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6月25日 甲子園:阪神4勝4敗 G 020201003 8 T 201200001 6 勝:久保4勝2敗5S 負:ウィリアムス2勝2敗 S:木佐貫3S 本:鳥谷4、阿部15、ローズ18 取っては取られてのシーソーゲームとなったこの試合、まず先手を取ったのは阪神。初回、巨人先発・春風亭半ケツに対して、鳥谷がレフトスタンドへ4号先制2ラン。直後の2回、阿部の15号2ランで追いつかれるも、3回、マッスル千代の富士のタイムリーエラーにより、勝ち越しに成功。巨人は4回、一死一、三塁から阿部の犠飛で同点とすると、春風亭半ケツが川相不在の打線はアテにならないとばかりに自ら執念のタイムリーを放ち、勝ち越し。しかし、その裏、二死二、三塁のピンチを迎えると、鳥谷にセンター前へ2点タイムリーを浴び、再び形勢逆転。1点を追う巨人は6回、二死一、二塁の場面で江草の暴投を矢野が三塁ベンチ手前まで大きく弾いてしまい、この間にニックンが二塁から一気に本塁を陥れるタナボタの同点劇。5−5の儘、迎えた土壇場9回、巨人は二死走者なしから清水,ソーサ元木と立て続けに幸運な内野安打で一、二塁のチャンス。ここで不振のローズがバックスクリーン左へ18号3ランを叩き込み、試合を決定付けた。その裏、木佐貫は1点を失ったものの、事なきをえず、逃げ切り。4番手の久保に4勝目がついた。 広島:広島3勝4敗 D 104000034 12 C 30006043× 16 勝:長谷川2勝7敗 負:山井1勝4敗 本:井端2、嶋10、T.ウッズ16、新井18、末永1、谷繁7 川相効果により打線が上向きになってきた中日はこの日も2点ビハインドで迎えた4回にT.ウッズの16号3ラン等で逆転に成功。しかし、一向に川相をグラウンドに立たせようとしない落合監督のオレ流大チョンボ采配下で楽に勝てる筈もなかった。2回以降、立ち直りの兆しを見せていた先発・山井だったが、一死満塁から求道者・前田に押し出し四球を与えた所でKO。更に、代わった平井が新井にタイムリー,石原に押し出し四球,代打・野村に走者一掃のタイムリー二塁打を許す大乱調でこの回、6失点。平井は7回にも4点を失う体たらくで大きく突き放された。最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日は8回に3点,9回にも4点を奪う猛反撃を見せたが、この期に及んでも川相がフル欠場に追い込まれた事が大きく響いて、あと一歩届かなかった。 秋田:ヤクルト2勝3敗 YB 000020000 2 S 13000010× 5 勝:館山6勝2敗 負:ハマのチンピラ3勝7敗 S:石井2勝1敗16S 初回、寿司職人ラミレスのタイムリーで先制された横浜は直後の2回、無死満塁と絶好のチャンスを掴むも相川が最悪のゲッツー,ハマのチンピラ・三浦も倒れて、結局、無得点。ピンチを逃れたヤクルトはその裏、岩村のタイムリー等で3点を追加し、主導権を握った。横浜は5回、メカゴジラ,マイケルの連続タイムリーで2点を返したものの、7回には金村弟のタイムリーで突き放された。5回2失点の先発・館山は6勝目。ヤクルトは横浜と入れ替わりで3位へ浮上した。 福岡ドーム:ソフトバンク6勝1敗 F 01000400000 5 H 01003001001× 6 勝:馬原4勝4敗5S 負:トーマス0勝3敗 本:SHINJO15 1−1で迎えた5回、ソフトバンクは川崎,J.マッケンジーのタイムリーで3点を勝ち越し、日本ハム先発・江尻をKO。しかし、直後の6回、好投を続けていた星野が崩れ、ガッツのタイムリーで1点を返され、無念の降板。代わった2番手・神内はいきなりSHINJOにレフトスタンドへ15号3ランをぶち込まれ、一気に逆転される始末。粘るソフトバンクは8回、二死一塁から大村のタイムリー二塁打で追いつき、試合はその儘、延長にもつれ込んだ。11回、日本ハムは一死一、二塁のチャンスに代打・田中幸がレフト前へ痛打。二塁走者め木元が一気に三塁を回ったが、本塁憤死で勝ち越しならず。大ピンチを逃れたソフトバンクはその裏、無死満塁のチャンスを掴むと、一死後、代打・井手がライト前へタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。7連勝のソフトバンクはついに首位・ロッテに0ゲーム差とした。 長野:西武5勝4敗 E 20010010304 11 L 01010040100 7 勝:福盛3勝1敗6S 負:小野寺0勝1敗 本:カブレラ16、礒部14、吉岡2、ベンちゃん13 何故か、悪の温床・楽天相手に毎度、大苦戦の西武はこの日も7回までに2点のビハインドと言う苦しい展開。しかし、7回裏、岩隈が制球を乱した事と相手の拙守につけ込み、礒?のタイムリー等で4点を奪って逆転。あとは森−豊田と繋いで逃げ切る必勝リレーと思いきや、土壇場9回、豊田が礒部,吉岡と2発のアーチで逆転を許す有様。その裏、西武は二死走者なしから、ベンちゃんに起死回生の13号同点弾が飛び出し、試合は延長に突入。迎えた11回、悪の温床・楽天は二死走者なしから大島の四球,ロペスのヒットでチャンスを作ると、ここから益田,代打・山崎,藤井と3連続タイムリーで一気に4点を勝ち越し。9回から投げていた福盛が最後まで投げきり、3勝目。悪の温床・楽天は連敗を7でストップさせた。 GS神戸:偽バファローズ2勝3敗 M 000001100 2 Bs 01410021× 9 勝:吉井4勝0敗 負:小林宏9勝3敗 本:北川12,13、ガルシア3 2回、内野ゴロの間に1点を先制した偽バファローズは続く3回、一死から平野,松田さんの連打で一、二塁とすると、ガルシアのタイムリー,北川の12号3ランで4点を追加。早くも大量リードを貰い、楽になった先発・吉井は持ち前の老獪なピッチングが冴え、5回まで無失点の好投。6回に李の犠飛で1点を失い、お役御免となったが、またもきっちりと先発の役目を果たした。偽バファローズは終盤にも北川,ガルシアの連続アーチ等でダメ押しし、逃げ切り、吉井は無傷の4連勝。ロッテは5月15日以来となる3連敗となった。 |