5月24日 S−L(神宮):雨天中止
長野:巨人0勝1敗
M  110000126 11
G  000000000  0
勝:小野5勝1敗
負:上原4勝4敗
本:
堀1、ベニー松山8、フクーラ2、橋本2
 ロッテ、4発14安打の猛攻! 投げては4投手完封リレーで圧勝!
交流戦首位とパ・リーグ首位の激突となったこの試合、タナボタや結果オーライではなく、地力で勝ってきた好調・ロッテは巨人先発・上原に対して、初回、堀の今季初アーチで先制すると、2回にはベニー松山が8号ソロと巨人の十八番を奪う一発攻勢。7回には一死二塁からまたもベニー松山がセンタヘ前へタイムリーで1点を加え、上原をKO。一方、巨人は初回、無死一、二塁のチャンスを逃したのを皮切りに7回まで10安打を浴びせながら、7残塁3併殺の拙攻ぶりでゼロ行進を続けるばかり。再三再四のチャンスを巨人が逃しているうちに、流れは完全にロッテに移り、8回にはフクーラが2号2ラン。9回には橋本の2号2ランなど、6長単打で一挙6点を奪い、とどめを刺した。ロッテ投手陣は4投手で完封リレーを達成。11安打で0点と言う大拙攻で敗れた巨人は最下位脱出のチャンスをむざむざ逃した。
ナゴヤドーム:中日0勝1敗
E  010002000  3
D  000100001  2
勝:ホッジス2勝5敗
負:石井2勝1敗
S:吉田1S
 あまりにも遅過ぎた川相投入! 森野、痛恨のタイムリーエラー!
交流戦に入ってから茂雄暗黒政権も顔負けの執拗な川相幽閉策により、黒星を積み重ね、ついに首位陥落となった中日。一方、交流戦に入っても、何ら変わらない負けっぷりでぶっちぎりの最下位街道を驀進中の悪の温床・楽天。交流戦11位と最下位の対決となったこの試合だが、2回、一死三塁のピンチを迎えた中日は森野のタイムリーエラーで先制点を献上。これ程、戦局が悪い状況で、またもや川相にベンチウォーマーを強いる落合監督のオレ流大チョンボ采配に苦しめられる中日は早くも守乱が露呈し、重苦しいムード。4回に福留のタイムリーで追いついたものの、6回、無死一、二塁からトレーシーのピッチャーゴロを石井が手間取り、ゲッツーを取れず、またも拙守でピンチを作った挙げ句、ここから鷹野,斉藤と連続タイムリーを浴びて、2点のビハインド。しかし、最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日は土壇場9回、T.ウッズ,福留の連打で無死一、二塁。ここで名手・川相がピンチバンターで登場か…と思いきや、その儘、打席に入ったオチョアはショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。続く森野がライト線へタイムリー二塁打を放ち、1点差となったものの、川相を使って送っていれば同点と思わずにはいられないナインはガックリ。続く谷繁が内野安打で繋ぎ、代打・ピンキー井上を迎えた所で悪の温床・楽天は福盛から吉田にスイッチ。ここで落合監督は代打の代打として、名手・川相を起用。明らかに使うタイミングが誤っていた上、生きた球を打つ機会を壊滅的に遠ざけられていた影響から、さしもの川相も無念の凡退に終わり、ゲームセット。あまりにも遅過ぎた川相投入が尾を引き、敗れた中日は3位に転落。悪の温床・楽天に対して、セ・リーグ史上初めて負け越すと言う屈辱の歴史に王手をかけた。
倉敷:阪神0勝1敗
Bs 300000001  4
T  100000100  2
勝:JP5勝3敗
負:杉山2勝3敗
S:大久保1勝0敗4S
本:北川10

 後藤、先制タイムリーで3連勝! JP、粘りの好投で5勝目!
偽バファローズは初回、二死一、三塁から後藤,北川の連続タイムリーで3点を先制。早くも大きな援護を貰った先発・JPはその裏、キュラソ星人のショートゴロの間に1点を返されるも、2回以降はつけいる隙を許さない好投で阪神打線を翻弄。しかし、7回、二死走者なしから鳥谷を歩かせると、代打・スペンサーにタイムリー二塁打を許し、1点差。何とか突き放したい偽バファローズは土壇場9回ね先頭の北川が10号ソロを叩き込み、貴重な1点を追加。その裏は抑えの大久保が3人でねじ伏せて逃げ切りに成功。偽バファローズは3連勝で4位に浮上。JPは5勝目をマークした。
広島:広島1勝0敗
F  002000000  2
C  10103100×  6
勝:黒田6勝2敗
負:鎌倉3勝2敗
本:嶋6、木元11、求道者・前田12、尾形6
 嶋、スタメン復帰で汚名返上の2打点! 黒田、3安打完投で6勝目!
昨年の首位打者ながら、開幕からの不振により、この所、スタメン落ちが続いていた嶋が緒方の故障によりスタメン復帰。名誉挽回の機会を得た嶋は初回、いきなりレフトスタンドへ6号先制アーチ。木元の11号2ランで逆転された直後の3回裏にも嶋は同点タイムリーを放ち、復調をアピール。5回には求道者・前田が12号3ランを放ち、一気に勝ち越しに成功。続く6回にも尾形に6号ソロが飛び出し、ダメ押し。先発・黒田は木元に一発浴びた以外は全く危なげない投球で散発3安打の完投で6勝目をマークした。
横浜:横浜0勝1敗
H  100111020  6
YB 000000100  1
勝:杉内7勝1敗
負:アゴくら2勝2敗
本:
大村4,5
 大村、先制&中押しアーチ! 好投・杉内、ハーラートップタイの7勝目!
初回、大村の先頭打者アーチで先手を取ったソフトバンクは4回にも川崎の二塁打等で1点を加えると、5回にはまたも大村がこの日2本目となる5号ソロ。更に、6回には内川のタイムリーエラーで4点目。8回にはホルベルトの2点タイムリーでダメ押し。先発・杉内は立ち上がりからキレのいいボールで横浜打線を寄せ付けず、完封こそ逃したものの、8回1失点の好投でハーラートップタイの7勝目をあげた。