7月23日

オールスターゲーム/甲子園:全セ63勝73敗8分
全パ 000201000  3
全セ 30011000×  5
全パ…●杉内(H)−小林宏(M)−帆足(L)−吉武(H)−藪田(M)
全セ…○黒田(C)−下柳(T)−人斬り抜刀斎(D)−カリメロ(G)−五十嵐(S)−藤川(T)
本:李(M),J.マッケンジー(H)
 杉内、水島の呪いで悪夢の3失点! 求道者・前田、3安打2打点でMVP!
茂雄の陰謀により名手・川相(中日)が干された事で、相変わらず、一向に盛り上がらないオールスター
の第2戦。パ・リーグ撲滅漫画「ドカパロSS」でチーム総ぐるみでシメられた影響か、はたまたパ・リーグ相手には無敗だが、交流戦では2敗している実績通りなのか、全パ先発・杉内(ソフトバンク)は初回、いきなりシャア少佐(阪神)に痛打されると、簡単に二盗を許した挙げ句、続くゼブラ今岡(阪神)にセンター前へタイムリーを浴びて、あっさり先制点を献上。更に、キュラソ星人(阪神)には右中間を破られると、一死二、三塁となった所で岩村(ヤクルト),求道者・前田(広島)に連続タイムリーを浴びて、この回、3失点。なおも一死一、二塁だったが、顔見せ興行の中井美穂の旦那(ヤクルト),鳥谷(阪神)と打ち上げて、二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。一方、全セ先発・黒田(広島)は初回に二死一塁,2回に二死一、二塁とピンチを迎えながらも、無失点で切り抜ける粘りの投球を展開。全セは3回から2番手・下柳(阪神)にスイッチ。しかし、球宴と言う事で「死神ボール」を投げる訳にもいかず。切り札を封じられた下柳に対して、全パは4回、先頭のJ.マッケンジー(ソフトバンク)がライト線へ二塁打を浴びせると、続く李(ロッテ)がバックスクリーン右へ2ランを叩き込み、1点差。その裏、全パ2番手・小林宏(ロッテ)に対して、全セは先頭の鳥谷がセンター前に弾き返すと、二死二塁となった所でまたもゼブラ今岡がライト前へタイムリーを浴びせて、鳥谷が生還。更に、キュラソ星人が西岡(ロッテ)のエラーで出塁し、一、三塁とチャンスを広げたものの、球宴通算本塁打トップを狙う事しか頭にない破戒僧・清原(巨人)は1打席目に続いて、三球三振に倒れて、二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く5回には全パ3番手・帆足(西武)に対して、先頭の岩村がセンターオーバーの三塁打を浴びせると、続く求道者・前田がセンター前へタイムリーを放ち、5点目。更に、矢野(阪神)が二塁打を浴びせて、無死二、三塁とチャンス拡大。しかし、井端(中日)はショートゴロに倒れるも、続く荒木(中日)もショートゴロ。ここで川相不在では1点でも多く取らないと危険だと焦った求道者・前田が無謀にも本塁へ突っ込み、憤死。続くシャア少佐も空振り三振に終わり、二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。3点を追う全パは6回、J.マッケンジーが全セ4番手・カリメロ(巨人)の代わりばなを叩き、レフトスタンドへソロアーチ。突き放したい全セは、その裏、全パ4番手・吉武(ソフトバンク)に対して、一死からキュラソ星人がヒットで出るも、球宴通算本塁打トップを狙う事しか頭にない破戒僧・清原(巨人)は3打席連続の三球三振。岩村が内野安打で繋いだものの、求道者・前田はセカンドゴロに倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。この後、全セは一人の走者も出せず仕舞いだったが、五十嵐(ヤクルト)−藤川(阪神)と繋いで、逃げ切った。MVPには3安打2打点の求道者・前田が選ばれ、200万円をゲット。優秀選手賞には2安打2打点のゼブラ今岡,ラストイニングを3人で締めくくってセーブをマークした藤川,ロッテ選手では17年ぶりの一発となる2ランを放った,一発を含む2安打のJ.マッケンジーが選ばれた。