7月22日 オールスターゲーム/西武吹き抜けドーム:全パ73勝62敗8分 全セ 110013000 6 全パ 103100000 5 全セ…上原(G)−藤井(S)−○五十嵐(S)−藤川(T)−石井(S)−岩瀬(D)−Sクルーン(YB) 全パ…霊感投手・松坂(L)−清水(M)−●オツ(L)−渡辺俊(M)−小林雅(M) 本:ガッツ(F),破戒僧・清原(G) 金城、3安打3打点でMVP! 破戒僧・清原、お祭り男の本領発揮! 茂雄の陰謀により、日本どころか世界最高の技術を誇る名手・川相(中日)が選ばれないと言う悪夢のオールスターがいよいよ開幕。川相不在の全セは初回、全パ先発の霊感投手・松坂(西武)に対して、一死から金城(横浜)が左中間を破る二塁打を浴びせると、キュラソ星人(阪神)が歩いて、一、二塁。ここで顔だけで4番に座らせて貰った破戒僧・清原(巨人)が天井に当たって落ちるタイムリーを放ち、1点を先制。なおも一、二塁のチャンスだったが、求道者・前田(広島),ゼブラ今岡(阪神)と倒れて二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。その裏、水島の呪いにより、崩壊寸前の全パは全セ先発・上原(巨人)に対して、二死走者なしから、今季は公式戦で目立っていないのが幸いし、チーム全体で水島の呪いを回避している日本ハムのガッツがライトスタンドへ一発を叩き込み、あっと言う間に同点。直後の2回、全セは故障している為、顔見せで出てきた中井美穂の旦那・古田(ヤクルト)が四球を選び、すかさず代走・谷繁(中日)を出されて、早くもお役御免。この後、鳥谷,藤本の阪神コンビが連打を浴びせて、満塁となると、一死後、金城がピッチャー前への幸運なタイムリー内野安打を放ち、勝ち越しに成功。なおも満塁のチャンスだったが、キュラソ星人,破戒僧・清原と連続三振に倒れて、三者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。3回には全パ2番手・清水(ロッテ)に対して、一死からゼブラ今岡がヒットで出るも、続く谷繁がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたまた川相不在の弊害を露呈。失意の全セ2番手・藤井(ヤクルト)はその裏、いきなり川崎(ソフトバンク)にライトオーバーの三塁打を浴びると、続く礒部(悪の温床・楽天)にセンター前に弾き返されて同点。更に、二死後、松中(ソフトバンク)に勝ち越しタイムリー三塁打、続くベンちゃん(西武)にも右中間突破のタイムリー二塁打を許して、この回、3失点。落胆の色を隠せない藤井は続く4回にも、二死走者なしから川崎に痛打されると、簡単に二盗を許した所でまたも礒部にタイムリーを浴びて、5点目を献上。3点を追う全セは5回、この回から登板のオツ(西武)に対して、二死から破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ王さん(現ソフトバンク監督)に並ぶ歴代2位の球宴通算13号ソロをぶち込んで、お祭り男の本領を発揮。その裏、全く守護神としての働きはこなしていないにも拘わらず、何故か抑え投手部門でファン投票1位となり、出場辞退もせずにいけしゃあしゃあと出てきた五十嵐(ヤクルト)は一死から松中に四球,ベンちゃんに二塁打を許す相変わらずの不安定な投球。しかし、この後、ズレータ(ソフトバンク),里崎(ロッテ)の打ち損じに助けられ、辛くもピンチ脱出。直後の6回、全セは一死から谷繁の四球,鳥谷,藤本の連打で満塁のチャンス。ここで青木(ヤクルト)はファーストゴロに倒れるも、この間に谷繁が返って、1点差。更に、この日当たっている金城が右中間突破の2点タイムリー二塁打を浴びせて、逆転に成功。なおも二死二塁のチャンスだったが、マイケル(横浜)はレフトフライに倒れて、金城は二塁に釘付けとまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。8回には全パ4番手・渡辺俊(ロッテ)に対して、先頭の谷繁がヒットで出塁。鳥谷のサードゴロで走者が入れ替わった所で代走・荒木(中日)が二盗を仕掛けるもあえなく憤死すると、この後、藤本がヒットを放つ何ともチグハグな攻撃。続く青木は空振り三振に倒れて、結局、無得点とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。9回にも全パ5番手・小林雅(ロッテ)に対して、二死から新井(広島)がヒットで出るも、続く岩村(ヤクルト)はサードへの凡フライに倒れて、無得点とまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。川相不在を補うべく、全セ落合監督は6回からホールド王の藤川(阪神)を投入すると、7回からは石井(ヤクルト)−岩瀬(中日)−クルーン(横浜)と守護神を1回ずつ繋いでいく豪華リレーを展開し、1点のリードを守りきった。MVPは3安打3打点の金城で賞金200万円をゲット。優秀選手賞には一発を含む2打点の破戒僧・清原,ラストイニングを締めたとは言え、160kmを越えた訳でもなく、1安打浴びるなど特筆する活躍は何もしていないクルーン,タイムリー二塁打を含む3安打のベンちゃん,三塁打を含む2安打1盗塁の川崎が選ばれた。 |