6月4日
東京ドーム:巨人2勝3敗
H  001130000  5
G  000002000  2
勝:和田6勝4敗
負:野間口2勝2敗
S:馬原2勝4敗1S
本:
松中23、バティスタ12、ローズ13
 ナベツネ復帰効果でモチベーション急降下! 野間口、5回KOとまたも背信投球!
ナベツネの復帰が確定的となり、モチベーションが急降下
の巨人。2回一死から、ソフトバンク先発・和田が突然、3連続四球と制球を乱して満塁のチャンスを貰ったものの、キャプラーと入れ替わりで昇格し、即スタメンとなった山田がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で無得点。一方、巨人の先発はラストチャンスで背信投球をかまして、見限られた筈の野間口。恩師・ノムさんがスタンドで見守る中、2回まで無安打に抑えていたが、3回、破戒僧・清原のヘッポコエラー等で一死二、三塁のピンチを迎えると、川崎に犠飛を許して、先制点を献上。続く4回には松中に23号ソロ,5回にはバティスタに12号3ランを被弾し、あえなくKO。相変わらず、一発が出ないと如何ともしがたい巨人は6回にローズの12号2ランで2点を返すも、あとが続かず。8回には一死三塁のチャンスを作り、和田を引きずり下ろすも、2番手・馬原の前にニックン,ローズが連続三振。9回も簡単に三人で打ち取られて、連勝は2でストップ。馬原はプロ初セーブをマークした。
ナゴヤドーム:中日3勝2敗
F  000000000  0
D  10000402×  7
勝:マルティネス1勝0敗
負:正田2勝6敗
 立浪、猛打賞で通算最多安打球団記録更新! マルティネス、来日初白星!
またもや名手・川相がベンチに幽閉される落合監督のオレ流大チョンボ采配が炸裂した中日。復活間近と見られている茂雄の圧力をひしひしと感じながらも、決して腐る事なく黙々と練習に打ち込む川相の姿に心を打たれたナインは初回、立浪が球団史上単独1位となる通算2275本目のヒットを放つなど、二死満塁のチャンスを掴むと、正田の暴投でタナボタの1点を先制。2回以降、立ち直った正田の前に抑え込まれていたが、6回、先頭の井端が四球を選ぶとすかさず二盗。ここで立浪がライト前へタイムリーを放つ効率的な攻撃で1点を追加。更に、二死満塁となった所で谷繁が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、この回、一挙4点。8回には一死満塁から、代打・ボンジュール大西の押し出し死球,荒木の犠飛でダメ押し。投げては先発・マルティネスが7回途中まで無失点の好投を見せると、2番手・平井も好リリーフ。そして、9回、満を持して登場した名手・川相の絶大な安心感に支えられた霊感投手・落合が最後を締めて、完封リレーで3カード連続の勝ち越しを決めた。マルティネスは来日初勝利。
神宮:ヤクルト2勝3敗
E  000001020  3
S  000000001  1
勝:岩隈4勝6敗
負:石川4勝3敗
S:福盛1勝1敗4S
本:山崎7,8

 山崎、2打席連発で全打点! 岩隈、中5日で無四球完投勝利!
不振が続いていた悪の温床・楽天先発の岩隈だったが、中5日登板で甦ったのか、この日は5回まで無失点の好投。一方、ヤクルト先発・石川も5回まで無失点投球を続けていたが、6回、山崎に2試合連続7号ソロを浴びて、ついに先制点を献上。山崎は8回にも2打席連続となる8号2ランを叩き込み、3点目。岩隈は土壇場9回に金村弟の犠飛で1点を許し、完封こそ逃したものの、完投で約1ヶ月ぶりの4勝目をあげた。
西武吹き抜けドーム:西武2勝3敗
YB 001002100  4
L  000000002  2
勝:土肥4勝3敗
負:河原1勝4敗
S:クルーン1勝0敗7S
本:
金城3、カブレラ12
 古巣相手の快投! 土肥、完封目前でKOも4勝目!
0−0で迎えた3回、横浜は一死一、三塁から中村のタイムリーエラーで1点を先制。6回には金城の3号2ランで西武先発・河原をKO。更に、続く7回には相川がダメ押しのタイムリーを放ち、4点目。横浜先発・土肥は古巣相手に8回まで2安打無失点の快投を展開。プロ初完封目前となった9回、一死一塁の場面でカブレラに2試合連続の12号2ランを叩き込まれて降板となったものの、後を継いだクルーンが後続を断ち切った。土肥は4勝目をマーク。
広島:広島1勝3敗
Bs 010002000  3
C  000000010  1
勝:JP6勝3敗
負:大竹3勝4敗
S:大久保1勝0敗7S
 大竹、6回3失点KO! 広島、12残塁の拙攻で4連敗!
3連敗でついに最下位巨人に並ばれてしまった広島だが、この日も先発・大竹が2回に併殺崩れの間に先制点を許す苦しい展開。6回には一死二、三塁から後藤に2点タイムリーを浴びて、3点目を献上。偽バファローズ先発・JP相手に7回まで8安打を浴びせながら、10残塁の拙攻を続けていた広島だが、8回、一死一、二塁のチャンスを作って、JPをKO。2番手・加藤から二死後、代打・浅井のタイムリーでようやく1点をゲット。なおも一、二塁のチャンスだったが、ここで代わった菊地原の前にキムタクがセカンドゴロに倒れて、二者残塁。最後は大久保に3人でねじ伏せられて、4連敗となった。
甲子園:阪神2勝3敗
M  201100000  4
T  201000000  3
勝:セラフィニ4勝1敗
負:江草2勝1敗
S:小林雅0勝1敗17S
本:
ベニー松山10、フランコ12
 フランコ、決勝12号ソロ! セラフィニ、粘りの投球で1ヶ月ぶりの白星!
初回、ロッテがサブローのタイムリーで2点を先制すれば、その裏、阪神はゼブラ今岡のタイムリー二塁打ですかさず同点。3回にロッテがベニー松山の10号ソロで勝ち越せば、その裏、阪神はキュラソ星人のタイムリーでまたまた同点と食い下がる。しかし、4回にフランコの12号ソロで三たびリードを奪われた阪神はその裏から当たりが止まってしまい、追いすがる事が出来ず、7回に連続四球で貰った二死満塁のチャンスにもスペンサーが見逃し三振に倒れて、三者残塁。最後は守護神・小林雅に締められて、万事休す。セラフィニは4月30日以来となる4勝目をマークした。