6月9日
千葉マリン:ロッテ5勝1敗
G  001000001  2
M  02205100× 10
勝:久保6勝1敗
負:カリメロ5勝3敗
本:
ベニー松山11
 悪太郎、折角の好意をないがしろ! ベニー松山、怒りの11号2ラン!
前夜、矢野のあからさまなインタフェアーが内野安打にされ提訴したロッテだが、パ・リーグ小池会長にあっさり棄却され、怒り心頭。また、あまりに不甲斐ない巨人の戦いぶりに同情し、殺人スライディングでニックンを血祭りにあげると言う友情プレーを演じたにも拘わらず、ニックンを2番ショートの聖域に起用すると言う折角の好意を踏みにじる悪太郎・堀内監督の采配に怒りを爆発させたベニー松山は2回、先頭打者としてヒットを浴びせると、二死二、三塁となった所で李がタイムリー二塁打を浴びせ、2点を先制。直後の3回、巨人は無死満塁と絶好のチャンスを掴むも、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンが2番にあるまじき無茶振りでショートゴロゲッツーに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮する間に1点を取るのが精一杯。だから好意に甘えて黒田をスタメンにしておけば良かったものを…と憤慨するベニー松山はその裏、レフトスタンドへ11号2ランを叩き込み、巨人先発・カリメロは今季最短の3回KO。ロッテは5回には5長短打を集中させ、一気に5点を奪うと、6回には里崎がダメ押しタイムリーを放ち、10点目。「一発に頼るしかなく、二塁に走者がいてもワンヒットで返れない」と完全に巨人をのんでかかっているロッテは先発・久保は8回を1失点に抑える好投で6勝目。惨敗の巨人はまたも最下位脱出のチャンスを逃した。

 左:今季最短3回4失点KOとなったカリメロ
FC宮城:悪の温床・楽天4勝2敗
D  030120000  6
E  000000000  0
勝:野口1勝1敗
負:金田3勝4敗
 ボンジュール大西、先制タイムリー! 野口、3安打完封で今季初勝利!
名手・川相がフル欠場に追い込まれた影響から、悪の温床・楽天相手に球界史上初めてサヨナラ負けを喫し、球界史上初めてシーズン負け越しを食らった屈辱的な汚名を球団史に刻んでしまった中日。この期に及んで落合監督は川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。怒り心頭の中日ナインは2回、ボンジュール大西,荒木の連続タイムリーで3点を先制すると、4回には井端の犠飛で1点を追加。更に、5回にはオチョアのタイムリー,森野の犠飛でダメ押しの2点を追加。先発・野口は悪の温床・楽天を3安打に抑え込む完璧な投球を見せ、完封で今季初勝利をマークした。
横浜:横浜4勝2敗
F  000200010  3
YB 24010000×  7
勝:ハマのチンピラ3勝5敗
負:伊集院光の弟子・金村6勝5敗
本:石井タクロー3

 伊集院光の弟子・金村、まさかの2回KO! 日本ハム、悪夢の9連敗!
エース・伊集院光の弟子・金村を持ってしても、連敗が止まらない。初回、メカゴジラ,ハマのスペランカーのタイムリーであっと言う間に2点を失うと、続く2回には石井タクローの3号3ラン等で4点を許し、早くも6点差と試合を決定付けられた。打っては横浜先発のハマのチンピラ・三浦の前に7回までに1安打に抑え込まれ、12三振を喫するなど、完全に沈黙。これで日本ハムは引き分け2つを挟んで、悪夢の9連敗。一方、横浜は5連勝となった。
西武吹き抜けドーム:西武3勝2敗
S  000000010  1
L  21001000×  4
勝:オツ8勝3敗
負:川島5勝3敗
S:豊田3勝0敗14S
本:
カブレラ13、田原1
 田原、13年目の初アーチ! オツ、ハーラートップタイの8勝目!
規定投球回数到達即防御率1位ランクインを狙うヤクルト先発・川島に対して、初回、カブレラの13号2ランで先制した西武は2回には高波のタイムリーで1点を追加。5回には田原が3年ぶりとなるソロアーチ。川島は6回4失点KOとなり、規定投球回数にこそ届いたものの、防御率は急降下し、初登場1位はならず。ヤクルトは12安打を浴びせながら、11残塁の拙攻で僅か1点しか奪えずに完敗。西武先発・オツは6回無失点でハーラートップタイの8勝目。

広島:広島2勝3敗1分
H  000030103  7
C  000000103  4
勝:星野6勝2敗
負:小山田5勝5敗
本:
J.マッケンジー16、川崎1、野村3、バティスタ13、ラロッカ11
 ソフトバンク、一発攻勢で快勝! 守護神・三瀬は3戦連続KO!
ソフトバンクが全打点を本塁打で叩き出す一発攻勢で快勝。4回まで6残塁と攻めあぐねていたが、5回にJ.マッケンジーの16号3ランで先制すると、7回には川崎が今季初アーチ。9回にはバティスターが13号3ランを叩き込み、ダメ押しの7点目。投げては先発・星野が7回途中まで1失点の好投を見せたが、唯一、気がかりなのが、守護神・三瀬の不振。6点差あると言うのに、最後を任された三瀬だったが、いきなり新井に痛打されると、一死後、松本に死球を食らわせ、続く代打・ラロッカには11号3ランをぶち込まれて、3戦連続KO。後を継いだ吉武が無難に抑え、事なきを得たが、首位・ロッテを追走するにあたり、三瀬の復調が待たれる所だ。
大阪ドーム:偽バファローズ1勝4敗1分
T  100200001  4
Bs 000000000  0
勝:福原3勝7敗
負:JP6勝4敗
 福原、対偽バファローズ2戦連続完封! 阪神、単独首位再浮上!
2四死球と平野のタイムリーエラーでタナボタの先制点をゲットした阪神。4回には藤本がセンターオーバーのタイムリー三塁打を浴びせて、2点を追加。投げては先発・福原が毎回の様に走者を背負いながらも、要所を抑える粘りの投球を展開。阪神は9回にも鳥谷のタイムリーで貴重な1点を追加。その裏、福原は3人で打ち取り、対偽バファローズ2戦連続の完封で3勝目をマーク。阪神はこれで単独首位に再浮上した。