7月2日

東京ドーム:巨人4勝4敗
C  100000000  1
G  01001040×  6
勝:マレン4勝4敗
負:長谷川2勝8敗
本:
破戒僧・清原17、マッスル千代の富士12
 マレン、7回1失点の好投で4勝目! マッスル千代の富士、ダメ押し3ラン!
3試合連続完封が期待された巨人だったが、先発・マレンが初回から求道者・前田に先制タイムリーを浴び、あっさりと完封が消滅。1点を追う巨人はその裏、無死一、二塁のチャンスを掴みながら、後続3人が凡退と相変わらずの拙攻ぶり。やはり、一発に頼るしかない巨人は続く2回、先頭の破戒僧・清原がバックスクリーンへ17号ソロを叩き込み同点。更に、阿部がヒットで続いたものの、恐怖のゲッツー量産マシン・ニックンがサードゴロゲッツーに倒れる相変わらずのチャンスブレイカーぶりを遺憾なく発揮。1−1の儘、迎えた5回、巨人は清水のヒット,ソーサ元木の死球で無死一、二塁。ここでローズは最悪のファーストゴロゲッツー…と思いきや、ショート・松本奉が一塁へ大悪送球をかまし、この間に清水がタナボタの勝ち越しホームイン。いきなり完封を潰したマレンだが、2回以降は走者を出しながらも要所を締める粘りの投球で追加点を与えない。何とか突き放したい巨人は7回、一死から清水がヒットで出塁。ここで黒田がキャッチャーファールフライとなるヘッポコバントをかまし、二死となるも、ローズ,小久保の連打で3点目。更に、マッスル千代の富士が右中間スタンドへ12号3ランをぶち込んでダメ押し。8回から登板の2番手・林は8回に一死一、二塁,9回にも二死一、三塁とピンチを迎えながら、あと一本を許さず、逃げ切った。これで巨人は今季4度目の3連勝。敗れた広島は4連敗となった。
神宮:ヤクルト2勝6敗
D  100002010  4
S  32020200×  9
勝:石川6勝4敗
負:山井1勝5敗
本:
岩村14
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 山井、失意の2回5失点KO!
前日、川相の芸術的な犠打で劇的な逆転勝利を呼び込んだにも拘わらず、またも名手・川相をベンチに追いやる落合監督のオレ流大チョンボ采配が炸裂。失意の先発・山井は初回に先制点を貰いながら、その裏、金村弟,中井美穂の旦那・古田で連続タイムリーで3点を許し、あっと言うまに形勢逆転。山井は続く2回にも宮本,寿司職人ラミレスにタイムリーを浴びて、あえなくKO。意気消沈の中日を尻目にヤクルトは4回にも岩村の14号2ランが飛び出し、試合を決定付けた。最後まで諦めない川相スピリットで終盤3点を返した中日だったが、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた事であと一歩及ばず、連勝がストップした。
横浜:横浜2勝5敗1分
T  00003010001  5
YB 02000200000  4
勝:久保田3勝2敗9S
負:加藤3勝4敗
本:
スペンサー6
 延長11回、藤本、決勝タイムリー! 久保田、好救援で3勝目!
2点を先制された阪神は5回、杉山のタイムリー二塁打,鳥谷の犠飛で追いつくと、更に、シーツにもタイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功。6回に相川,ハマのチンピラ・三浦の連続タイムリーで逆転されるも、直後の7回、スペンサーの6号ソロですかさず同点。試合は4−4の儘、延長に突入した。迎えた11回、阪神は先頭の悠久の若虎・桧山が二塁打で出ると、矢野の犠打で三進。ここで藤本がセンター前へタイムリーを放ち、ついに勝ち越し。10回からマウンドに上がっていた久保田がその裏も無難に抑えて、3勝目をマークした。
福岡ドーム:ソフトバンク9勝1敗
Bs 100000000  1
H  01000002×  3
勝:和田9勝4敗
負:JP6勝8敗
S:馬原4勝4敗7S
 バティスタ、決勝2点二塁打! ソフトバンク、破竹の11連勝で貯金30!
ソフトバンク先発・和田は立ち上がり、制球が定まらず、いきなり大西,村松に連続四球。松田さんのセカンドゴロで二、三塁となった所でガルシアのセカンド後方へのフライが犠飛となった先制点を献上。1点を追うソフトバンクは2回、二死一塁からホルベルトのタイムリー二塁打で同点。その後、和田,JPの一歩も譲らぬ好投が続き、1−1の儘、試合は終盤に突入。迎えた8回、ソフトバンクは本間のヒット,川崎の四球で一死一、二塁とすると、バティスタが右中間を破るタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。9回からは馬原がマウンドに上がって、後続を断ちきった。ソフトバンクはこれで11連勝で南海時代以来40年ぶりとなる貯金30に到達した。
FC宮城:悪の温床・楽天1勝5敗
F  000022200  6
E  001020004× 7
勝:小倉1勝1敗
負:横山1勝2敗11S
本:
青波の長瀬14
 横山、よもやの大乱調! 大島、逆転サヨナラ3点三塁打!
1点ビハインドが迎えた6回、日本ハムは代打・小谷野,木元の連続タイムリーで逆転すると、続く7回にも高橋信,小谷野のタイムリーで2点を追加。最後は守護神・横山を投入する必勝体勢。しかし、粘る悪の温床・楽天は先頭の山崎が四球を選ぶと、一死後、代打・竜太郎,益田の連打で満塁。ここで藤井がライト前にタイムリーを放ち、まず1点。なおも満塁のチャンスに代打・大島がライト線へ走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせて、劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。
千葉マリン:ロッテ6勝2敗
L  100020000  3
M  000000010  1
勝:オツ10勝3敗
負:セラフィニ4勝3敗
S:森2勝2敗2S
本:
赤田3、橋本4
 高波、決勝タイムリーで連敗阻止! オツ、2年連続10勝目!
7連敗中の西武は初回、赤田の3号ソロで1点を先制。5回には一死か細川が四球,高木浩がヒットで出て、一、二塁となった所で高波,赤田の連続タイムリーが飛び出し、2点を追加。先発・オツは立ち上がりから安定した投球で7回まで散発2安打無失点の好投。8回に橋本に4号ソロを浴び、完封が途絶えた所でお役御免。9回からは星野−森と繋いでロッテの反撃を断ち、ようやく連敗がストップ。オツは2年連続の10勝目をあげた。