7月18日

神宮:ヤクルト4勝5敗
G  211010100  6
S  000000010  1
勝:野間口3勝2敗
負:石川6勝6敗
本:
ローズ23、破戒僧・清原20、中井美穂の旦那4
 ローズ、先制23号2ラン! 野間口、8回1失点の好投で2ヶ月半ぶり勝利!
一発が出ないと如何ともしがたい巨人だが、この日は序盤から得意の一発攻勢が炸裂。まず初回、一死二塁からローズがレフトスタンドへ23号2ランを叩き込んで、先制すると、続く2回には先頭の破戒僧・清原がバックスクリーンへ20号ソロ。そして、3回には二死二塁から小久保のタイムリーを放ち、早くも4点のリード。更に、この後、小刻みに2点を追加。投げては1ヶ月半ぶりの先発となった野間口がヤクルト打線に付け入る隙を許さない好投で7回まで無失点。完封も見えた矢先、8回に中井美穂の旦那・古田に4号ソロを浴びて、この回限りで降板となったものの、最後は岡島が締めて、5月7日以来となる3勝目をマークした。

ナゴヤドーム:中日5勝4敗
C  000300011  5
D  00022011×  6
勝:鈴木2勝1敗
負:黒田8勝6敗
S:岩瀬1勝1敗23S
本:
新井25、T.ウッズ20、求道者・前田17
 立浪、決勝犠飛で5連勝! 鈴木、好救援で2勝目!
またもや名手・川相をベンチに追いやる落合監督のオレ流大チョンボ采配が炸裂し、意気消沈の中日は初回一死二塁、2回無死一、二塁のチャンスを逃すなど拙攻三昧。落胆の色を隠せない先発・野口は4回、新井に25号先制弾を浴びると、更に、満塁のピンチを作った所で東出のタイムリー,黒田のスクイズでこの回3失点。しかし、最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日はここから反撃を開始。その裏、先頭の立浪がセンター前に弾き返すと、続くT.ウッズがレフトスタンドへ20号2ランを叩き込んで、1点差。続く5回には一死から代打・ボンジュール大西,荒木,井端の3連打で同点とすると、立浪がレフトへ犠飛を打ち上げ、勝ち越しに成功。7回には井端のタイムリー三塁打で5点目を追加。8回から名手・川相がサードの守備に入り、逃げ切り体勢の中日に対して、広島は先頭の求道者・前田が川相擁する鉄壁の内野陣を突破するのは至難の業とあっては一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ17号ソロを叩き込み、1点差。その裏、中日はT.ウッズ,福留の連打で一、三塁とするとオチョアの併殺崩れの間に貴重な6点目を追加。土壇場9回、守護神・岩瀬に対して、広島は肉離れから復帰したばかりの代打・ラロッカが三塁線突破の二塁打を浴びせると、2つのショートゴロの間に1点を返したが、あと一歩及ばず。中日はこれで今季2度目の5連勝となった。
甲子園:阪神7勝2敗1分
YB 000000000  0
T  00001002×  3
勝:ブラウン4勝0敗
負:アゴくら6勝4敗
S:久保田3勝2敗17S
 アゴくら、痛恨の連続暴投で自滅! ブラウン、5回零封で無傷の4連勝!
阪神先発・ブラウンは毎回の様に得点圏に走者を背負う苦しい展開ながらも、5回まで無失点で切り抜ける粘りの投球。一方、横浜先発・アゴくらは4回まで1安打に抑える好投を展開していたが、5回、一死から藤本に二塁打を浴びると、立て続けに暴投をかます独り相撲でやらずもがなの先制点を献上。すると、6回から早くも藤川を投入する継投モードに突入。何とか突き放したい阪神は8回、二死走者なしから鳥谷が二塁打で出ると、シーツ,キュラソ星人と連続タイムリーを浴びせて、貴重な2点を追加。最後は守護神・久保田がピシャリと締めて、完封リレーを達成。ブラウンは無傷の4連勝となった。
福岡ドーム:ソフトバンク10勝2敗
E  012210010  7
H  010110020  5
勝:ラス2勝6敗
負:星野8勝4敗
S:福盛4勝1敗10S
本:
ロペス9、バティスタ20,21
 星野、3回3失点KO! ズレータ、痛恨の退場劇で反撃届かず!
水島の呪いにより、この日もJ.マッケンジーが右肩痛でスタメン落ちを余儀なくされたソフトバンクに対して、悪の温床・楽天は2回、ロペスの9号ソロで1点を先取。その裏、ホルベルトの犠飛で追いつかれるも、直後の3回、佐竹,礒部の連打で二、三塁となった所で沖原の犠飛,吉岡のタイムリーで2点を勝ち越し、早くもソフトバンク先発・星野をKO。更に、4回に大島,佐竹のタイムリーで2点を追加。その裏、バティスタの20号ソロで1点を返したソフトバンクだが、一死後、見逃し三振に倒れたズレータが暴言を吐いて退場処分を食らい、5回から右肩痛のJ.マッケンジーが急遽、ファーストに入る緊急シフトを展開。これに対して、悪の温床・楽天は4連打で1点を追加。粘るソフトバンクはその裏、代打・井手のタイムリー三塁打で応戦すると、1点を追加された直後の8回裏にはバティスタのこの日2本目となる21号2ランが飛び出して、2点差まで詰め寄ったが、反撃もここまで。最後は福盛の前に抑えられ、ゲームセット。福岡ドームで悪の温床・楽天に初黒星を喫したソフトバンクは今季3度目の3連敗。
西武吹き抜けドーム:西武6勝6敗
Bs 000000000  0
L  01302100×  7
勝:帆足10勝5敗
負:スチュワート0勝1敗
本:カブレラ25、中島6

 カブレラ、先制25号ソロ! 帆足、プロ初完封で10勝目!
2回、カブレラの25号で先制した西武は続く3回には一死一、三塁から赤田,フェルナンデスの連続タイムリーで3点を追加。5回には赤田,カブレラのタイムリーで2点を加えて、6点目。そして、6回には中島が6号ソロを叩き込み、ダメ押し。投げては先発の帆足が立ち上がりから快調な投球で偽バファローズ打線を翻弄。疲れの見え始めた終盤はピンチの連続だったが、あと一本を許さず、プロ入り初となる完封で2年連続の10勝目をマークした。偽バファローズ先発・スチュワートは来日初黒星。
札幌ドーム:日本ハム4勝7敗
M  01001000002  4
F  00010000101  3
勝:小林雅1勝1敗20S
負:建山2勝4敗
S:藪田5勝4敗1S
本:
ガッツ24、李21
 新助っ人・リー、2ボーク2失点で5回降板! 延長11回、李、決勝2ラン!
実母の危篤により、ヒルマン監督が一時帰国し、白井ヘッドコーチが臨時監督代行となった日本ハムは謎の新助っ人・リーを初登板初先発に起用。しかし、2回、一死一、二塁から大塚にタイムリーを浴びて、先制点を献上。一方、ロッテ先発・セラフィニも4回にSHINJOにタイムリー二塁打を浴びて、同点。追いついて貰ったリーだが、直後の5回、この日2個目のボークでピンチを広げた末に堀に勝ち越しタイムリーを許し、この回限りで降板となった。水島の呪いにより、相変わらず、味方打線が沈黙している中、セラフィニは8回まで追加点を与えない執念の力投を展開。そして、土壇場9回、守護神・小林雅に後を託したものの、小林雅は一死からガッツにレフトスタンドへ24号ソロを叩き込まれて、セラフィニの白星を粉砕。2−2の儘、迎えた延長11回、ロッテは二死一塁から李がライトスタンドへ21号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。その裏、藪田が押し出し死球を与えて、なおも満塁と言う大ピンチを迎えたものの、最後は小田をサードファールフライに打ち取って、辛くも連敗をストップさせた。小林雅はセラフィニの白星を強奪する形で今季初勝利。