7月6日 ナゴヤドーム:中日5勝3敗 G 000001000 1 D 10001000× 2 勝:人斬り抜刀斎7勝3敗 負:上原6勝6敗 S:岩瀬1勝1敗21S T.ウッズ、先制タイムリー! 岩瀬、川相効果でパーフェクトリリーフ! この日の先発は巨人が上原,中日が人斬り抜刀斎。1点を争うゲームとなるのは必至だったが、巨人を相手にすれば、より闘志を燃やし、同時に巨人側からも最も恐れられている存在であり、1点を争う戦いにこそ真価を発揮する名手・川相をまたもやスタメンに起用しない落合監督のオレ流大チョンボ采配が大炸裂。勝ちを譲ってやると言わんぱかりの中日のオーダーだったが、これに対して、悪太郎・堀内監督も左太腿肉離れで離脱したソーサ元木に代わり、2番ショートの聖域にニックンを復帰させてしまう暗黒オーダーを展開する大チョンボ。このオーダーは案の定、初回から大空転。先頭の清水が二塁打で出たにも拘わらず、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンは2番にあるまじき無茶振りでひっかけてサードゴロと進塁打一つ打てない体たらく。これに愕然としたローズ,小久保も倒れて、結局、清水は二塁に釘付け。わざわざ大チョンボに付き合って貰った事で五分の戦いに持ち込める事となった中日はその裏、四球の荒木を二塁に置いて、T.ウッズがライト前へタイムリーを放ち、1点を先制。続く2回には二死二塁から荒木がライト前へ弾き返すも、川相不在で焦りを隠せない二塁走者・ピンキー井上が無謀にも本塁をついて、あえなく憤死。走者を出しながらも攻めあぐねていた中日だったが、5回、一死一塁から福留がセンターオーバーのタイムリー三塁打を放ち、2点目をゲット。人斬り抜刀斎の前に5回まで散発2安打と抑え込まれていた巨人だったが、6回、二死から連続四球で一、二塁とすると、小久保がタイムリー二塁打を浴びせて、1点差。8回には二死から、ソーサ元木の離脱により、怒濤のチャンスブレイクで溜め込んだインケツパワーを解放したニックンが2番にあるまじき無茶振りでライト前ヒットを放ち、人斬り抜刀斎をKO。しかし、ここで代わった岩瀬の前にローズはライトフライに終わり、結局、無得点。土壇場9回、ようやく名手・川相がサードの守備に登場。堅実無比の守備力を誇る名手・川相の絶大な安心感に支えられた岩瀬は3人でピシャリと締めくくり、連敗を3でストップさせた。 広島:広島5勝1敗1分 YB 002010100 4 C 000003011× 5 勝:永川2勝4敗1S 負:木塚4勝4敗 本:嶋11、小池9、緒方11 代打・末永、劇的サヨナラ二塁打! 永川、打者1人で拾い物の2勝目! 0−0で迎えた3回、横浜は二死二、三塁からメカゴジラがライト前へ先制2点タイムリー。5回には金城のタイムリー二塁打で1点を追加。3点を追う広島は6回、一死から嶋がライトスタンドへ11号ソロを叩き込むと、更に、新井,求道者・前田,緒方と3連打を浴びせて、一気に同点。7回に小池の9号ソロで勝ち越されるも、8回、緒方の11号ソロで再び同点。そして、土壇場9回、先頭の石原が死球で出ると、栗原の犠打で二進。ここで代打・末永がタイムリー二塁打を放って、石原がサヨナラのホームイン。9回に打者1人を抑えただけの5番手・永川に2勝目が転がり込んだ。 甲子園:阪神4勝4敗 S 001000000 1 T 00010100× 2 勝:福原5勝9敗 負:川島5勝7敗 S:久保田3勝2敗12S 本:キュラソ星人21 キュラソ星人、決勝21号で4連勝! 福原、1失点の好投で5勝目! 3回、ヤクルトは川島,宮本と2本の内野安打で一死一、三塁のチャンスを掴むと、ここで岩村がセンターへきっちりと犠飛を打ち上げ、1点を先制。阪神は4回、二死満塁からスペンサーが押し出し四球を選び、労せずして追いつくと、同点の儘、迎えた6回にはキュラソ星人がライトスタンドへ21号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。この1点のリードをウィリアムス−久保田と繋ぐ必勝リレーで守りきった阪神は4連勝。7回1失点の先発・福原は5勝目をマークした。 福岡ドーム:ソフトバンク10勝1敗 E 000011001 3 H 41800010× 14 勝:斉藤9勝0敗 負:高村0勝1敗 本:ズレータ27、沖原1、吉岡5 ソフトパンク、17安打の猛攻で15連勝! 斉藤、無傷の9勝目! 破竹の連勝街道をひた走るソフトバンクはこの日も序盤から猛攻。まず初回、J.マッケンジーの2点タイムリー二塁打,ズレータの27号2ランで4点を先制すると、続く2回には大村の犠飛で悪の温床・楽天先発の高村を早くもKO。更に、3回には8安打の集中攻撃で大量8点のビッグイニングを形成し、早くも試合を決定付けた。大量リードに悠々と投げ込む先発・斉藤は7回を2点に抑えて、無傷の9連勝。ソフトバンクはこれで連勝を15と伸ばした。 東京ドーム:日本ハム4勝6敗 M 0000010023 6 F 3000000000 3 勝:藪田5勝3敗 負:横山1勝3敗11S S:小林雅0勝1敗19S 本:SHINJO17、李19 土壇場9回、李、起死回生の同点2ラン! ベニー松山、ダメ押しタイムリー! 初回、日本ハムはミスタースナイパー・坪井,青波の長瀬のヒットで二死一、二塁のチャンス。ここでこの所、不振に喘いでいたSHINJOがレフトスタンドへ17号3ランを叩き込み、3点を先制。先発の伊集院光の弟子・金村は5回まで無失点の好投を見せていたが、6回、一死満塁のピンチを迎えるとフクーラに押し出し四球を与えて、1点を献上。なおも満塁のピンチだったが、続くベニー松山をショートゴロゲッツーに打ち取り、ピンチ脱出。7回も無死満塁のピンチを迎えながら、ゲッツーで切り抜けた伊集院光の弟子・金村は8回は三者凡退,9回も簡単に二死を取り、完投目前。しかし、ここで里崎にセンター前へ弾き返されると、続く李に痛恨の同点19号2ランをぶち込まれ、試合は延長にもつれ込んだ。迎えた10回、ロッテは一死満塁からフクーラの併殺崩れの間に勝ち越すと、更に、ベニー松山のタイムリーでダメ押しの2点を追加。最後は守護神・小林雅が締めて、ゲームセット。 大阪ドーム:偽バファローズ6勝5敗 L 200000100 4 Bs 01001300× 5 勝:川越3勝4敗 負:河原2勝6敗 S:大久保1勝0敗13S 本:ベンちゃん16、後藤6、細川6 代打・早川、決勝2点タイムリー! 偽バファローズ、逆転勝ちで3位浮上! 西武は初回、ヒットの高波を二塁に置いて、ベンちゃんがレフトスタンドへ先制16号2ラン。2点を追う偽バファローズは2回、後藤が6号ソロを浴びせると、5回には一死一、三塁から松田さんの併殺崩れの間に1点を返して、同点。更に、続く6回には3連打で無死満塁とすると、一死後、代打・早川が勝ち越しの2点タイムリー。続く村松にも犠飛が飛び出し、この回、3点。逆転された西武は直後の7回、細川の6号ソロ,カブレラのタイムリーで2点を返し、1点差と詰め寄ったが、反撃はここまで。最後は大久保の前に後続を断たれて、万事休す。偽バファローズは西武と入れ替わりで3位へ浮上した。 |