7月15日

東京ドーム:巨人2勝8敗
YB 111100000  4
G  100002000  3
勝:土肥6勝5敗
負:春風亭半ケツ3勝6敗
S:クルーン2勝0敗15S
本:
矢野3、村田15,16、ローズ22
 春風亭半ケツ、4失点KO! 恒例のタイムリー欠乏症で4連敗!
2番ショートの聖域にニックンを置く暗黒オーダーは攻撃効率ばかりかナインのモチベーションまで下げてしまう
事を今更ながらに気付いたのか、この日、悪太郎・堀内監督はニックンを6番に降格させ、2番に矢野,7番に江藤を起用する新オーダーを展開。初回、マイケルのタイムリー二塁打で先制されたものの、その裏、横浜先発・土肥に対して、スタメン抜擢に燃えた矢野がレフトスタンドへ3号同点ソロ。しかし、2回になってもピリッとしない先発・春風亭半ケツに対して、横浜は村田の15号ソロであっさり勝ち越すと、3回には内川のタイムリー二塁打,4回には村田の2打席連続16号ソロと着々と加点。3点を追う巨人は6回、先頭の清水がヒットで出ると、一死後、ローズが近鉄時代からの天敵・土肥にようやく一矢報いる22号2ランを叩き込み、1点差。更に、小久保が歩いて、チャンスを広げたものの、次のニックンに繋いだ所でゲッツーで潰されるだけと気負った阿部が自らピッチャーゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で追加点ならず。土壇場9回、巨人は横浜守護神・クルーンに対して、二死一、二塁とチャンスを作るも、最後ばガッツな貴公子・仁志がセカンドゴロに終わり、二者残塁。これで巨人は4連敗で16日にも自力V消滅の危機に立たされた。一方、勝った横浜は5連勝。土肥は対巨人7連勝を飾った。

甲子園:阪神7勝2敗
C  010020200  5
T  42005210× 14
勝:下柳8勝1敗
負:ロマノ4勝2敗1S
本:
ゼブラ今岡16
 阪神、先発全員17安打の猛攻! 広島、押し出し四球連発で4連敗!
f阪神打線が序盤から怒濤の猛攻を展開。まず、初回、無死満塁からキュラソ星人の押し出し四球で労せずして、先取点をあげると、一死後、悠久の若虎・桧山のタイムリー二塁打で2点を追加。更に、二死満塁となった所で投手の下柳にまでタイムリーが飛び出し、この回、いきなり4点をゲット。続く2回にはゼブラ今岡が16号2ランを叩き込むと、3点差と詰め寄られた5回には3つの押し出し四球にゼブラ今岡の2点二塁打で大量5点を追加。阪神はこの後も加点し、ダメ押し。下柳は5回まで3失点ながら、大量リードとリリーフ陣の援護を仰いで、8勝目。敗れた広島は4連敗となった。
福岡ドーム:ソフトバンク4勝4敗
L  000200010  3
H  010200001× 4
勝:吉武1勝3敗1S
負:霊感投手・松坂7勝10敗
本:
松中30,31,32、ベンちゃん19、カブレラ24
 松中、霊感投手・松坂を完全粉砕! 劇的サヨナラ弾含む3ホーマー!
恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカパロ」でシメられてから勢いが止まってしまったソフトバンク
。この日は15連勝を完封で止められた霊感投手・松坂が相手とあって、重苦しいムードが漂っていたが、2回、その空気を一掃するかのごとく松中がレフトスタンドへ両リーグ一番乗りとなる30号ソロを放ち、1点を先制。4回にベンちゃん,カブレラの連続アーチであっさり逆転されるも、その裏、無死一塁からまたも松中がライトスタンドへ2打席連続となる31号2ランをぶち込んで、逆転。7回まで3安打の好投を見せていた先発・斉藤を下げ、8回から吉武を投入する必勝リレー…となる筈だったが、いきなり先頭の中島に二塁打を浴びると、細川の犠打で一死三塁となった所で代打・貝塚にタイムリーを許し、試合は振り出しに。そして、激闘に終止符を打ったのは、またしてもこの男。土壇場9回裏、ソフトバンク先頭の松中がライトスタンドへ自身初の1試合3本目となる32号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。松中一人にしてやられた霊感投手・松坂はリーグトップの10敗目。
千葉マリン:ロッテ4勝3敗
Bs 000001000  1
M  000000000  0
勝:JP7勝9敗
負:清水7勝7敗
S:大久保1勝0敗14S
 清水、3安打の快投も孤立無援! 打線沈黙&痛恨のエラーで無念の黒星!
偽バファローズ先発・JPは5回まで3安打無失点の好投を見せるも、ロッテ先発・清水は5回をノーヒットに抑える完璧な投球を展開。しかし、先に点を許したのは清水だった。6回、簡単に二死を取り、平野もファーストゴロに打ち取り、チェンジ…と思いきや、これをフクーラが痛恨のエラー。よもやのミスで二死二塁のピンチを迎えた所で松田さんにチーム初安打となるタイムリーを浴びて、ついに先制点を献上。1−0の儘、迎えた土壇場9回、抑えの大久保に対して、ロッテは二死走者なしからフクーラがあわやバックスクリーン弾と言う三塁打を放ち、望みを繋いだものの、最後はフランコがファーストゴロに倒れて、完封負け。
札幌ドーム:日本ハム5勝3敗
E  210050000  8
F  011110000  4
勝:岩隈7勝8敗
負:江尻6勝4敗
本:
稲葉6、ガッツ23
 益田、決勝2点タイムリー! 岩隈、粘りの完投で7勝目!
序盤から3点ビハインドとなった日本ハムは稲葉,ガッツの一発等で1点差と詰め寄ると、4回にはヨン様のタイムリーでついに同点。しかし、直後の4回、悪の温床・楽天は一死から3連打で満塁とすると、益田がレフト前へ弾き返して、2点を勝ち越し。更に、続くロペスの2点二塁打,飯田のヒットと6連打を浴びせると、藤井がきっちり犠飛を打ち上げ、この回、一挙5点。その裏、すかさず3連打で1点を返した日本ハムだが、反撃はここまで。6回以降は一人の走者も出せず、3連敗。球団創設以来、1つ負ければ必ず連敗してきた悪の温床・楽天だが、球団史上初めて黒星を1つで止める事に成功した。岩隈は完投で7勝目をマーク。