6月1日
札幌ドーム:日本ハム0勝3敗2分
G  000030110000  5
F  011020001000  5
本:
SHINJO10、ガッツな貴公子4、ニックン4、青波の長瀬10
 土壇場9回,木佐貫、悪夢の同点被弾! くたびれ儲けの3戦連続ドロー!
7試合勝ち星から遠ざかっている巨人はこの日も序盤から苦しい展開。先発・内海が2回にSHINJOに先制10号ソロを被弾すると、続く3回にもSHINJOにタイムリーを許して、2点目を献上。2点を追う巨人は5回、二死一、三塁からガッツな貴公子・仁志がレフトスタンドへ4号3ランをぶち込んで、一気に逆転に成功。しかし、それも束の間、その裏、一死二、三塁のピンチを迎えた所で内海はKO。代わったシコースキーがSHINJOのショートゴロの間に同点とされると、連続四球で満塁とした挙げ句に、金子にも押し出し四球を与えて、勝ち越し点を献上する体たらく。1点を追う巨人は7回、無死満塁と絶好のチャンスにガッツな貴公子・仁志は最悪のショートゴロゲッツーに倒れるも、この間に三塁走者が返って、同点。続く8回には怒濤のチャンスブレイクでインケツパワーを溜め込んだニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2番にあるまじき無茶振りでレフトスタンドへ4号ソロを叩き込み、ついに勝ち越し。巨人は9回にも二死満塁とダメ押しのチャンスを作るも、8回の一発でインケツパワーを使い果たしたニックンが2番にあるまじき無茶振りでファーストへのファールフライに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、三者残塁。インケツパワーの使い所を誤るニックンの醜態で流れに乗りきれない巨人はその裏、抑え役を任された木佐貫が青波の長瀬に10号ソロをぶち込まれ、3試合連続の延長に突入。しかし、巨人は12回まで一人の走者も出せない有様でまたも白星が消滅。リリーフ陣の踏ん張りでサヨナラ負けこそ逃れたものの、球団史上初となる3試合連続のドロー。これで8試合連続白星なしとなった。
ナゴヤドーム:中日1勝4敗
L  100000020  3
D  000000000  0
勝:帆足5勝3敗
負:グスマン1勝2敗
S:豊田3勝0敗12S
本:
中村11
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 5安打零敗で好投のグスマンを見殺し!
後半戦巻き返しを狙う気が全く感じられない落合監督はこの日も名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。これ幸いと西武は初回、中村のタイムリーで1点を先制。中日先発・グスマンは2回以降は立ち直り、西武打線を翻弄する力投を展開。何とかグスマンを援護したい中日は西武先発・帆足の前に3回まで僅かに1安打と沈黙していたが、6回、二死から立浪,T.ウッズの連打の後、福留が歩いて、満塁のチャンス。しかし、ここでオチョアがレフトフライに倒れて、三者残塁。7回にも二死一、二塁のチャンスを掴んだが、井端がサードゴロに倒れて、二者残塁。川相不在を痛感させる様な拙攻ぶりにしびれを切らしたか、直後の8回、霊感投手・落合が中村に11号2ランを叩き込まれる始末。最後は守護神・豊田に苦もなく捻られて、ゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わった中日は怒濤の拙攻三昧で完封負けを喫した。
大阪ドーム:偽バファローズ2勝3敗
S  120000420  9
Bs 001000000  1
勝:藤井3勝3敗
負:川越2勝4敗
本:
下山2
 ヤクルト、打線爆発で4年ぶり首位浮上! 藤井、1失点の好投で3勝目!
初回、寿司職人ラミレスのタイムリー二塁打で先制したヤクルトは続く2回には城石,宮本の連続タイムリーで2点を追加。3点を追う偽バファローズは3回、下山の2号ソロで1点を返し、2点差。3−1の儘、迎えた7回、ヤクルトは無死満塁から宮本が押し出し四球を選ぶと、青木,岩村の連続タイムリーで4点を奪い、試合を決定付けた。8回には城石のタイムリーなどでダメ押しの2点を追加。先発・藤井は下山に一発を浴びた以外は危なげのない投球を展開。9回は花田にマウンドを譲ったものの、3勝目をマーク。ヤクルトはこれで阪神を抜いて、4年ぶりに首位に浮上した。
横浜:横浜4勝0敗
E  200001000  3
YB 50011002×  9
勝:セドリック4勝2敗
負:山村1勝4敗
本:
山崎5、石井タクロー2、小池5,6、メカゴジラ5、ハマのスペランカー17、村田9
 横浜、驚異の一発攻勢! 初回4発の猛攻で逆転勝ち!
初回、山崎の5号2ランで先制された横浜だったが、その裏、石井タクロー,小池の連続アーチであっと言う間に追いつくと、更に、金城のヒットを挟んで、メカゴジラ,ハマのスペランカーにも連続アーチが飛び出して、一気に逆転。4回にはナベコーの相次ぐ暴投により、1点を追加。この後も横浜は村田の9号ソロ,小池のこの日2本目となる6号2ランと一発攻勢で加点し、突き放した。投げては先発・セドリックが3失点完投で4勝目をマーク。悪の温床・楽天はこれで4連敗。

千葉マリン:ロッテ4勝1敗
C  000010001  2
M  01400200×  7
勝:小野6勝1敗
負:佐々岡0勝5敗
本:
李13、ベニー松山9
 小野、2失点完投で6勝目! 佐々岡、3回5失点KOで5連敗!
広島先発・佐々岡に対して、ロッテは2回、李の13号ソロで先制すると、続く3回にはベニー松山が9号3ラン,橋本のタイムリーで4点を加え、早くも佐々岡をKO。一方、ロッテ先発・小野の前に4回まで僅か1安打と沈黙していた広島は5回一死から、連打を浴びると、石原の犠飛でようやく1点をゲット。更に、二死満塁とチャンスを広げたものの、キムタクがレフトへのファーストフライに倒れて、三者残塁。これで完全に流れはロッテに移り、6回にベニー松山の2点タイムリーでダメ押し。ロッテ先発・小野は8安打を浴びながらも2点に抑える粘りの投球で完投で6勝目。一方、佐々岡は未だに白星なしの5連敗となった。
甲子園:阪神2勝3敗
H  112040310 12
T  000002030  5
勝:斉藤5勝0敗
負:井川4勝3敗
本:
ズレータ17,18、松中21、J.マッケンジー12、ゼブラ今岡10
 井川、自己ワースト8失点KOの大乱調! 阪神、完敗で首位陥落!
ソフトバンク打線が初回から爆発。まずバティスタのタイムリーで先手を取ると、2回にはズレータ,3回には松中に一発が飛び出して、早くも4点のリード。更に、5回には松中,宮地,稲嶺のタイムリーで4点を加え、阪神先発・井川をKO。終盤にも一発攻勢で加点したソフトバンクが快勝。先発・斉藤は6回2失点で無傷の5連勝。敗れた阪神はヤクルトと入れ替わりで、ついに首位陥落となった。怒り心頭の岡田監督は井川を5年ぶりに二軍降格させる事を示唆した。