6月11日
東京ドーム:巨人3勝2敗
L  005105010 12
G  003002000  5
勝:河原2勝4敗
負:春風亭半ケツ1勝5敗
本:
ローズ15、中村12、ベンちゃん10、フェルナンデス13、小久保17、マッスル千代の富士9
 河原、6回5失点も古巣に恩返し! 春風亭半ケツ、失意の3回KO!
1,2回と走者を出しながらも何とか切り抜けてきた巨人先発・春風亭半ケツだったが、3回、連続四死球でピンチを作ると、中村のタイムリーで先制点を献上。更に、二死後、3連打を浴びて、この回、大量5失点で早くもKO。一方、西武の先発は開幕直前に巨人から理不尽に島流しにされた河原。前回の登板では勝敗つかず、果たせなかった古巣へのリベンジに燃える河原に対して、2回まで無安打に抑えられていた巨人だったが、3回、ガッツな貴公子・仁志が振り逃げで出るタナボタのチャンスを生かして1点を返すと、ローズが15号2ランを放って、2点差。しかし、直後の4回、2番手・シコースキーが中村にタイムリーを浴びると、6回には3番手・岡島が中村,ベンちゃん,代打・フェルナンデスと3発のアーチを浴びて、5失点。河原はその裏、小久保,マッスル千代の富士に連続アーチを許し、6回5失点で降板となったが、大量援護に守られて、ついに巨人から白星をゲットし、リベンジを果たした。
ナゴヤドーム:中日1勝4敗
M  000161300 11
D  000410000  5
勝:山崎1勝1敗1S
負:山本昌4勝3敗
本:
ベニー松山12、李14
 名手・川相、悪夢のフル欠場で逆転負け! 山崎、1球で5年ぶり白星!
またも懲りずに名手・川相をベンチに追いやる落合監督のオレ流大チョンボ采配が炸裂。山本昌は3回まで無失点と粘っていたが、4回、巨人に友情プレーを踏みにじられて怒り心頭のベニー松山にタイムリーを浴びて、先制点を献上。その裏、中日は無死満塁からオチョア,ボンジュール大西の連続タイムリーで4点を奪い、一気に逆転に成功。しかし、直後の5回、代打・初芝,堀のイムリーで追いつかれると、フランコに逆転タイムリーを許した所で山本昌は失意のKO。更に、2番手の霊感投手・落合が巨人に友情プレーを踏みにじられて怒り心頭のベニー松山に12号2ランをぶち込まれ、この回、6失点。この後、岡本,川岸とリリーフ陣が立て続けに打ち込まれ、大きく突き放された中日は対ロッテ4連敗となった。ロッテ2番手・山崎は僅か1球で5年ぶりの白星を掴んだ。
FC宮城:悪の温床・楽天1勝4敗
C  002001000  3
E  00002040×  6
勝:吉田1勝0敗1S
負:森0勝1敗
S:福盛2勝1敗5S
本:
嶋8
 ロペス、走者一掃決勝三塁打! 悪の温床・楽天、対広島初勝利!
2点を先制された悪の温床・楽天は5回、キムタクのエラー等でチャンスを掴むと、中村,礒部の連続タイムリーで同点。追いつかれた広島は6回、嶋の8号ソロで勝ち越しに成功。1点を追う悪の温床・楽天は7回、この回から代わった森を攻め、一死満塁とすると、ここで代わった梅津から山崎が同点犠飛。更に、続くロペスが走者一掃のタイムリー三塁打で勝ち越すと、関川がダメ押しのタイムリー二塁打を放ち、この回、一挙4点。8回途中からマウンドに上がった福盛が最後を締めて、対広島初勝利を飾った。
横浜:横浜1勝4敗
Bs 511000003 10
YB 010320001  7
勝:菊地原1勝1敗1S
負:土肥4勝4敗
本:松田さん4、ハマのスペランカー19,20、北川11
 偽バファローズ、15安打10点の猛攻! 菊地原、好救援で移籍初勝利!
初回、偽バファローズは松田さんの4号2ラン等で5点を先制。2回にはブランボーのタイムリー,3回には北川の11号ソロで1点ずつ加え、6点のリード。しかし、横浜は中盤から猛反撃を開始。4回に内川,代打・鈴木なおのりのタイムリー二塁打で3点を返すと、5回にはハマのスペランカーのこの日2本目となる20号2ランが飛び出し、1点差。その後、試合は膠着状態となったが、7−6の儘、迎えた土壇場9回、偽バファローズは無死満塁のチャンス。ここで後藤はゲッツーに倒れたものの、北川,阿部真,鈴木の3連続タイムリーで10点目をあげ、試合を決定付けた。4番手の菊地原は2年ぶりの白星となった。
福岡ドーム:ソフトバンク4勝1敗
S  000011001  3
H  10402000×  7
勝:和田7勝4敗
負:石川4勝4敗
本:
ホルベルト5、金村弟4、バティスタ14
 ホルベルト、会心グランドスラム! 和田、3失点完投で7勝目!
打線好調のソフトバンクは初回、松中のタイムリーで早々と先制すると、3回には無死満塁と絶好のチャンス。ここで松中,J.マッケンジーと内野フライを打ち上げるも、ホルベルトがレフトスタンドへ5号グランドスラムを叩き込み、一気に4点を追加。5回にもバティスタの14号等で2点を加え、ヤクルト先発・石川をKO。4回までは付け入る隙を許さない完璧な投球を見せていたソフトバンク先発・和田は中盤以降、疲れが見え始め、3点を失ったものの、完投で7勝目。これでソフトバンクは4連勝。一方、敗れたヤクルトは4連敗となった。
甲子園:阪神4勝1敗
F  012201000  6
T  00010550× 11
勝:藤川4勝0敗
負:吉崎0勝2敗
本:
SHINJO12、小谷野1、矢野7
 日本ハム、5点差守れず11連敗! 代打・矢野、とどめのグランドスラム!
連敗脱出へ必死の日本ハムは2回にSHINJOの12号ソロで先制するなど、4回までに5点のリード。先発・正田は3回までノーヒットピッチングを展開し、いよいよ長いトンネルの出口が見えたかに思われた。しかし、その後、1点ずつ取り合って迎えた6回、4連打で1点差と迫られ、正田はKO。代わった井場も一死後、代打・片岡にタイムリー内野安打を許し、更に、シャア少佐の内野ゴロの間についに試合は振り出しに。そして、続く7回には一死満塁から代打・町田のタイムリーで勝ち越しを許すと、続く代打・矢野に7号グラントスラムを浴びて、またも5点を失い、一気に突き放された。5点のリードを跳ね返されるショックの残る負け方で日本ハムはとうとう11連敗となった。