5月28日
大阪ドーム:偽バファローズ2勝2敗1分
G  000000000  0
Bs 00013001×  5
勝:吉井2勝0敗
負:野間口2勝1敗
 吉井、7回途中無失点の力投で2勝目! 巨人、今季2度目の5連敗!
僅かに年俸500万円(推定)の偽バファローズ先発・吉井が巨人の金満打線を4回まで僅かに1安打と手玉に取る好投を展開。一方、吉井との年齢差、実に18歳と言う巨人先発のルーキー・野間口の前に3回まで無失点に抑え込まれていた偽バファローズだが、一度は地獄を見た男の執念の力投に何とか報いたいと、4回、五島のタイムリー二塁打でついに均衡を破る先制点をゲット。続く5回には一死一、二塁から大西,後藤のタイムリー二塁打で3点を追加し、大きく突き放した。吉井はリードを貰っても気を抜く事なく、黙々と投げ続け、7回二死から連打を浴びて降板したものの、堂々の無失点投球。この後、菊地原−加藤−香月がパーフェクトリリーフを見せて、完封リレーで吉井に2勝目をプレゼント。野間口登板時の不敗神話も断たれた巨人はこれで今季2度目の5連敗。故障から復帰の木佐貫が8回に初登板を果たすも、3連打で満塁のピンチを作った挙げ句に押し出し四球で1点を許すなど、不甲斐ない内容と、投打に渡り、いい材料がなかった。
福岡ドーム:ソフトバンク3勝2敗
D  000000101  2
H  01210503× 12
勝:和田5勝4敗
負:山井1勝3敗
本:
ズレータ15、T.ウッズ13
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 山井、失意の9失点KO!
川相効果で悪夢の連敗を脱出。交流戦後半戦初戦を白星で飾り、一気に巻き返しを図りたい中日だったが、この日も落合監督は名手・川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を炸裂。勝つ気の感じられない指揮官に意気消沈の先発・山井は2回、ホルベルトのタイムリーで先制を許すと、、続く3回にはバティスタ,J.マッケンジーにタイムリーを浴び、2失点。4回には無死一塁からホルベルトをサードゴロに打ち取り、ゲッツーと思いきや、これを森野がヘッポコエラー。川相さえいれば…と動揺を隠せない山井は続く宮地にタイムリーを浴び、4点目を献上。川相不在により、心身共に復調の気配が見えないにも拘わらず、落合監督は山井を晒し者にするかの様に続投させていたが、6回には7長短打を浴びて、試合を決定付けられる大量5失点。名手。・川相が悪夢のフル欠場に終わった中日は大惨敗で再び貯金消滅の危機に陥った。ソフトバンク先発・和田は川相の出る前に大量リードをつけた事で余裕の投球を展開。散発5安打2失点の完投で5勝目をマークした。
円山:日本ハム1勝4敗
S  113300320 13
F  003100100  5
勝:石川4勝2敗
負:江尻4勝3敗
本:岩村8、金村弟3、ユウイチ2

 ヤクルト、今季最多19安打13点の猛攻! 青木、4安打3得点の活躍!
ヤクルト打線が序盤から猛攻を仕掛けて、圧勝。まず、初回、青木,岩村,寿司職人ラミレスの3連打で先制すると、2回には真中が犠飛を打ち上げ、2点目。そして、3回には5安打を集中して3点を加えると、更に、4回には岩村が8号3ラン。終盤にも金村弟,ユウイチの連続アーチ等で着々と加点し、今季最多の19安打13点。先発・石川は5回4失点と乱調だったが、大量援護に守られて、4勝目をマークした。
FC宮城:悪の温床・楽天1勝3敗
T  000000100  1
E  11000000×  2
勝:金田3勝3敗
負:安藤2勝4敗
S:福盛0勝1敗3S
 金田、7回途中1失点の力投! 悪の温床・楽天、継投決まって初の4連勝!
落合監督のオレ流大チョンボ采配に助けられたとは言え、中日相手に奇跡の3タテをかまし、勢いに乗る悪の温床・楽天はこの日も阪神先発・安藤に対して、初回、吉岡のタイムリー,2回には高須のタイムリーで2点をリード。一方、阪神は悪の温床・楽天先発・金田の前に6回まで散発2安打と苦しんでいたが、7回、一死一、二塁からゼブラ今岡が1点差と迫るタイムリーを浴びせて、金田をKO。更に、代わった玉木からスペンサーが四球を選んで満塁としたものの、浜中は空振り三振。矢野はレフトフライに打ち取られて、三者残塁。以降、吉田−福盛と繋ぐ継投の前に一人の走者も出せず、万事休す。安藤は3回以降、僅かに1安打と言う完璧な投球で完投したものの、援護に恵まれず、4敗目。悪の温床・楽天はこれで球団史上初の4連勝となった。
千葉マリン:ロッテ3勝2敗
YB 000010014  6
M  010000011  3
勝:吉見1勝0敗
負:藪田3勝3敗
本:
メカゴジラ4、李11、村田8、石井タクロー1
 村田、決勝8号2ラン! クルーン、球審の警告に動揺の1失点!

好調のロッテがこの日も先手を取った。2回に一死一、三塁から李がきっちり犠飛を打ち上げて、先制。しかし、横浜は5回にメカゴジラのタイムリーで追いつくと、8回にはまたもメカゴジラがレフトスタンドに飛び込む勝ち越し4号ソロ。その裏、李の11号ソロが飛び出し、同点で迎えた土壇場9回、四球の内川を二塁に置いて、村田がレフトスタンドへ8号2ランを叩き込み、再び勝ち越し。更に、続く石井タクローが今季初アーチを浴びせると、またまたメカゴジラがタイムリー三塁打を放って、ダメ押し。その裏、満を持して登場したクルーンはインチキ二段モーションを使ったり使わなかったりした事に関して、球審から「正々堂々と投げなさい」などとアンフェア呼ばわりされた事に動揺したか、1点を失い、一発が出れば同点と言うピンチを背負ったもの、何とか後続を断ち切った。8回まで2安打に抑え込んだ先発・吉見は今季初勝利をマーク。一方、3番手・藪田が3発被弾する乱調だったのが誤算で、ロッテの連勝は6でストップした。
西武吹き抜けドーム:西武3勝2敗
C  0010100010  3
L  2000100001× 4
勝:大沼3勝3敗
負:永川1勝3敗1S
 豊田、リリーフ失敗もサヨナラ勝ち! 延長10回、細川、劇的な殊勲打!
初回、無死一、二塁のピンチを切り抜けた西武はその裏、二死満塁からフェルナンデスが先制2点タイムリー。5回に同点に追いつかれるも、その裏、すかさず、ベンちゃんのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。先発・河原が6回まで2点に抑えると、7回から星野−森と繋いで、最後は豊田が締める必勝リレーで逃げ切り…と思いきや、土壇場9回、嶋が起死回生の同点タイムリーを放ち、延長に突入。迎えた10回裏、西武は無死満塁と絶好のチャンスを掴むと、ここで細川がレフト前へ弾き返して、今季4度目のサヨナラ勝ち。広島は2併殺11残塁の拙攻が大きく響いた。