5月25日
東京ドーム:巨人0勝2敗
M  002210000  5
G  011001000  3
勝:小林宏7勝2敗
負:内海3勝5敗
S:小林雅0勝1敗14S
本:
ローズ11、大塚3
 内海、5回途中5失点KO! 小林宏、投打に渡る活躍で7勝目!
最下位脱出へリーチをかけ、巨人は2回、一死から6番に昇格したガッツな貴公子・仁志がレフト線へ二塁打を浴びせると、二死後、この日スタメンマスクの小田が三遊間を真っ二つに破るタイムリーを放ち、先制。しかし、直後の3回、先発・内海が投手の小林宏に左中間を破られてからリズムを崩し、一死一、三塁となった所でフクーラに同点タイムリーを許すと、更に、暴投でやらずもがなの勝ち越し点を献上。その裏、ローズのバックスクリーン直撃の11号ソロで追いつくも、直後の4回、大塚に3号ソロを叩き込まれて、再びリードを許す始末。更に、ローズのエラーで一死三塁のピンチを迎えた所で小林宏にスクイズを決められ、この回、2失点。続く5回にもベニー松山にタイムリー二塁打を浴びた内海はここで失意のKO。巨人は6回、ガッツな貴公子・仁志のタイムリーで1点を返し、2点差の儘、土壇場9回へ突入。ロッテ守護神・小林雅に対して、一死から江藤,小田の連打で一、二塁と一発が出ればサヨナラと言うチャンスを作った巨人だが、ここで斉藤はセカンドゴロゲッツーに終わる最悪の展開で万事休す。最下位脱出に失敗したばかりか、交流戦首位の座もロッテに奪われた巨人はこの3連戦早くも負け越しが決定。一方、ロッテ先発・小林宏はバッティングでも自らを援護し、ハーラートップタイの7勝目をあげた。
ナゴヤドーム:中日0勝2敗
E  030110010  6
D  100010000  2
勝:山村1勝3敗
負:グスマン1勝1敗
本:
鷹野2、T.ウッズ11
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 悪の温床・楽天相手にセ・リーグ初の連敗!
川相不在の拙攻拙守で黒星続きの中日だが、この日も落合監督は懲りずに川相を幽閉するオレ流大チョンボ采配を炸裂。初回、福留のタイムリーで先制するも、直後の2回、先発・グスマンがトレーシーの打球を右手に当てるハードラック。志願の続投となったグスマンだが、鷹野の2号2ラン,礒部のタイムリーで3点を失い、あっと言う間にKO。更に、2番手・久本,3番手・川岸も捕まって、1点ずつ献上。2度の満塁のチャンスを逃すなど、攻撃の歯車が噛み合わない中日は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに、T.ウッズの11号ソロで応戦するも、5番手・平井が8回に中村にダメ押しタイムリーを浴びる始末。その裏、中日は無死満塁と3度目の満塁のチャンスを作るも、オチョアは見逃し三振。ここまで3三振と大ブレーキの森野は最悪のセカンドゴロゲッツーでまたも無得点。あまりの低迷にすっかり出番がなくなってしまった守護神・岩瀬が9回に調整登板し、三者三振と怒りの投球。その裏、二死から荒木,井端の連打で粘りを見せたものの、最後は立浪がレフトへ打ち上げてしまい、ゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、3度の満塁のチャンスを逃すなど、10残塁3併殺の拙攻で敗れた中日は交流戦6カード連続負け越し。しかも、「悪の温床・楽天相手にセ・リーグ史上初めて負け越した球団」,「悪の温床・楽天相手にセ・リーグ史上初めて連敗を喫した球団」と言う屈辱の歴史を刻む事になってしまった。
甲子園:阪神0勝1敗1分
Bs 500000001000  6
T  101004000000  6
本:キュラソ星人12、ゼブラ今岡8、スペンサー5、ブランボー11
 阪神、5点差跳ね返すもドロー! ブランボー、起死回生の同点弾!
偽バファローズは初回、6安打を浴びせる集中攻撃で大量5点のビッグイニング。いきな5点を追う展開となった阪神だが、そのら、北川のタイムリーエラー,3回にはキュラソ星人の12号ソロでじわじわと追い上げると、6回にはゼブラ今岡が史上231人目の通算1000安打となる8号2ランを叩き込んだのに続き、スペンサーも5号ソロを放ち、一気に同点。更に、後藤のタイムリーエラーでこの回、4点を奪い、逆転に成功。しかし、土壇場9回、偽バファローズは阪神抑えの久保田に対して、ブランボーが11号ソロを叩き込み、同点。試合は延長に突入したが、両軍決め手なく、結局、延長12回規定でドローとなった。
広島:広島1勝1敗
F  320200010  8
C  002010200  5
勝:ガンちゃん1勝2敗
負:佐々岡0勝4敗
S:横山1勝0敗6S
本:
SHINJO8、尾形6
 SHINJO、先制3ラン! ガンちゃん、中継ぎで今季初白星!
初回、SHINJOの8号3ランでいきなり3点を先制した日本ハムは続く2回には木元のタイムリーで早くも5点のリード。その後、2点ずつ取り合って迎えた5回、広島は尾形の6号ソロで1点を返すと、7回には森笠のタイムリー二塁打,嶋の犠飛で2点差と猛追。しかし、直後の8回、日本ハムは稲葉がダメ押しとなるタイムリーを浴びせ、とどめを刺した。3回途中からリリーフしたガンちゃんはようやく今季初勝利。一方、2回途中で打球を受けて降板となった広島先発・佐々岡はこれで白星なしの4連敗となった。
横浜:横浜0勝2敗
H  201110100  6
YB 000301100  5
勝:斉藤4勝0敗
負:セドリック3勝2敗
S:三瀬2勝0敗16S
本:
バティスタ9、ズレータ14、ハマのスペランカー14、マイケル5
 J.マッケンジー、先制2点打! 斉藤、6回KOも無傷の4連勝!
ソフトバンクがバティスタ,ズレータの一発等で4点のリードを奪うも、横浜は4回、ハマのスペランカー,マイケルの連続アーチで応戦し、1点差。その後もソフトバンクが1点を取れば、横浜が1点を返す、小競り合いが続き両軍2点ずつ取り合うも、どうしても追いつけない横浜は最後は守護神・三瀬の前に反撃を断たれて、ゲームセット。ソフトバンク先発・斉藤は6回途中でKOとなったものの、リリーフ陣の援護を仰いで、4連勝。
神宮・ヤクルト0勝1敗
L  100002010  4
S  001000000  1
勝:霊感投手・松坂4勝5敗
負:藤井2勝3敗
本:
中村9,10、岩村7、カブレラ10、ベンちゃん8
 西武、ソロ4発で快勝! 霊感投手・松坂、12三振の快投で4勝目!
西武は初回、好調・中村の9号ソロで先制。3回に岩村の7号ソロで追いつかれるも、6回、またも中村がこの日2本目となる10号ソロを叩き込むと、続くカブレラも10号ソロと連続アーチで2点を勝ち越し。8回にはベンちゃんが8号ソロを放ち、ダメ押し。ソロアーチ4発と言う淡泊な攻撃ながらも、援護を貰った先発の霊感投手・松坂は12三振を奪う力投を見せ、散発3安打1失点の完投で4勝目を飾った。