6月14日 東京ドーム:巨人3勝1敗 E 000000300 3 G 50030001× 9 勝:上原5勝5敗 負:朝井1勝1敗 本:ローズ17、小久保18、酒井2 初回、無死一塁から12球団最低二番打者と誉れ高いニックンが初球にあっさり犠打を決めると言う史上稀に見る奇跡的展開を目の当たりにし、激しく動揺した悪の温床・楽天先発・朝井はローズ,小久保と歩かせて、一死満塁。ここでマッスル千代の富士のファーストゴロに打ち取りながら、山崎が痛恨のタイムリーエラーで先制点を献上。動揺を隠せない朝井に対して、巨人はこの後、破戒僧・清原のタイムリー,阿部の犠飛,ガッツな貴公子・仁志のタイムリー二塁打でこの回、一気に5点。4回にはローズの通算350号に続いて,小久保にも一発が飛び出し、試合を決定付けた。先発・上原は6回まで散発2安打無失点の好投を展開。7回に酒井に2号3ランを浴びて、降板となったものの、後を継いだ久保−木佐貫が後続を断ち、逃げ切った。上原は35日ぶりの5勝目。 ナゴヤドーム:中日1勝3敗 Bs 010010020 4 D 001000000 1 勝:光原5勝2敗 負:人斬り抜刀斎6勝3敗 S:大久保1勝0敗9S 本:ガルシア2 相変わらず、名手・川相をベンチに幽閉する落合監督のオレ流大チョンボ采配に士気が上がらない中日に対して、偽バファローズは2回、阿部のタイムリーで先制すると、5回には松田さんのタイムリーで2点目。そして、8回にはパーラが右肘靱帯損傷で今季中の復帰が絶望的となり、この儘、退団となる可能性も出てきた事により、魅惑のイリュージョン助っ人・ガルシアパーラを2度と見せる事が出来なくなってしまった悲しみを胸に一軍へ昇格したばかりのガルシアが2号2ランを叩き込み、ダメ押し。一方、川相不在で全く元気のない中日打線は井端のタイムリーで完封を逃れるのが精一杯で、4回以降はノーヒット。9回には一向に川相を使おうとしない指揮官への苛立ちからオチョアが「ウチのボスのクレイジー采配を何とかしろ、F●ck!」と主審に八つ当たりでもしたのか、暴言で退場処分を食らうなど、踏んだり蹴ったりの展開で4連敗となった。 札幌ドーム:日本ハム3勝1敗 C 000000000 0 F 00110100× 3 勝:鎌倉4勝3敗 負:黒田8勝3敗 S:横山1勝1敗8S 悪夢の11連敗を喫した日本ハムと6カード連続負け越し中の広島。交流戦最下位を賭けての対決となったこの試合、先手を取ったのは日本ハム。3回、先頭の稲葉が二塁打で出ると、中嶋の犠打で三進。ここで古城がタイムリー内野安打を放ち、稲葉が先制のホームイン。続く4回には小田のタイムリーで1点を追加すると、更に、6回にも小田のタイムリー二塁打が飛び出し、3点目。日本ハム先発・鎌倉は7回まで散発2安打無失点の好投。8回に一死一、二塁のピンチを迎えた所で降板するも、MICHEAL−横山と繋いで完封リレーを達成した。 神宮:ヤクルト3勝1敗 M 020240000 8 S 000000101 2 勝:小林宏9勝2敗 負:ガトームソン2勝1敗 本:橋本3、鈴木5 交流戦1位確定へ王手をかけるロッテは2回、小林宏のタイムリー二塁打等で2点を先制。4回には橋本の3号ソロ等で2点を加えると、4回には5長短打で一気に4点を追加。自らを援護するタイムリーで気を良くした先発・小林宏は毎回の様に走者を出しながらも、落ち着きを失わず、ヤクルト打線を翻弄。結局、2失点完投でハーラートップタイの9勝目をマーク。これでロッテは交流戦の1位が確定となった。 福岡ドーム:ソフトバンク3勝1敗 YB 011000000 2 H 10002012× 6 勝:杉内9勝2敗 負:アゴくら4勝3敗 本:ホルベルト6 1−1で迎えた3回、横浜は金城のタイムリーで勝ち越しに成功。1点を追うソフトバンクは5回、先頭のホルベルトの6号ソロで追いつくと、一死二塁となった所で大村が勝ち越しのタイムリー。7回には二死満塁からズレータが押し出し死球を食らうと、8回には川崎,バティスタの連続タイムリーでダメ押し。先発・杉内は4回以降、僅かに1安打と付け入る隙を許さず、完投でハーラートップタイの9勝目をマークした。 西武吹き抜けドーム:西武1勝3敗 T 001002001 4 L 000000000 0 勝:井川5勝3敗 負:霊感投手・松坂4勝8敗 この日の先発は乱調続きでお仕置きの二軍落ちから昇格した井川と、好投続きながら助っ人2人を初めに味方が全く打ってくれずに完投負けばかりの霊感投手・松坂。0−0で迎えた3回、阪神は先頭のシャア少佐がヒットで出ると、すかさず二盗。ここで鳥谷がセンター前へタイムリーを浴びせて、先制。6回には二死満塁から代打・浜中のタイムリーで2点を追加。西武打線はまたも霊感投手・松坂を見殺しにする拙攻ぶりでゼロ行進を続けるばかり。失意の霊感投手・松坂は8回限りで降板し、またも白星ならず。9回にキュラソ星人のタイムリー二塁打でダメを押した阪神は最後は久保田が締めて、完封リレーを決めた。 |