6月2日 YB−E(横浜):雨天中止
札幌ドーム:日本ハム0勝4敗2分
G  030102000  6
F  002300000  5
勝:カリメロ5勝2敗
負:伊集院光の弟子・金村6勝4敗
S:木佐貫1S
本:
小久保16、清水6,7、稲葉9、ヨン様1
 清水、価値ある2打席連発! 9戦ぶりの白星で連敗脱出!
球団史上初の3試合連続ドローを達成し、4試合連続の期待がかかる巨人だが、札幌に来たと言うのに長丁場ばかりで1度もススキノで豪遊出来ないストレスを晴らすがごとく2回、小久保の16号ソロで先制すると、ガッツな貴公子・仁志の犠飛,清水のタイムリー二塁打で3点をゲット。しかし、この儘、リードを保てないのが今の巨人。先発・カリメロが3回、ガッツの2点二塁打で1点差と詰め寄られると、清水の6号ソロで4点目をあげた直後の4回裏には稲葉から9号2ランを被弾し、同点。更に、続くヨン様に3年ぶりの一発をぶち込まれて、勝ち越し点を献上。1点を追う巨人は6回、先頭の阿部がヒットで出るも、続く斉藤が最悪のセカンドゴロゲッツー。チャンスが潰えたかに見えたが、ガッツな貴公子・仁志が二塁打で繋ぐと、清水がセ・リーグ通算4万号となる2打席連続の7号2ランを叩き込み、逆転に成功。カリメロはその裏、二死一、二塁のピンチを迎えた所でKOとなるも、代わった久保が代打・高橋信を空振り三振に斬ってとり、ピンチを脱出。その後、林を挟んで、最後は木佐貫が3人で締めくくり、ゲームセット。4試合連続ドローの怪記録達成を逃した巨人は9試合ぶりの白星で連敗を5でストップさせた。
 左:5失点KOながらも先発200勝を飾ったカリメロ
ナゴヤドーム:中日2勝4敗
L  000200000  2
D  02100000×  3
勝:人斬り抜刀斎6勝2敗
負:大沼3勝4敗
S:岩瀬1勝1敗14S
本:
福留8
 谷繁、先制タイムリー! 人斬り抜刀斎、粘りの投球で6勝目!
2カード連続を狙う中日だが、この日も落合監督は名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。勝つ気の感じられない指揮官に意気消沈の中日は初回、二者残塁と嫌なスタートを切るも、続く2回、一死二塁から谷繁が先制タイムリー。更に、二死一、二塁となった所で井端がセンター前に弾き返して、この回、2点。3回には福留がバックスクリーンへ8号ソロを叩き込み、3点目。しかし、毎回安打を浴びる苦しい投球が続く先発・人斬り抜刀斎がついに4回に捕まり、二死一、二塁からフェルナンデス,中島の連続タイムリーで2点を献上。人斬り抜刀斎は6回二死一、二塁,7回二死二塁と相次ぐピンチを迎えながら、粘りの投球で凌ぎきると、8回には2番手・岡本が一死一、三塁のピンチをゲッツーで脱出。土壇場9回にはいよいよ三塁の守備に登場した名手・川相の絶大な安心感に支えられながら、守護神・岩瀬がピシャリと締めて、辛くも1点差を守りきり、2カード連続の勝ち越しを決めた。
大阪ドーム:偽バファローズ2勝3敗
S  100200100  4
Bs 000001000  1
勝:川島5勝2敗
負:光原4勝2敗
S:石井2勝0敗12S
本:岩村9、真中2

 川島、30イニングぶりの失点も5勝目! ヤクルト、5連勝で首位キープ!
4年ぶりの首位に立ったヤクルトの勢いはこの日も健在。初回、岩村の9号ソロで先制すると、4回には真中が2号2ラン。24イニング連続無失点中の先発・川島はこの日も立ち上がりから好調で5回まで無失点投球を続けていたが、6回、一死二塁の場面で平野にタイムリーを浴びて、30イニングぶりとなる1点を献上。直後の7回、ヤクルトは寿司職人ラミレスのタイムリーで再び3点差と広げると、8回はゴンザレス,9回は石井と繋ぐ継投で逃げ切りに成功。これでヤクルトは5連勝。
千葉マリン:ロッテ5勝1敗
C  000001000  1
M  00040110×  6
勝:久保5勝1敗
負:長谷川1勝7敗
 久保、1失点完投で5勝目! ロッテ、両リーグ40勝一番乗り!
0−0で迎えた4回、ロッテは一死二、三塁からサブロー,里崎の連続タイムリーの後、今江がスクイズ、更に、小坂にもタイムリー内野安打が飛び出し、一気に4点を先制。これで主導権を握ったロッテは6回にまたも小坂がタイムリー,7回にもダメ押しの1点を追加。投げては先発・久保が8安打を浴びながらも、僅か1点に抑える粘りの投球を見せ、完投で5勝目。一方、広島先発・長谷川はリーグトップタイの7敗目となった。
甲子園:阪神2勝4敗
H  032200020  9
T  010031002  7
勝:フェリシアーノ1勝1敗
負:福原2勝7敗
S:佐藤1S
本:
宮地1、松中22、J.マッケンジー13、シーツ7
 三瀬、よもやの危険球退場! 佐藤、緊急登板でプロ入り初セーブ!
首位陥落の直接原因となる8失点KOを食らった井川がついに二軍落ちとなり、意気消沈の阪神に対して、ソフトバンクは2回、宮地が今季初アーチとなる3ランを叩き込み、先制。続く3回には松中が2試合連続の22号2ラン,4回には川崎が2点二塁打と着々と加点。大量6点のビハインドとなった阪神だが、5回に反撃を開始。3連打で無死満塁とすると、関本,シーツの連続犠飛,キュラソ星人のタイムリー二塁打で3点を返し、ソフトバンク先発・星野をKO。続く6回には鳥谷がタイムリー二塁打を放ち、2点差。ソフトバンクは8回、J.マッケンジーが通算200号となる13号2ランで突き放すと、9回は守護神・三瀬を投入する逃げ切り体勢。しかし、三瀬はいきなりシーツに一発を浴びると、続くキュラソ星人に頭部死球を食らわして、よもやの危険球退場。緊急登板となった佐藤は悠久の若虎・桧山に二塁打を浴びた上、二死後、暴投で1点を失い、2点差。更に、鳥谷を歩かせて、一発が出れば、サヨナラのピンチに追い込まれたが、最後は代打・スペンサーをファーストへのファールフライに打ち取り、何とか逃げ切った。急場を凌いだ佐藤はプロ初セーブ、5番手・フェリシアーノは来日初勝利をマーク。阪神は今季初めて甲子園での3連戦3連敗となった。