6月12日
東京ドーム:巨人4勝2敗
L  300000000  3
G  08010505× 19
勝:内海4勝5敗
負:涌井0勝3敗
本:
中村13、カブレラ14、破戒僧・清原13,14、清水9、ローズ16、川中1
 破戒僧・清原、2発7打点! 21安打19点の猛攻で最下位脱出!
巨人の先発は何と中3日での登板となった内海。しかし、初回、いきなり先頭の栗山に二塁打を浴びると、一死後、中村,カブレラと連続アーチを浴びて3失点。一方、ここまで白星のない西武先発・ルーキー・涌井の前に初回、三者凡退に終わった巨人だが2回、小久保の四球,マッスル千代の富士の二塁打で無死二、三塁とすると、破戒僧・清原がライトスタンドへ13号3ランを叩き込み、一気に同点。更に、阿部,ガッツな貴公子・仁志の連打の後、内海の送りバントが内野安打となって無死満塁。ここで清水はニックンに繋いでもゲッツーで潰される事は間違いないとあって一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ弾丸ライナーで飛び込む9号勝ち越しグランドスラムを放ち、涌井をKO。更に、ニックンは清水の予想通り2番にあるまじき無茶振りで凡退する相変わらずのインケツぶりを発揮するも、ローズ,小久保,マッスル千代の富士と3連打を浴びせて、この回、大量8点。得意の一発攻勢が決まり、勢いに乗る巨人は4回にもローズが3戦連続の16号ソロで1点を加えると、6回には破戒僧・清原のこの日2本目となる14号3ラン等で5点を追加。内海は2回以降立ち直り、6回まで追加点を与えず、7回から登板の林も2回を無失点。巨人は8回にも川中の2年ぶりの一発等でダメ押しの5点を追加。最後は一軍に上がったばかりの伊達が締めて、ゲームセット。21安打19点の猛攻で快勝した巨人はついに最下位脱出となった。
ナゴヤドーム:中日1勝5敗
M  313012000 10
D  000012001  4
勝:渡辺俊9勝1敗
負:小笠原0勝3敗
本:
李15、T.ウッズ14
 名手・川相、悪夢のフル欠場で3連敗! 渡辺俊、無四球完投で9勝目!
今日も今日とて、名手・川相をベンチに追いやる落合監督のオレ流大チョンボ采配が炸裂。失意の先発・小笠原は初回、友情プレーを巨人にないがしろにされ、怒り心頭のベニー松山にタイムリー二塁打を浴びるなど、4長短打で3失点。続く2回には一死二、三塁のピンチを迎えて、あっさりKO。2番手・鈴木もフクーラに犠飛を許すと、3回にも4長短打を浴びて3失点。ロッテ先発・渡辺俊は自らの登板時には打線が爆発するジンクスに支えられながら、4回までパーフェクトの快投。中盤以降、4点を失ったものの、大量リードで事なきをえて、無四球完投でハーラー単独トップの9勝目をマーク。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わった中日は3連戦3連敗の体たらくで3位転落となった。
FC宮城:悪の温床・楽天2勝4敗
C  001020000  3
E  30000100×  4
勝:ナベコー1勝0敗
負:フェリシアーノ0勝1敗
S:福盛2勝1敗6S
 中村、決勝スクイズ! ルーキー・ナベコー、プロ入り初勝利!
悪の温床・楽天は初回、沖原,吉岡の連続タイムリー二塁打,鷹野のタイムリーで3点を先制。広島は3回、嶋のタイムリーで1点を返すと、5回には求道者・前田,野村にタイムリーが飛び出し、同点。3−3の儘、迎えた6回、悪の温床・楽天は関川のヒット,鷹野の四球の後、酒井が送って、一死二、三塁。ここで中村が見事にスクイズを決めて、勝ち越しに成功。このリードを吉田−玉木−福盛と小刻みに繋ぐ継投で守りきった。3番手のナベコーはプロ初白星。広島はこれで6カード連続の負け越しとなり、今季最多の借金10で単独最下位へ転落した。
横浜:横浜2勝4敗
Bs 000002401  7
YB 30000500×  8
勝:吉見2勝0敗
負:黒騎士1勝8敗
S:クルーン1勝0敗9S
本:
後藤5、平野1
 黒騎士、7失点KOで8敗目! 金城、3安打4打点の活躍!
中継ぎに降格されていた黒騎士が久々の先発マウンドに立つも、初回、4安打で3点を献上。2回以降は走者を出しながらも要所を抑える粘りの投球を展開。しかし、後藤の5号2ランで1点差となった直後の6回、相川のタイムリーの後、エラー等で満塁のピンチを迎え、無念のKO。ここで代わった吉川が二死後、金城,メカゴジラと連続タイムリーを浴びて、この回、5失点。偽バファローズは7回に平野の今季初アーチとなる3ラン等で4点を返すと、9回にも1点を返し、1点差と詰め寄ったが、あと一歩及ばず。黒騎士はまたも先発で結果が出せず、逆ハーラートップの8敗目。
福岡ドーム:ソフトバンク4勝2敗
S  011300000  5
H  000000010  1
勝:館山5勝1敗
負:田之上1勝1敗
S:石井2勝1敗14S
 ユウイチ、先制タイムリー二塁打! 館山、7回無失点で5勝目!
ヤクルトは2回、二死一塁からユウイチのタイムリー二塁打で先制。続く3回には一死一、二塁から寿司職人ラミレスのタイムリー内野安打で1点をあげると、4回には二死満塁のチャンスに岩村が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、5点目。先発・館山は3回までパーフェクトに抑えるなど上々の滑り出しで7回まで無失点の儘、お役御免。ソフトバンクは2番手・ゴンザレスから大村のタイムリー二塁打で完封を逃れるのが精一杯で連勝は4でストップした。チームの連敗を4で止めた館山は5勝目。
甲子園:阪神4勝2敗
F  340010200 10
T  000003000  3
勝:江尻5勝3敗
負:下柳6勝1敗
本:
劇団ヒチョリ5、青波の長瀬12、木元13、シャア少佐1、SHINJO13
 下柳、2回KOで今季初黒星! 日本ハム、一発攻勢で14試合ぶり白星!
ここまで無傷の6連勝を続けている阪神先発・下柳に対して、日本ハムは初回、青波の長瀬,木元のタイムリーで3点を先制すると、続く2回には二死走者なしからヒチョリの5号ソロ,ガッツのタイムリー二塁打の後、青波の長瀬が12号2ランを叩き込み、下柳をKO。前日、5点差を引っ繰り返されているだけに気を緩めず、5回には木元,7回にはSHINJOの一発で加点。投げては先発・江尻が5回まで無失点の好投。6回に3点を失い、KOされたものの、リリーフ陣が無難に抑えて、逃げ切りに成功。日本ハムの連敗は11でストップとなった。