6月24日

甲子園:阪神4勝3敗
G  00030000000  3
T  30000000001× 4
勝:久保田2勝2敗9S
負:久保3勝2敗5S
 ニックン、またもやヘッポコエラー! 延長11回、ゼブラ今岡、サヨナラ犠飛!
立ち上がりからピリッとしない上原は初回、いきなり無死満塁のピンチを迎えると、キュラソ星人の2点二塁打,悠久の若虎・桧山の犠飛で早くも3点を献上。阪神先発・下柳に対して、巨人は3回、二死二塁のチャンスにソーサも時がレフト前に弾き返すも、二塁走者・ニックンは無謀にも本塁へ突入する大暴走をかまして、憤死する大チョンボで結局、無得点。続く4回も無死二、三塁のチャンスにマッスル千代の富士のサードゴロで突っ込んだ三塁走者・ローズが本塁憤死と嫌なムードが漂ったが、ここから3連続タイムリーが飛び出し、一気に同点。なおも一死二、三塁と勝ち越しのチャンスだったが、上原,清水と倒れて、二者残塁と相変わらずのツメの甘さを露呈。2回以降立ち直った上原だったが、5回、一死から投手の下柳に痛打されると、二死後、鳥谷をショート真正面のゴロに打ち取りながら、これをニックンが相変わらずの腰の高さで見事な大トンネルをかまし、、一、二塁のピンチ。やはり、川相不在のヘッポコ内野陣は下手に打たせると危険と察知した上原は勝ち越し点欲しさにリードを取り過ぎてしまった下柳の隙をついて、牽制で刺し、ピンチ脱出。この後、両軍共に、攻めあぐね、3−3の儘、試合は延長に突入。迎えた11回、巨人3番手・久保に対して、阪神はシャア少佐のヒットを皮切りに一死満塁のチャンスを掴むと、ここでゼブラ今岡がセンターへきっちりと犠飛を打ち上げ、シャア少佐がサヨナラのホームイン。好救援の4番手・久保田に2勝目がついた。
広島:広島2勝4敗
D  030230004 12
C  110000200  4
勝:マルティネス2勝1敗
負:小山田5勝7敗
本:
松本奉1、ピンキー井上4,5、石原1、嶋9、新井17、福留9
 川相効果で打線爆発! ピンキー井上、2発5打点!
名手・川相の会心の今季初安打
により、連敗地獄から脱した中日。この日も川相はベンチに追いやられたが、川相効果で意気上がる中日は1点ビハインドの2回、ピンキー井上の4号3ランで一気に逆転に成功。これで完全に波に乗った中日は4回に2点、5回に3点と着々と加点。そして、9回にはピンキー井上にこの日2本目となる5号ソロが飛び出すなど、ダメ押しの4点を追加。投げてはマルティネスが6回途中まで2失点と先発の役割を果たすと、以降は小刻みな継投を展開。最後はサードに入った名手・川相の絶大な安心感に支えられた霊感投手・落合が3人でピシャリと退け、逃げ切った。ラロッカが左太腿肉離れで登録抹消となり、4本のアーチを放ちながらも、いずれもソロと言う効率の悪い攻撃で大敗した広島はこの日、新助っ人として獲得したケニー・レイボーン投手(30=193cm,95kg 右投右打)の入団を発表。年俸15万ドル(推定)+出来高の1年契約で背番号は「70」に決まった。 3Aバファローに所属していたレイボーンはメジャー経験はないが、多彩な変化球を武器に先発もリリーフもこなせる万能型投手。しばらくは、二軍で適性を見る事になりそうだ。
福岡ドーム:ソフトバンク5勝1敗
F  110000110  4
H  00002300×  5
勝:和田8勝4敗
負:ヒゲ入来3勝3敗
S:馬原3勝4敗5S
本:
田中幸2、松中24、ガッツ20
 松中、勝ち越し24号2ラン! 今季初の6連勝で首位に肉迫!
6連勝と勢い付く日本ハムはこの日もソフトバンク先発・和田を捉え、初回に青波の長瀬のタイムリーが飛び出すと、続く2回には田中幸が2戦連続2号ソロを放ち、2点のリードと上々の滑り出し。先発・ヒゲ入来は4回まで1安打無失点の好投を展開していたが、5回、川崎のタイムリー等で同点とされると、続く6回、ヨン様のエラーで無死一塁となった所で松中に13試合ぶりとなる勝ち越し24号2ランを叩き込まれて、KO。ソフトバンクは更に、この後、宮地のタイムリーで1点を追加。粘る日本ハムに1点差と迫られたものの、最後は馬原が3人で締めくくり、今季初の6連勝。連勝が止まった日本ハムは5位転落となった。