6月26日
甲子園:阪神5勝4敗
G  001001000  2
T  01051100×  8
勝:杉山4勝4敗
負:マレン3勝4敗
S:橋本2勝1敗1S
本:
矢野9、ゼブラ今岡14
 ソーサ元木、痛恨のヘッポコバント炸裂! 怒濤の拙攻三昧で大惨敗!
右ふくらはぎに張りを訴えた清水がスタメンから外れ、急遽、一番に抜擢された斉藤がいきなり内野安打で出塁。しかし、続くソーサ元木はピッチャー前にまともに転がしてしまうヘッポコバントをかまし、斉藤はあえなく二封。この後、ローズ,小久保と倒れて、結局、無得点。続く2回には2本のヒットで一死一、三塁のチャンスを掴みながら、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンが無茶振りでピッチャーゴロゲッツーに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。拙攻三昧の巨人を尻目に阪神はその裏、矢野の9号ソロで簡単に1点を先制。直後の3回、巨人は一死から連打で一、三塁とすると、ローズがレフトへ犠飛を打ち上げ、同点。なおも二死一塁のチャンスだったが、小久保の打席だと言うのに、鈍足である事もわきまえずに二盗を仕掛けたソーサ元木があえなく憤死し、1点止まり。拙攻三昧に辟易とする先発・マレンは4回、先頭のゼブラ今岡にレフトスタンドへ豪快な14号ソロをぶち込まれて、勝ち越し点を献上。更に、四球を連発し、二死満塁のピンチを作ると、鳥谷にも押し出し四球を与えて、KO。ここで代わったシコースキーもシーツ,キュラソ星人と連続タイムリーを許し、この回、一気に5失点で試合を決定付けられた。巨人はこの後、鳥谷の悪送球で1点を返すのが精一杯。7回からロングリリーフで最後まで投げきった橋本はプロ初セーブをマークした。
広島:広島4勝4敗
D  011000201  5
C  00350000×  8
勝:ロマノ3勝1敗1S
負:鈴木1勝1敗
本:
T.ウッズ17、井端3、新井19、緒方9、福留10
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 鈴木、失意の8失点KOでプロ初黒星!
またも懲りずに名手・川相にベンチウォーマーを強いる落合監督のオレ流大チョンボ采配が炸裂。川相不在とあっては一発に賭けるしかないとばかりに2回にT.ウッズの17号,3回に井端の3号と一発攻勢で2点を先制した中日だったが、その裏、先発・鈴木が捕まり、無死一、三塁のピンチを迎えると、投手のロマノにタイムリーを浴び、まず1点。更に、二死満塁となった所で嶋に2点タイムリーを許して、形勢逆転。続く4回には新井,緒方に一発を浴びるなど大量5点を失い、失意のKO。最後まで諦めない川相スピリットで3点差まで追い上げた中日だったが、それでも川相を使おうとしない落合監督のオレ流大チョンボ采配により、あと一歩及ばず。8失点KOの鈴木はプロ初黒星。中日は3位転落となった。
秋田:ヤクルト3勝3敗
YB 100000000  1
S  00000030×  3
勝:石川5勝4敗
負:吉見2勝1敗
S:石井2勝1敗17S
本:
金城4
 岩村、決勝2点タイムリー! 石井、三者三振締めで17セーブ目!
横浜は初回、二死走者無しから金城がレフトスタンドへ4号ソロを放り込み、1点を先制。1点を追うヤクルトは横浜先発・吉見の前に6回まで抑え込まれていたが、7回、一死から宮出の四球,土橋のヒットで一、二塁のチャンス。代打・リグスは倒れたものの、続く青木がライト前へタイムリーを放ち、ついに同点。更に、宮本が歩いて満塁となった所で岩村がライト前へタイムリーを浴びせ、2点を勝ち越し。8回からマウンドに上がった石井は残り2イニングを無安打4三振に抑える完璧なリリーフを見せて、17セーブ目。先発・石川は5勝目となった。
福岡ドーム:ソフトバンク7勝1敗
F  000100000  1
H  00110021×  5
勝:田之上2勝1敗
負:鎌倉4勝4敗
本:
SHINJO16、松中25、J.マッケンジー18、ズレータ23
 ソフトバンク、一発攻勢で8連勝! 田之上、1失点の好投で2勝目!
1−1で迎えた4回裏、ソフトバンクは松中の25号ソロで勝ち越しに成功。7回にはJ.マッケンジー,ズレータの連続アーチで2点を加えると、8回には二死走者なしから連打と四球で満塁のチャンス。ここでホルベルトが押し出し四球を選んで、ダメ押しの5点目。先発・田之上は7回までSHINJOに一発を浴びただけの1失点と好投を展開。8回には吉武,9回には久々に最後を任された三瀬がピシャリと締めて、逃げ切り。ソフトバンクは8連勝となり、0差と迫る首位ロッテにピタリと追走している。
長野:西武5勝5敗
E  0150200107 16
L  4003010100  9
勝:福盛4勝1敗6S
負:大沼3勝6敗
本:
中村16、ロペス7、トレーシー3、カブレラ17、永池1
 延長10回、大量7点のビッグイニング! 福盛、連日の白星ゲット!
初回、中村の16号満塁弾で早くも4点を先取した西武だが、悪の温床・楽天との相性の悪さは相変わらずで、2回に1点を返されると、3回には5安打を集中されて、5失点と簡単に逆転される始末。4回に細川,礒?のタイムリーで3点を取り返し、再びリードを奪うも、直後の5回、トレーシーの3号ソロであえなく同点。更に、この後、藤井にもタイムリーを浴びて、またも勝ち越し点を献上。しかし、粘る西武は6回に礒?のタイムリー二塁打で追いつくと、8回に両軍1点ずつ取り合って、延長にもつれ込んだ。迎えた10回、悪の温床・楽天は無死満塁のチャンスを掴むと、沖原が均衡を破る2点タイムリー。更に、二死後、竜太郎,益田の連続タイムリーの後、永池に5年ぶりの一発となる2ランが飛び出し、この回、大量7点で試合を決めた。9回、無死満塁と言うサヨナラのピンチを切り抜けた福盛が2日連続の白星を掴み、4勝目をマーク。
GS神戸:偽バファローズ2勝4敗
M  000200021  5
Bs 000000000  0
勝:久保7勝1敗
負:JP6勝7敗
本:
里崎5,6、ベニー松山13
 里崎、先制&ダメ押し弾で首位堅守! 久保、完封で7勝目!
よもやの3連敗で首位陥落の危機に陥ったロッテ。この日も偽バファローズ先発・JPの前に3回まで0点と抑え込まれていたが、4回、二死から四球で出たフランコを一塁に置いて、里崎がレフトスタンドへ5号2ランを叩き込み、ようやく先制。ロッテは8回にはベニー松山が13号2ラン,9回には里崎にこの日2本目となる6号ソロと一発攻勢で加点。投げては先発・久保が8安打を浴びながらも、要所を抑える粘りの投球で完封で7勝目をマーク。連敗を止めたロッテは辛くも首位の座をキープした。