オーダーで無惨にも自力優勝が消滅した巨人。すっかりご乱心モードの悪太郎・堀内監督はガッツな貴公子・仁志を一夜にして7番へ降格させると、1番には鈴木を起用。そして、2番ショートの聖域には相変わらず、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンを置き、あろう事か清水をスタメンから外すと言う昨夜以上の乱心オーダーを展開。どうやら清水は前日の理不尽な嫌がらせによる怒りできばり過ぎた影響から右ふくらはぎを痛めてしまったとの事だ。何をやりたいのかさっぱり分からない指揮官に落胆の色を隠せない先発・春風亭半ケツは初回、いきなり一死満塁のピンチを迎えると、ゼブラ今岡にライト前へ2点タイムリーを浴びて、先制点を献上。2点を追う巨人はその裏、阪神先発・福原に対して、ニックンが2番にあるまじき無茶振りでファーストへのファールフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮するなど、あっと言う間に二死。ここで阿部が最早、一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ19号ソロを叩き込み、1点差。2回にはゲッツーでチャンスを潰すなど、相変わらず、一発が出ないと如何ともしがたい巨人は3回、最早、自分でチャンスを作るしかないとばかりに春風亭半ケツがセンター前へ執念の一打を放つと、福原の暴投で二進。ここで鈴木がレフト線へタイムリー二塁打を浴びせて、春風亭半ケツは同点のホームイン。そして、打席に入るは怒濤のチャンスブレイカー・ニックン。幼馴染みのあまりのインケツぶりを哀れんだのか、はたまた、幼馴染みのよしみで打たせてくれる様に泣きつかれたのかは分からないが、福原は信じられない甘いボールを投げてしまうと、インケツパワーが充電されているニックンは2番にあるまじき無茶振りで左中間スタンドへ8号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。これでインケツパワーを使いきってしまったニックンはこの後、5回には二死二塁の場面で2番にあるまじき無茶振りでどん詰まりのショートゴロに倒れると、7回にも二死一塁の場面で2番にあるまじき無茶振りで空振り三振を喫するなど、怒濤のインケツぶりを遺憾なく発揮。しかし、春風亭半ケツは7回まで追加点を与えない力投を見せると、8回からは久保−チョコと繋ぐ継投モード。その裏、ローズのタイムリー二塁打でダメ押しの1点を追加すると、最後は林が3人で締めて、ゲームセット。幼馴染み相手に気が緩んだ福原の隙に救われたに過ぎず、指揮官のあまりの乱心ぶりに巨人ナインはとても勝ったとは思えない表情で球場を後にした。
山形:横浜2勝6敗1分
D  020000000000  2
YB 101000000000  2
本:
福留15
 茂雄の陰謀か!? 名手・川相、疑惑の判定に無念の三振!
名手・川相の芸術的犠打が炸裂
し、見事に連勝を伸ばした中日だが、またも落合監督は名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。失意の先発・朝倉は初回、いきなり連続四球を与えると、二死三塁となった所でメカゴジラのタイムリー二塁打を浴びて、先制点を献上。1点を追う中日は直後の2回、先頭の福留がライトスタンドへ15号ソロを放り込み、同点に追いつくと、更に、一死三塁となった所で谷繁がきっちり犠飛を打ち上げて、勝ち越しに成功。しかし、3回、谷繁が自らの勝ち越し打を帳消しにする捕逸をかまして、試合は振り出しに。中日は3回から5回まで3イニング連続ゲッツーを喫するなど、毎回の様に走者を出しながら、あと一本が出ない拙攻三昧。一方、横浜も4回途中から早くも継投モードとなった中日のリリーフ陣を攻めあぐね、2−2の儘、試合は延長にもつれ込んだ。迎えた10回、横浜2番手・木塚に対して、簡単に二死を取られた中日だったが、ここで井端が10球粘って四球で出塁。そして、打席には8回裏から守備で入っていた名手・川相が登場。簡単に2−0と追い込まれた川相だったが、ここからが川相の真骨頂。1つボールを選んだ後、右に左にファールを連発する事、実に8球。そして、12球目、インコースに深く食い込んでくる球を腕に当て、ついに死球で出塁…と思いきや、ここで飛び出した牛島監督の抗議により、一塁塁審がスイングしたなどとぬかして、判定は三振に覆るまさかの展開川相の執拗な粘りに水を差すショボい判定に激怒した落合監督は声を荒げて猛抗議をかますも、判定は覆らず、川相は無念の三振。まさか審判まで茂雄から圧力をかけられているのか?と不穏な空気が漂うと、事態を重く見た落合監督は同点ながらも、守護神・岩瀬を早くも投入。先頭の金城のライト前への打球を強引に取りに行った福留が弾いてから一瞬見失ってしまい、二塁を奪われた岩瀬だったが、堅実無比の守備力を誇る川相がバックにいると言う絶大な安心感に支えられ、メカゴジラを空振り三振に斬ってとると、マイケルを敬遠して、一塁を埋めた所で内川を名手・川相へのライナーに打ち取り、ゲッツーを完成させる頭脳的投球でピンチを脱出。11回表、横浜は前の回に井端と川相だけで22球も投げさせられ、疲労困憊の木塚に代えて、これまた同点ながら、クルーンを投入。これに対して、一死一、二塁のチャンスを作った中日だったが、ここで英智がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でチェンジ。そして迎えたラストイニング。中日は先頭の谷繁が三遊間を破ると渡辺が送って、一死二塁。続く荒木はサードへの高く跳ね上がるゴロを放つと、一塁へ執念のヘッドスライディングを見せるも、間一髪アウト。ここで井端が敬遠され、一、二塁となった所で名手・川相が登場。理不尽な判定で三振させられた事に心を痛めながら、またもファール連発で粘る川相だったが、ゲーリー川村のすっぽ抜けのフォークが逆に意表をつかれる形となってしまい、無念の三振。その裏、岡本は一死一、二塁のピンチを迎えるも、ここで内川を名手・川相へのゴロに打ち取り、ゲッツーを完成させる頭脳的投球で切り抜け、結局、12回規定でドロー。10回の茂雄の嫌がらせではないかと言う疑惑を抱かせる理不尽な判定が試合を決定付けてしまった格好だが、中日の連勝は引き続いており、阪神との差は4.5とまた一歩接近した。尚、両軍合わせて9個のゲッツーは日本新記録となった。
神宮:ヤクルト4勝5敗
C  000000104  5
S  010003000  4
勝:横山1勝1敗
負:石井2勝2敗20S
S:ベイル2勝0敗11S
本:
寿司職人ラミレス21、新井26
 土壇場9回、石井攻略で大逆転! 新井、起死回生の26号3ラン!
2回、ヤクルトは寿司職人ラミレスがレフトスタンドへ21号ソロを放り込み、先制。6回には一死一、二塁からラロッカのタイムリーエラー,金村弟のタイムリー等で3点を追加。ヤクルト先発・ガトームソンは6回までノーヒットとに抑える完璧な投球を展開。7回に併殺崩れの間に1点を失った所でお役御免となった。山部−五十嵐と繋いで最後を任された守護神・石井だったが、ここから広島が猛反撃を開始。一死から嶋,ラロッカ,求道者・前田の3連打で1点を返すと、ここで新井がレフトスタンドへ26号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。すると、その裏、ベイルが3人でピシャリと抑え、逃げ切りに成功。広島の連敗は3でストップした。
大阪ドーム:偽バファローズ2勝11敗
H  000000000  0
Bs 00000200×  2
勝:JP9勝9敗
負:和田9勝7敗
 ガルシア、価値ある先制犠飛! JP、4安打完封で9勝目!
ソフトバンク先発・和田は4回までノーヒットに抑えるなど快調な立ち上がりで偽バファローズを翻弄。一方、偽バファローズ先発・JPは毎回の様にピンチを背負いながら、要所を締める粘りの投球を見せ、両軍ゼロ行進の儘、試合は中盤へ突入。迎えた6回、偽バファローズは先頭の村松が和田のエラーで出ると、塩崎がヒットで続き、一、三塁。ここでガルシアがライトへ犠飛を打ち上げ、ついに均衡を破る先制点。更に、ブランボーのヒットで再び一、三塁となった所で阿部真がスクイズを決めて、1点を追加。待望のリードを貰ったJPは尻上がりに調子を上げ、結局、4安打完封勝利。
FC宮城:悪の温床・楽天5勝6敗
F  002000001  3
E  21040010×  8
勝:ラス3勝6敗
負:リー0勝1敗
本:
金子1、山崎14
 山崎、先制タイムリーにとどめの満塁弾! ラス、2失点の好投で3勝目!
悪の温床・楽天は初回、二死走者なしから、吉岡,山崎,ロペスの3連打で2点を先制すると、続く2回には吉岡のタイムリーで1点を追加。3回に金子の今季初アーチ等で1点差と詰め寄られるも、4回、一死満塁から山崎が14号グランドスラムを叩き込み、一気にリードを広げた。7回には佐竹のタイムリーでダメ押しの8点目。投げては先発・ラスが6回を2失点と仕事を果たし、大量リードにリリーフ陣も無難に抑えて、逃げ切った。日本ハム先発・リーは4回KOで来日初黒星。
富山:ロッテ8勝5敗
L  020200100  5
M  000000010  1
勝:霊感投手・松坂8勝10敗
負:加藤2勝2敗
本:
片岡3
 高波、先制2点タイムリー二塁打! 霊感投手・松坂、7回零封で8勝目!
西武は2回、二死満塁から高波がタイムリー二塁打を浴びせて、2点を先取。4回には片岡の3号2ランで2点を加えると、7回にはカブレラのタイムリー二塁打で5点目をゲット。西武先発の霊感投手・松坂は思う様に三振を奪えず、走者を出しながらも、落ち着いた投球であと一本を許さず7回を無失点。8回からは4人の投手を繰り出す小刻みな継投でロッテの反撃をかわし、霊感投手・松坂に8勝目を献上した。