5月22日 東京ドーム:巨人3勝0敗 F 000000000 0 G 00100030× 4 勝:春風亭半ケツ1勝3敗 負:正田2勝4敗 本:小久保13 小久保、全打点の活躍! 春風亭半ケツ、12Kの快投で今季初完封初勝利! 未だに今季白星のない巨人先発・春風亭半ケツは2回まで一人の走者も出さない上々の滑り出し。3回に二死二、三塁のピンチを迎えるも、木元を空振り三振に斬って切り抜ける。もういい加減、春風亭半ケツに白星をつけてやりたい巨人は3回、一死からガッツな貴公子・仁志,清水の連打で一、三塁のチャンス。ここで前夜、インケツパワーを使い果たした怒濤のチャンスブレイカー・ニックンは2番にあるまじき無茶振りでどん詰まりのサードゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。三塁走者の仁志は三本間に挟まれて、あえなく憤死。しかし、続くローズが歩いて満塁となった所で、小久保がレフト前へタイムリーを放ち、清水が先制のホームイン。二塁走者のニックンも無謀にも本塁を狙ったが、楽々憤死となる大暴走で怒濤のチャンスブレイカーぶりを遺憾なく発揮。続く4回には先頭の破戒僧・清原が四球で出塁。ここで矢野がレフト線へ会心の二塁打…と思いきや、何と破戒僧・清原が三塁で悠々タッチアウトとなる鈍足ぶり。二死後、春風亭半ケツが執念のヒットで繋いだものの、ガッツな貴公子・仁志が倒れて二者残塁。相次ぐ拙攻に辟易としながらも、春風亭半ケツは頼れるのは自分の左腕だけとばかりに7回まで10三振を奪う力投で日本ハムに点を与えない。拙攻続きの巨人は7回裏にも二死一、二塁のチャンスを作り、日本ハム先発・正田をKO。ここで代わった2番手・建山に対して、小久保が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ2試合連続13号3ランを叩き込み、貴重な3点を追加。土壇場9回、完封目前の春風亭半ケツに対して、日本ハムは一死から青波の長瀬がライト前ヒットで出ると、続くSHINJOも粘って四球。この時、SHINJOが放り投げたバットが高く舞い上がり、落下地点にいた村田の後頭部を直撃。バッティングに夢中な阿部のヘッポコリードから解き放たれ、村田の好リードに支えられてきた春風亭半ケツは珍プレー大賞を狙わんとばかりのSHINJOのプレーで村田の脳細胞が数千体(推定)破壊された事に怒りを燃やし、続く島田をショートゴロゲッツーに打ち取って、ゲームセット。自己最多の12奪三振と言う快投で自らの今季初勝利をチーム初完封で飾った。今季初めて同一カード3タテを果たした巨人は4連勝。 千葉マリン:ロッテ2勝1敗 D 0000120001 4 M 40310003× 11 勝:渡辺俊7勝1敗 負:中田2勝2敗 本:フランコ10、李10、サブロー1、福留7 名手・川相、悪夢のフル欠場! 5カード連続負け越しで首位陥落! ロッテ先発・渡辺俊はアマ時代に大恩ある名手・川相に対して、中日で最も警戒する選手として警戒している事を公言していたが、それにも拘わらず、落合監督はまたも川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配を敢行。相手の嫌がる事を分かっていながら、それをしないと言う、勝つ気の感じられない指揮官にモチベーションは激減の中日に対して、ロッテは初回、T.ウッズのヘッポコエラーを皮切りに、フクーラのタイムリー,フランコの2試合連続10号3ランでいきなり4点を先制すると、3回には李の5戦連続アーチ等で3点を追加。更に、4回にはサブローに今季初アーチが飛び出して、8点目。中日はこの後、4点を返したものの、序盤の大量点が大きく響き、及ばず。名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、首位陥落となった中日はこれで交流戦5カード連続の負け越しとなった。渡辺俊はハーラー単独トップの7勝目。 福岡ドーム:ソフトバンク1勝2敗 T 103010021 8 H 022000000 4 勝:江草2勝0敗 負:フェリシアーノ0勝1敗 本:ズレータ13、キュラソ星人11 悠久の若虎、決勝タイムリー! 阪神、単独首位浮上! ゼブラ今岡の犠飛で先制を許したソフトバンクは2回、ズレータの13号ソロで追いつくと、大村の勝ち越しタイムリーで阪神先発・能見をKO。しかし、直後の3回、阪神は藤本のタイムリーですかさず同点とすると、キュラソ星人が11号2ランを放り込み、勝ち越し。2点を追うソフトバンクはその裏、ズレータが2点タイムリーを浴びせて、またも同点。4−4で迎えた5回、2つの四球でチャンスを作った阪神は悠久の若虎・桧山のタイムリーで三たび勝ち越し。阪神は終盤にも3点を加えて突き放すと、最後は久保田がピシャリと締めて、逃げ切り。中日が敗れた為、単独首位に浮上した。 広島:広島3勝0敗 E 000002000 2 C 20020330× 10 勝:大竹3勝3敗 負:岩隈3勝5敗 本:ラロッカ9,10、森笠1、求道者・前田11 岩隈、広島の一発攻勢に7失点KO! 悪の温床・楽天、5連敗! エース・岩隈投入で連敗脱出を図りたい悪の温床・楽天は初回、一死三塁のチャンスをむざむざ潰してしまうと、その裏、頼みの岩隈がいきなり先頭の緒方に痛打され、二死二塁となった所でラロッカに9号2ランを浴びて、先制点を献上。4回にはラロッカに2打席連続の10号ソロ,森笠に今季初アーチと2発被弾し、4点目。広島先発・大竹の前に2回以降無安打と抑え込まれていた悪の温床・楽天は6回、一死満塁と久々のチャンスに川口がライト前へ2点タイムリーを放ち、反撃するも、その裏、広島は5本の単打で3点を追加。続く7回には求道者・前田の一発等でダメ押しの10点目を取り、試合を決定付けた。岩隈が6回途中7失点KOと言う無惨な結果に終わった悪の温床・楽天はこれで今季3度目の5連敗。 横浜:横浜2勝1敗 L 030010042 10 YB 11051040× 12 勝:那須野1勝1敗 負:山岸0勝1敗 S:クルーン1勝0敗5S 本:内川2、ベンちゃん7、中村8、ハマのスペランカー12,13 横浜、15安打12点の猛攻! ルーキー・那須野、プロ初勝利! 先制しながら、村田のエラー等で逆転を許した横浜。しかし、1点ビハインドで迎えた4回、一死二、三塁からマイケル,村田の連続二塁打で逆転に成功。更に、石井タクロー,内川も連続タイムリーを浴びせて、この回、一挙5点。7回にはハマのスペランカーが5回に続く2打席連続の13号2ランを放つなど、ダメ押しの4点を追加。8点差をつけられた西武は終盤、猛追を見せたものの、守護神・クルーンを引っ張り出すのが精一杯。横浜先発のルーキー・那須野はプロ初勝利を飾った。 神宮・ヤクルト1勝2敗 Bs 000010211 5 S 000200010 3 勝:吉井1勝0敗 負:河端2勝2敗 S:大久保1勝0敗3S 吉井、古巣相手に2年ぶりの勝利! 土橋、痛恨のタイムリーエラー! 変な名前の助っ人獲得には定評のあるヤクルトが見つけてきた新助っ人・ガトームソンがいよいよ初先発。一方、偽バファローズの先発は昨オフ首になりかけた所を執念のテスト入団により、500万円(推定)と言う破格の低年俸で踏みとどまった吉井。いずれも今季初登板となる二人が一歩も譲らぬ好投を展開していたが、先制点は思わぬ形で入った。0−0で迎えた4回裏、ヤクルトは先頭の青木がヒットで出るとすかさず二盗。ここで岩村がセカンドゴロに倒れるも、平野が痛恨のタイムリーエラーを犯し、青木は労せずして先制のホームイン。更に、リグスの犠飛で1点を加え、この回、2点。直後の5回、偽バファローズは平野が汚名返上のタイムリーを放ち、1点差。ヤクルトは7回、早くもガトームソンから河端にスイッチするも、これが大誤算。いきなり先頭の後藤に二塁打を浴びると、阿部真の犠打で一死三塁となった所で日高に同点タイムリーを許して、ガトームソンの来日初白星を粉砕。更に、二死二塁となった所で早川をセカンドゴロに打ち取るも、これを土橋が一塁へ痛恨の悪送球。リグスと早川が交錯する間に二塁走者・日高が一気に本塁を陥れ、勝ち越しに成功。両軍1点ずつ追加して迎えた土壇場9回にはまたも平野がタイムリーを放ち、ダメ押し。ヤクルトはその裏、二死一、二塁と一発が出ればサヨナラと言うチャンスを作ったものの、最後は岩村が見逃し三振に倒れて、二者残塁。6回を2点で凌いだ吉井は2年ぶりの白星となった。 |